K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:レギュラーシーズン > 2022シーズン予想


・今回は開幕前に注目の若手選手を数人紹介したいと思います。各チームは無理でした。ごめんなさい。この選手注目ですよ!という選手がいればコメントください


WR Romeo Doubs(GB)

   昨年のトップ2WRが移籍してしまったGBで、ドラ2 Christian Watsonより先に頭角を表すかもしれません。

   安定してDBからセパレートできる選手で、ハイボールでもローボールでも確保できる技術の高さが光る選手ですね。天井が高い選手では無さそうですが、安定と堅実を好むAaron Rodgersとの相性は良いでしょう。


LB Quay Walker(GB)  

   こちらはGBのドラ1LBですね。カレッジでは隣のNakobe Dean(PHI)の方が目立ちましたが、サイズがあり速いので1巡指名されました。GBは昨年大ブレイクしたDe'Vondre Campbellの相方を手に入れました。

   カレッジ時代はTEカバー、RBカバーを得意としていました。GB守備の柔軟性を上げてくれそうです。


RB Isaiah Pacheco(KC)

   プレシーズンで活躍したRBですね。パズも取れる快速系ですが、KCはこの手の選手が多いのでどこまで出番があるかは不明です。NFLへの適応が早かったので、ミスがなければ長く生き残るタイプに感じます。


DE George Karlaftis(KC)

    カレッジでは不安定な活躍だったものの、5~7テクまで全てこなせる器用さと、安定したラン守備、スピードのあるパスラッシュを披露した選手です。KCらしいフィジカルなプレイができるDEで、開幕から先発になります。

   昨年のKCはDE不足により、Melvin Ingramをトレードで獲得するまではDT Chris JonesをDEで起用し、それが守備崩壊に繋がっていました。Karlaftisが活躍すればそのような自体を避けれるので非常に重要です。

   

S Jalen Pitre(HOU)

   ベイラー大学という身体能力全振りみたいな大学出身なだけあり、速いです。小柄ですが早くてヒットが強いDBらしい選手ですね。おそらくSSで前よりのプレイになると思います。LBと同じラインでセットするプレイも多くなるでしょう。

   カバーはまだまだなので、やられることもあるでしょうが、自身の強みであるフィジカルを活かしたプレイが見られるかどうかですね。


CB Derek Stingley Jr(HOU)

   True-Frから活躍して将来のドラ1と言われていました。全体3位指名になるほど素晴らしいポテンシャルの持ち主です。フィジカルツールはほぼ完璧ですが、バースト能力が苦手なのでショートヤードの勝負でやられる可能性はあります。またゾーンカバーでは狙われる可能性も感じました。  

    しかし、予測能力やボールへの寄りなど天性の才能も遺憾無く見せていて、順応すれば一気にスターダムを駆け上がる可能性を感じます。あとはカレッジ時代苦しんだ怪我をいかに少なくキャリアを送れるかですね。


OG Quinn Meinerz(DEN)

   贔屓目ありますが、プロボウラーレベルです。昨年の課題であったパスプロでの成長が見られています。BUF相手に完封はポジれますね。元よりブルーワーカーかつランブロックが得意な選手です。フル先発を実力で勝ち取っていますし、本当にブレイクアウトするのではないでしょうか。


OLB Baron Browning(DEN)

   昨年のドラ3にして、ILBの先発だった選手です。OLBの方が適正が高かったというフィジカルエリートですね。サイズもスピードもあり、長年チーム3番手だったMalik Reedを追い越すほどの実力を発揮しました。スタッツは控え目かもしれません。控えだけに


RB Travis Etienne(JAX)

   ついにベールを脱ぐ昨年のドラ1RBですね。やはりRBトップだけあり、ラン能力が高いですね。パスも取れますし、QB Lawrenceとの相性も抜群です。  しかし、残念ながらJAXのOLが微妙なのでスタッツが伸びなさそうです。


DE Chris Lumph(LAC)

   21年のドラ4。DEのサイズでOLBのスピードをもった選手ですね。今年は控えなのですが、プレシーズンで対面を圧倒する活躍を見せていました。プレシーズンでドミネイトできる選手は、レギュラーシーズンで一定の活躍をしますので、Bosa, Mackの控え問題は解決したと見ていいでしょう。


DE A.J.Epenesa(BUF)

   パスラッシュのスピードに難のある選手ですが、開幕戦を見る限りそこの問題は解決されたように感じました。とはいえ、フィニッシュ能力の高い選手ではないのでユニット全体でラッシュがかからないと沈黙しそうです。

   開幕戦でキャリアハイに並ぶ1.5サックを見せました。今年のBUFは強力なDLがあるため、今後もサック数を稼ぎそうです。ブルラッシュが得意


WR Garrett Wilson(NYJ)

   やはりレベルの高いWRですね。体幹が強く、空中でのキャッチ能力が高いです。ルートランも悪くないですし、RACもできます。

   NYJ自体が怪我人が多いため、Zach Wilson復帰まではあまり目立たない可能性があります。集中力の欠如による落球があります。


OT Evan Neal(NYG)

   NYGはRTをとる余裕があるのか?という疑問を持っていましたが、Nealのパフォーマンスを見れば納得できます。7位における最高の選手でBPAを重視した結果でした。

   いきなりプロボウルあるかもしれません。それほどまでに圧倒的なパスプロを披露していました。ランブロックは元から得意なので、そちらも期待ですね。


TE Isaiah Likely(BAL)

   ポジションはTEですが、線の細さは完全にWRのそれです。LBとはスピードのミスマッチを生み出し、Sとはサイズのミスマッチを生み出せる選手ですね。残念なのはBALなのにブロックが弱いこと。それでは限定的な起用に留まりそうです。


C Cam Jurgen(PHI)

   ネクストJason Kelce。というかKelceを差し置いて先発に定着するかもしれません。とにかくスナップしてからのスピードが早く、それでいて押し込めるだけのパワーもある選手です。小柄なC=非力ではない珍しいタイプですね。

   Cながらプルアウトできる機動力、スナップから発進するスピード、パワー。2020年代を代表するだけのポテンシャルを感じました。


LT Charles Cross(SEA)

   自慢のパスプロはすでにプロレベルでした。苦手とされたランブロックもそこまで問題を感じないレベルでしたね。SEAで10年はブラインドサイドを守れるでしょう。



まとめ

    プレシーズンに主力をほぼ出さないチームもあり、それ故に選手のスカウティングが難しい選手、チームがありました。なので、贔屓のチームの選手がない!と悲観しないでください。見つけれなかっただけです。

   今日紹介した選手は、試合を見てて目に止まるポテンシャルがありそうな選手たちです。ぜひ彼らの名前を覚えてから試合を見て欲しいなと思います。あと数時間後にはほぼ全てのチームで試合開始ですね。2022年シーズンも一緒に楽しみましょう。

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・全32回のラスト。最後まで読んでいただいてありがとうございます。NFLシーズン開幕したので、可能な限り色々な情報をお届けします。


2022年の目標
・勝ち越し

長所
・タレントの多いDL

短所
・OL
・オフェンス


2022年のキーマン
・QB Carson Wentz
・DE Chase Young
   近年のWASはQB問題に悩まされてきました。トレードで獲得したAlex Smithは全治1年に渡る足の大怪我を負い、ドラフト指名した故Dwayne Haskinsは規律の問題からチームを離れました。昨年はTaylor Heinickeにチームを託しましたが、役不足により大きく負け越しました。そのような状況でQB WentzをINDからトレード獲得しました。
   Wentz自身は1年で大きく評価を落としたシーズンで、再起を図るシーズンです。それでもHeinickeよりは能力の高いQBです。彼に期待されるのは無理せずにオフェンスを組み立てることです。Terry McLaulin, Jahan Dotsonという才能のあるWRを上手く活かしたいです。
   昨年はACL断裂によって戦線離脱したChase Youngの復帰はWASの守備にとって最も大きなプラスです。Youngは1年目から2桁近いサックを挙げた選手で、驚異的なスピードを持つ才能豊かな選手です。WASのDLはMontez Sweat, Jonathan Allen, DaRon Payneのドラ1カルテットがいます。彼らが怪我なく過ごせばリーグでも屈指の脅威になるでしょう。


現状
・6~9勝


まとめ
   昨年のWentzを見て、今年の活躍を期待するのは少し難しいです。それほどに昨年のINDでPOを逃したという結果は重いです。それでも昨年よりはプラスの効果をもたらすでしょうから、若いWRたちとのコンビネーションに注目しています。
   DLは過剰投資ですが、その中でもYoungは特筆すべき戦力です。彼がフルパワーを発揮すれば15サックすることも夢ではありません。怪我なくシーズン完走することを期待したいです。
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2022年の目標
・SB進出

長所
・強固なDB
・ランゲーム

短所
・安定しないパスオフェンス


2022年のキーマン
・QB Ryan Tannehill
・OLB Bud Dupree
   昨年のPOで1回戦負けをしたのはTannehillの低調なパフォーマンスのせいでした。もちろん貧弱すぎるレシーバー陣も問題でしたが、INT3つは擁護できません。いくらDerrick Henryが走ってもパスオフェンスがミス連発しては勝てません。OC Art SmithがATLのHCに就任した影響はあるでしょうが、2年目の今年は言い訳できません。
   OLB Harold Landryが怪我での全休が決定しました。エッジラッシュが弱くなり、その分、Dupreeにかかる負担が増えるのは間違いありません。そのなかでどれくらいのパフォーマンスを発揮できるかが重要です。Dupreeは決して安くないサラリーを受け取っていますので、2桁サックはほぼマストではないでしょうか。


現状
・POコンテンダー


まとめ
   地区があまり強くないので、INDとの地区優勝になると思います。なのでPO進出の可能性は充分にあります。しかし、POを勝ち抜いてSBまで到達するとなると、BUF, KCという二大巨頭に勝つ必要があります。
   現状のTENの戦力ではSB到達は無理だと思います。2年前AFC決勝に進んだ時より戦力の上積みがほぼ出来ておらず、明確にAFCの2トップに劣ります。それでも地力はあるため、相手のミスにつけ込んで勝ちを拾うような戦い方ができればSB進出のチャンスはあるでしょう。
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