K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:ドラフトまとめ > ドラフトプロスペクト2022


・試合のレビューっぽいものは書きましたが、選手のこと書けてなかったです。皆さんにもっと試合を楽しんでいただくために、選手紹介をして行きます。とりあえず今年のドラフト候補から


WR#1 Jameson Williams(Alabama)
   オハイオ州立大学から移籍してきた今年のエース。たぶんトップ10。似ているタイプはJaylen Waddleです。
   とにかく速い。まじで速い。スペースを与えたらとてつもなく厄介ですね。それでいてディープも強く、捕球範囲も広いという。オハイオ州立大学でなかったらもっと早くから注目されてましたよ…弱点はサイズがないこと。ちょっと細いこと。まぁそのくらいは見逃されるものですよ。凄いので
   オハイオ州立大学(今年のドラ1候補が2人います。なおエースWRは来年のドラフトです)のWRトリオはとにかく強いので仕方ないのですが…それにしてもJamesonが控えだったとは…メジャーカレッジ恐るべし


ILB#17 Nakobe Dean(Georgia)
   ジョージア大学の司令塔。気持ちの良いフィジカルタックラーですね。ILBには#7もいるので、試合見る時は注意してください
   スピード&フィジカルを体現した選手ですが、特筆すべきはプレイリードの早さと正確性ですね。プレイサイドに顔出すのが早いです。Roquan Smithを思い出しました。そしてブリッツが強烈です。ちなみにパスカバーもしっかり下がります。完璧かな?
   スピードとフィジカルでフロント7を支えています。いや、本当に速いです。トップ10有り得るかもですね


OT#73 Evan Neal(Alabama)
   今年のトップOT。トップ3で指名されるのではないでしょうか?
   最大の強みは安定したパスプロですね。ずっしりと構えた下半身で相手を正面に捉え、そのままロックすることが出来ます。強力なジョージア大学のエッジラッシャーに、試合を通して活躍させないのは大きいですね。反面ランブロックはすかすことがあります。こちらはバマにしては珍しいですね。バマのOL基本的にランブロックにパラメーター振っているので


NT#99 Jordan Davis(Georgia) 
   6-4, 340lbsの超巨大なNT。それでいて運動能力が高いです。ゴール前でFBできます。やばい
   腰高気味ですが、押されないんですよね。コンボブロックは割って入って壊す敏捷性もあります。珍しいです
   弱点はスタミナとパスラッシュですね。DLはローテーション組んでいますので、長時間フレッシュですが、終盤は割とバテています。パスラッシュは動かないことあり。うーむ


WR#1 George Pickens(Georgia)
   多彩なスキル陣を擁するジョージア大学ですが、Pickensはやはりタレントとして違うなーと感じる選手です。速いのもそうですが、ボールへの執念があります。ダイビングロングキャッチとか決めます。あれは凄かったです
   ロングでもショートでも活躍できます。万能タイプ。でもNFLでエースと言われると…な感じもします。最近のカレッジを見ているともっとやばいWR多いですからね。それこそJamesonとか


QB#9 Bryce Young(Alabama)
   今年エントリーしていたらQBのトップ指名でした。なぜ来年なのか…
   今年は出てきませんが、バマのエースQBです。かつてはQBはびみょーだったバマですか、これで3連続で先発経験者がドラ1になりそうです。Hurtsまで含めれば、4人連続で上位指名です。
   走れる、投げれる身体能力高いQBです。パス能力に自信あるんだなーと感じるパスを投げます。アラバマあるあるで、プレッシャー耐性と、ビハインドから勝つ能力に疑問符は投げかけられています。来年までじっくり査定されることでしょう。


まとめ
   とりあえずドラ1級の、試合を見ていても目立つ選手をピックアップしました。まだいるんですけどね。ジョージアだとDT#95 Devonte Wyatt, TE#19 Brock Bowersですとか、アラバマのOLB#31 Will Anderson Jrとか。AndersonはまだSoなので来年なんですけども。BowersはFrです
   まぁキリがないので、今回はここまでです。あとは試合後の感想になりそうです。どんな試合になるのでしょうか。非常に楽しみです
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・ついに今週末、カレッジ王者が決定します。昨年王者であり、ここ10年常にトップレベルをキープしているアラバマ大学と、同じカンファレンスに所属して、何度も煮え湯を飲まされているジョージア大学との試合です。12月の試合では41-24でアラバマ大学が勝ちました。


アラバマ大学の特徴
・オフェンス
   エースWR#1 Jameson Williamsがガチでやばいです。エースWRとなった世界線のJaylen Waddleみたいな感じですね。つまりNFLドラフトでトップ10級ということです。このWilliamsの個人技を活かしつつも、ランなどを絡めていくのが主なスタイルです。LT#73 Evan Neal(今年のトップOT、ドラフト5位以内の指名が有力視されている)を初めとするOL陣も強力です。
   QBはBryce Young(#9)、2年前の全米トップの高校生としてバマに来ました。タイトウィンドウに投げ込むコントロール、充分な肩の強さ、モビリティーと総合的に良い選手です。ターンオーバーも少ないですね。今年のハイズマン賞も取りました。
・ディフェンス   バマらしいフィジカルでクレバーな守備ですね。各ポジションにタレントが揃っている訳ではないのですが(例年比較)、よく鍛えられています。ゾーンカバーとかかなり上手ですね。   12月の試合では2INT(1つはPick6)を決めて試合を優位に進めることに成功しました。かなり硬いのが特徴です

ジョージア大学の特徴・オフェンス   強力なOLと多彩なスキル陣によって変幻自在に攻めてきます。OLはミシガン大学のDE#97 Aidan Hatchenson(今年のドラフトトップ3で間違いなく指名される)、DE#55 David Ojabo(こちらもドラフト評価でトップ15)を完封しました。   スキル陣はWR#1 George Pickensが最大のタレントです。他にもRB#3 Zamir WhiteRB#4 James Cook(MINのDalvin Cookの弟、ミシガン戦で大活躍)、TE#19 Brock Bowers(スピードのあるTE。なんと1年生)などの選手にボールを散らしていくのが特徴です。   QBはStatson Bennett。苦労人の5年生ですね。詳しくはこちらをhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2d2e6b87749f1be3d22098e733a08bb96461169c?page=3
・ディフェンス   フィジカル&スピードを体現した強力な守備ですね。タックル力がかなり高く、DBまでよく鍛えられています。   DLにはDT&99 Jordan Davis(ドラ1候補の超巨大NT)、LBには#17 Nakobe Dean(トップ10指名の可能性もある今年のトップLB)という素晴らしいプレイヤーがいますが、ローテーションを回しています。その結果、フルタイムスターターではないので、試合の終盤でも元気であり、それが安定感を産んでいます。   弱点はDBですね。両CBは良い選手ですが、トップレベルではなく試合で何度かやられることがあります。

戦前予想   12月の対戦から、アラバマ大学はWR John Metchieがシーズンエンドとなってしまいました。その結果、Jameson Williamsへの依存がより強まっています。12月の試合では2つのロングTDを決めました。今回の対戦でも、Jamesonが何回スペースでボールを持てるかが鍵になってきます。   GeorgiaはロングTD2つやられたこと、INT2つなどがあって負けました。オフェンスが細かく刻むスタイルですので、ミスすると厳しくなってしまいます。オフェンスがミスなく堅実に攻めていけるかが鍵になります。

まとめ   アラバマ大学有利だと見ていますが、今年のジョージア大学はフィジカル的に近年最強であり、それが1試合を通して持続するのが強いです。フィジカル勝負で負荷をかけていくことができれば、勝機はあるでしょう。   大事なのは最初のドライブですね。強い同士で最初にモメンタムを掴むのは大きいです。爆発力があり、後半にもまくれるアラバマ大学ですが、悠長な試合展開をすれば負けます。どういったゲームプランを用意しているのか楽しみですね   
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