K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:ドラフトまとめ > 2021NFLドラフト


・JAX編上げるまでに1週間ほどかかりました。選手の動画探してみると時間かかりますが、なるべく詳しく書きたいのでご容赦ください


1-2 QB Zach Wilson(BYU)
   ブリガムヤング大学。モルモン教徒。モルモン教って巡礼あった気がするのですが、卒業したら抜けれるんですかね?
   今年のライジングスターQB枠。一昨年まではパスは上手だけど普通な選手でしたが、最終年で難しいパスの成功率を上げて、チームを勝利に導きました。肩が強く、左ロールから右へ65ヤードのロールバックパス投げれます。ランナーとしても優秀で、QBキープが効果的でした。最大の武器はディープボールで、パスタッチがかなり良く成功率も極めて高かったです
   懸念は過去いくどかの大怪我、そしてBYUの対戦相手がパワー5カンファレンスと比較して落ちることです。パワー5(SEC, ACC, Big10, Pac12, Big12)であれば、10-1の成績でベスト4入れたでしょう
   Patrick Mahomesに比較されることもありますが、あんな規格外モンスター早々いません。よりAaron Rodgersに近いスタイルです(それでもHoF級のポテンシャルを感じさせます)。


1-14 OG Alijah Vera-Tucker(USC)
   OTで使ったら噴飯物です。LGにしてBectonとやばい左側を築いて欲しい
   昨年はLT、その前はLGをやっていました。OT出来るスピード、前への出足の強さがあります。OTでは弱点になったエッジラッシュもOGなら範囲が狭くなるので問題ではなかったです。ミーン(卑劣な。非常に粘り強く嫌らしいブロッカーを指す単語。OLにとっての褒め言葉)なブロッカーです
   正直OTやるのはきついです。運動能力はありますが、腕短め、体重軽め、OTのパスプロは不安です。OGならプロボウラー狙えます。個人的にもトップ15評価していました


2-34 WR Elijah Moore(Ole Miss)
   今話題のD.K.Metcalfくんと同じOle MissのWRです。A.J.BrownもOle Missです
   素晴らしいルートランナーで、フェイクと走るコースでオープンになれます。特にディープルートのフェイクが上手です。jet持たせたりスクリーンしたりと、ガジェットのような使い方も出来ますし、RACも悪くないです
   5-8と小さいです。それに応じて体重も軽いのでフィジカルプレイは強くないです。その関係性からよくスロットに入ります
   昨年のDenzel MimsがXタイプ(スクリメージラインにセットするフィジカル強い系)なので、Jamison Crowderとスロットor Zタイプ(スクリメージラインから離れてセットするタイプ)を分け合う形になりそうです。


4-107 RB Michael Carter(North Carolina)
   ボウルゲームで300ヤードを爆走したRBです。コンビを組んだJavonte WilliamsはDENに2巡で指名されました。
   ゾーン向きのRB。OLの横押しで出来た段差を見つけてスルスルと抜けていくタイプです。視野の広さとカットバックスキルがあり、的確にランニングレーンを見極めます。カットバックでタックルを外す動きを得意とするが、突っ込むことも出来る。パスキャッチは上手
   縦に早いランは苦手としています。密集地帯での強さには欠けています。トップスピードが遅く、OLが弱いと完封されかねない。サイズの割にフィジカルなプレイを好まない
   Javonte Williamsが重戦車系だったので、タイプの違いからアクセントのついたプレイをしていました。絶対的な身体能力に欠けるので4巡ですが、経験値の高さから先発になれる選手です


5-146 LB Jamien Sherwood(Auburn)
   4-3のOLBとして先発していました。主にTEのいるストロングサイドのLBで、TEカバーなどをやっていました。ショートエリアのパスカバーは悪くないです。プルアウトへの反応も良いので、LBに自由度を与えすぎなければ先発になれる可能性もあります
    アンダーサイズかつ運動能力が高くないのが5巡の理由です。軽量LBは敬遠されるトレンドなので、そこが理由でしょう


5-154  CB Michael Carter Ⅱ(Duke)
   4巡に続いてMichael Carterを指名しました。カバー能力の高いCBで、スラントなどに早く反応していますね。アウトサイド、スロットが出来る汎用性があります
   5-10, 184lbsなのでサイズがあまりないですね。


5-175  CB Jason Pinnock(Pittsburgh)
   6-0, 205lbsとサイズに優れたCBです。プレスカバーを得意としていますが、マンツーマンが得意な訳ではないです。WRのリリースを捕まえれないとリカバリーできないですね
   適性はゾーンカバーです。マンカバーは不可能ではないですが…ラン守備は積極的です
   総じてNFLで先発するにはスキルの面で厳しいです。ST選手として試合に出るのが最初の目標です


6-186 S Hamsah Nasirildeen(FSU)
   6-3の大型SSですね。それなりに試合もあり、勢いのあったFSUのリーダーでもありました。
  タックルに入る姿勢が良くて、ランサポートに対して積極的です。球勘も悪くないです。リーダーシップもあります
   一方でカバーは上手ではないです。タックルも甘くブレイクされるシーンが目立ちます。
   前には良いプレイはするものの、後ろには弱いです。このタイプは溢れているので、もう少し細かいカバーが良くなるか、STでのアピールがないと厳しいでしょう。


6-200 CB Brandin Echoles(Kentucky)
   ドラ2でDALへ行ったKelvin Josephの反対側です。特に強みもない、ゾーンカバーのCBです。身体能力も高くないですし、ブロックを外すのも苦手としています。


6-207 DT Jonathan Marshall(Arkansas)
   6-3, 317lbsのNTです。潰れるのが上手ですが、ダブルチームを食い止めたり、押し込むほどのパワーはないです。ラッシュは横の動きでOGをかわすのがほとんどですね。
   サイズの割に動けるので、ローテーションに入れるか注目です


まとめ
   出すまでに時間がかかりました。動画を見れてなかったです。開幕までには全部終わらせたい…
   NYJの傾向はパワー5からの指名ですね。ZachWilson以外全員パワー5出身です。対戦校が強いことでの経験値を重視したのでしょうか?これは分からないですが、フィルムを重視したJAXとは対称的でした
   上位4つがO#なことからも、大きな課題と認識していそうです。あとは彼らが期待通りの活躍を出来るかどうかでしょう
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・オフシーズンを利用したリハビリ投稿。間隔は未定です。とりあえず32チームやりたいですね

・このシリーズはドラフト評価ではなく、個人的な選手の特徴を書いていくものになります。ドラフト評価をつけるものではないことを先に明記します


1-1 QB Trevor Lawrence(Clemson)
   Frから将来の全体1位と言われており、それを見事に叶えることになりました。タイプ: 天才なのにまだ伸び代があるという恐ろしいプロスペクトです。
   最大の魅力は調子が悪くても試合を作ってきたことです。カレッジ通算38-2ですし、今年のクレムソンは微妙…と言われてもトップ4に入ってくる実力は半端ないですね。また、凄いパスタッチがあります。惚れ惚れするボールを投げれます
   課題はターンオーバー。無茶してターンオーバーすることがありました。積極性が裏目に出たパターンなので、ここら辺をコントロール出来ると手が付けれなくなりそうです


1-25 RB Travis Etienne(Clemson)
   こちらもFrから走りまくった選手。Lawrenceとオプションで組んでいただけあり、ハンドオフに問題はないでしょう。
   爆発的なランが出来る選手でありながら、ホールが空くのを辛抱強く待てます。穴が空いた瞬間に飛び込む能力は今年のトップです。昨年エントリーしていたらトップRB指名だったのではないでしょうか。最低限のパスレシーブも可
   Najee Harrisに先を越されたのはスキームフィットの問題でしょう。2番目だから〜と心配はいりません


2-33 CB Tyson Campbell(Georgia)
  名門UGAでFrから先発していました。上背と身体能力が特徴ですね。SECで強いWRたちとマッチアップしてきました。しっかりカバーで付いていくことが出来ます。最近流行りの大型CBです
   紙一重でパスを通されたり、試合ごとにムラっけがありました。技術的に向上が望まれます。1年目は温かく見守るのが良さげ


2-45 OT Walker Little(Stanford)
   能力だけなら1巡確定レベルです。正面で相手を捉える能力に優れていて、捉え続けて密着する能力があります。ブロック捕まえたら押し込めるLTですね
   運動能力は決して高くない選手ですが、問題はそこではないです。2019,2020を怪我とopt outでほぼ全休していることですね。2018のフィルムしかないという…怪我が治っていれば先発LTやれるでしょう


3-65 S Andre Sisco(Syracuse)
   タックルの上手なSですね。ラン守備への意識が高く、ブロック受けも厭わない性格はプラスです。ヒット好きなんだと思います。前がかりなので上がるプレイを得意としています。後ろに下がるのは苦手。あとPAはがっつりやられそう
   課題はパスカバー。ディープは苦手だし、マンカバーも結構やばいです。使い所が難しいというか、狙われると穴になりそう。パシュートコース悪いですね。スピードも平凡なので修正すべきです
   カレッジではロールフリーっぽい使われ方されていますね。2~3列目で色々しています。それ故かカバー責任もなく、ブリッツもなく、ただオープンでキャリアーに絡むシーンが多いです。適性はおそらく2.5列目SSでしょうか。Kareem Jacksonのようにゾーンカバーで前向きにプレイさせると力を発揮するでしょう


5-145 TE Luke Farrell(Ohio State)
   先発をしていたブロッキングTEです。運動能力は高くないですが、フレームのサイズと粘り強さがあります
   オフセットのTE(wingなんて呼ばれたりもします)に入ったりと、プロで要求されそうなブロックの形は一通りやってます。フレームを捉えきれなくてもしっかり足を寄せていきますね
   レシーバーとしてはあんまり信用できないでしょう。JAXもそういう意図で取った訳では無いでしょうし。ブロッカーとしてどれだけNFLでやれるのか


7-209 WR Jalen Camp(Georgia Tech)
   定期的に身体能力お化けが出てくるGTのWRになります。最大の武器はそのキャッチ力で、競り合いやタイトな状況でもボールを掴み取ります。パワーとスピードがあり、6-2, 220lbsというサイズで40ヤード4.43秒、ベンチプレス30回は素晴らしいですね
   一方でキャリアで48キャッチと実績に乏しく、また発進のスピードがないのでリリースで非常に苦労します。ルートランもまだソフトです
   控えのWR候補ですが、ルートランが良くなれば先発になれるかもしれません。X固定なので、ライバル次第です


まとめ
   全体的にサイズ重視のドラフトでした。Walker Littleを除いてカレッジでは1番手の選手で、経験もあります。そのLittleにしても試合に出ればドラ1レベルのポテンシャルを見せていた選手です。
   サイズと経験値がある反面、万能性は低くなっています。CampbellやCiscoはどう守備の中で長所を引き出すのか注目したいです
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・そろそろ1日1モックの季節ですね。映像は見たけど書くのが追いついていない…


Micah Parsons(PSU)
   今年のトップLBになります。Pro Dayでも凄く優秀な成績を出しました
   サイズと運動能力の高いLB。特にスピードに優れている。ブリッツで脅威となる。ブロッカーを剥がす術を知っている。ゾーンカバーで滑らかに下がる
    プレイリードの精度は高くない。ボールキャリアーを見つける嗅覚は平凡。キャラクターの問題が指摘されている
   身体能力に疑いはないですが、カレッジでの活躍はDevin WhiteやRoquan Smithに劣るため、10位~20位くらいでの指名になるのではないでしょうか


Jeremiah Owusu-Koramoah(Notre Dame)
   こちらはハイブリッド系LBですね。NDのベストプレイヤーでした
   素晴らしいプレイスピードがある。ブリッツで脅威となり、ラン守備では力強いタックルを決める。ゾーンカバーで活躍する
   サイズは小さい。NFLレベルのスロットを相手にカバーするにはクイックネス不足。オープンでのタックル力は高くない
   WLB, S, NCBと表記されていますが、昨年のIsaiah Simmons(ARI)と比較するとよりボックスで活躍する選手だと思います。3-4のILB起用が考えられます


Jamin Davis(Kentucky)
   背の高いLBですね。身体能力に優れるものの先発経験が少ないです
   ボールへの嗅覚が高いLB。ブロッカーをかわしてタックルまで到達する力があります。ゾーンカバーで特に活躍する選手です
   ブロッカーを引き剥がすパワーはないです。捕まると無力です
   2巡上位くらいで指名されそうなLBです。優秀なタックラーであり、カバーマンです。隣のLB次第ではDarious Leonardのような活躍をするかもしれません


Nick Bolton(Missouri)
   筋肉の太いガタイの良いLBです。
   ボールキャリアーをひっくり返すパワータックラー。先発経験が多く、リーダーシップに優れている。ハイモーターでプレイが終わるまでボールキャリアーを追跡する。素晴らしいブリッツァー
   プロレベルではスピード不足。パスカバーでの予測と寄りが遅い。プレイリードを鍛える必要がある。総じてスキルの発展が必要不可欠
   プロレベルで考えるとスピードが足りてないです。そのため、パシュートコースやパスカバーなどを工夫する必要があります。それが出来ればDanny Trevathanのように安定した活躍も期待できます


Zaven Collins(Tulsa)
   3-3-5のOLBという特殊な使われ方をしていましたが、3-4のILBという解釈が出来そうです
   サイズのあるILB。スピードがあり、スペースで頼れるタックラー。パスカバーで活躍する
   ブロッカー受けが上手ではない。
   身体能力とサイズのある選手ですね。それ故にダイナミックな動きもしますが、基本的なスキル不足に見えます。1巡予想もありますが、3日目まで落ちても不思議ではないです


まとめ
   ParsonsとJOKが1巡候補、Davisがその次というのが自分の評価です。最近のLBは身体能力重視ですが、最低限のスキルも必要になります。即先発レベルはほぼ上位なので、即先発欲しいならワンチャンを考えずに2巡まで使うべきでしょう。
   
   
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