・今回は開幕前に注目の若手選手を数人紹介したいと思います。各チームは無理でした。ごめんなさい。この選手注目ですよ!という選手がいればコメントください
WR Romeo Doubs(GB)
昨年のトップ2WRが移籍してしまったGBで、ドラ2 Christian Watsonより先に頭角を表すかもしれません。
安定してDBからセパレートできる選手で、ハイボールでもローボールでも確保できる技術の高さが光る選手ですね。天井が高い選手では無さそうですが、安定と堅実を好むAaron Rodgersとの相性は良いでしょう。
LB Quay Walker(GB)
こちらはGBのドラ1LBですね。カレッジでは隣のNakobe Dean(PHI)の方が目立ちましたが、サイズがあり速いので1巡指名されました。GBは昨年大ブレイクしたDe'Vondre Campbellの相方を手に入れました。
カレッジ時代はTEカバー、RBカバーを得意としていました。GB守備の柔軟性を上げてくれそうです。
RB Isaiah Pacheco(KC)
プレシーズンで活躍したRBですね。パズも取れる快速系ですが、KCはこの手の選手が多いのでどこまで出番があるかは不明です。NFLへの適応が早かったので、ミスがなければ長く生き残るタイプに感じます。
DE George Karlaftis(KC)
カレッジでは不安定な活躍だったものの、5~7テクまで全てこなせる器用さと、安定したラン守備、スピードのあるパスラッシュを披露した選手です。KCらしいフィジカルなプレイができるDEで、開幕から先発になります。
昨年のKCはDE不足により、Melvin Ingramをトレードで獲得するまではDT Chris JonesをDEで起用し、それが守備崩壊に繋がっていました。Karlaftisが活躍すればそのような自体を避けれるので非常に重要です。
S Jalen Pitre(HOU)
ベイラー大学という身体能力全振りみたいな大学出身なだけあり、速いです。小柄ですが早くてヒットが強いDBらしい選手ですね。おそらくSSで前よりのプレイになると思います。LBと同じラインでセットするプレイも多くなるでしょう。
カバーはまだまだなので、やられることもあるでしょうが、自身の強みであるフィジカルを活かしたプレイが見られるかどうかですね。
CB Derek Stingley Jr(HOU)
True-Frから活躍して将来のドラ1と言われていました。全体3位指名になるほど素晴らしいポテンシャルの持ち主です。フィジカルツールはほぼ完璧ですが、バースト能力が苦手なのでショートヤードの勝負でやられる可能性はあります。またゾーンカバーでは狙われる可能性も感じました。
しかし、予測能力やボールへの寄りなど天性の才能も遺憾無く見せていて、順応すれば一気にスターダムを駆け上がる可能性を感じます。あとはカレッジ時代苦しんだ怪我をいかに少なくキャリアを送れるかですね。
OG Quinn Meinerz(DEN)
贔屓目ありますが、プロボウラーレベルです。昨年の課題であったパスプロでの成長が見られています。BUF相手に完封はポジれますね。元よりブルーワーカーかつランブロックが得意な選手です。フル先発を実力で勝ち取っていますし、本当にブレイクアウトするのではないでしょうか。
OLB Baron Browning(DEN)
昨年のドラ3にして、ILBの先発だった選手です。OLBの方が適正が高かったというフィジカルエリートですね。サイズもスピードもあり、長年チーム3番手だったMalik Reedを追い越すほどの実力を発揮しました。スタッツは控え目かもしれません。控えだけに
RB Travis Etienne(JAX)
ついにベールを脱ぐ昨年のドラ1RBですね。やはりRBトップだけあり、ラン能力が高いですね。パスも取れますし、QB Lawrenceとの相性も抜群です。 しかし、残念ながらJAXのOLが微妙なのでスタッツが伸びなさそうです。
DE Chris Lumph(LAC)
21年のドラ4。DEのサイズでOLBのスピードをもった選手ですね。今年は控えなのですが、プレシーズンで対面を圧倒する活躍を見せていました。プレシーズンでドミネイトできる選手は、レギュラーシーズンで一定の活躍をしますので、Bosa, Mackの控え問題は解決したと見ていいでしょう。
DE A.J.Epenesa(BUF)
パスラッシュのスピードに難のある選手ですが、開幕戦を見る限りそこの問題は解決されたように感じました。とはいえ、フィニッシュ能力の高い選手ではないのでユニット全体でラッシュがかからないと沈黙しそうです。
開幕戦でキャリアハイに並ぶ1.5サックを見せました。今年のBUFは強力なDLがあるため、今後もサック数を稼ぎそうです。ブルラッシュが得意
WR Garrett Wilson(NYJ)
やはりレベルの高いWRですね。体幹が強く、空中でのキャッチ能力が高いです。ルートランも悪くないですし、RACもできます。
NYJ自体が怪我人が多いため、Zach Wilson復帰まではあまり目立たない可能性があります。集中力の欠如による落球があります。
OT Evan Neal(NYG)
NYGはRTをとる余裕があるのか?という疑問を持っていましたが、Nealのパフォーマンスを見れば納得できます。7位における最高の選手でBPAを重視した結果でした。
いきなりプロボウルあるかもしれません。それほどまでに圧倒的なパスプロを披露していました。ランブロックは元から得意なので、そちらも期待ですね。
TE Isaiah Likely(BAL)
ポジションはTEですが、線の細さは完全にWRのそれです。LBとはスピードのミスマッチを生み出し、Sとはサイズのミスマッチを生み出せる選手ですね。残念なのはBALなのにブロックが弱いこと。それでは限定的な起用に留まりそうです。
C Cam Jurgen(PHI)
ネクストJason Kelce。というかKelceを差し置いて先発に定着するかもしれません。とにかくスナップしてからのスピードが早く、それでいて押し込めるだけのパワーもある選手です。小柄なC=非力ではない珍しいタイプですね。
Cながらプルアウトできる機動力、スナップから発進するスピード、パワー。2020年代を代表するだけのポテンシャルを感じました。
LT Charles Cross(SEA)
自慢のパスプロはすでにプロレベルでした。苦手とされたランブロックもそこまで問題を感じないレベルでしたね。SEAで10年はブラインドサイドを守れるでしょう。
まとめ
プレシーズンに主力をほぼ出さないチームもあり、それ故に選手のスカウティングが難しい選手、チームがありました。なので、贔屓のチームの選手がない!と悲観しないでください。見つけれなかっただけです。
今日紹介した選手は、試合を見てて目に止まるポテンシャルがありそうな選手たちです。ぜひ彼らの名前を覚えてから試合を見て欲しいなと思います。あと数時間後にはほぼ全てのチームで試合開始ですね。2022年シーズンも一緒に楽しみましょう。