・ブロンコスコラムはまた明日にします

・やっている人もいるでしょうが、折角の機会なので僕も調べてみました。


・Maddenの呪いとは?
   NFLの名物解説者だったジョン・マッデンが1988年から監修をしているMadden NFLというゲームがあります。そのパッケージに採用された選手が悉く成績を落とすことから「Madden Curse(マッデンの呪い)」と呼ばれています。
※昨年はペイトリオッツのTEロブ・グロンコウスキーでした。(下は去年の表紙)



・呪いの起源
   マッデンNFLのカバーに現役選手が採用され始めたのが1999年でした。そのMadden NFL 99に採用されたRBギャリソン・ハースト(SFフォーティーナイーズ)が最初とされています。
   今までのべ23人が表紙に採用されています。その23人が表紙に採用される前(つまり「呪い」発動前)は23人合計で110回のプロボウル選出だったのに対して、「呪い」発動後はたった25回しかプロボウルに選ばれなかったそうです。( ;∀;)恐るべし「マッデンの呪い」


・呪われた選手たち(年はマッデンのカバーに準拠)
99年 RBギャリソン・ハースト(49ers)
   98年に1570ヤード7TDを記録。プレイオフでは絶頂期にあったファーブ率いるパッカーズを破るなど破竹の勢いだった。しかし、プレイオフのファルコンズ戦で膝を大怪我。再びプレイしたのは2001年でした。

01年 RBエディー・ジョージ(タイタンズ)
   殿堂入りも果たした名RBも「呪い」の犠牲者となりました。怪我こそなかったものの、前年に1509ヤード、14TDだった成績が939ヤード、5TDになってしまいました…翌年には1165ヤード、12TDを挙げているだけにピンポイントで成績が落ちました。これは呪われてると言えます

02年 QBダンテ・カルペッパー(バイキングス)
   前年に33TD16INTという素晴らしい成績だったカルペッパーですが、この年はわずか14TDに対して13INTと不振に喘ぎます。さらに背中の怪我で11試合の出場に止まりました。

03年 RBマーシャル・フォーク(ラムズ)
   "The Greatest Show on Turf"とまで呼ばれたラムズオフェンスの中心選手でも「呪い」から逃げれませんでした…
前の5年間のうち4年間で1300ヤードランを達成、パスキャッチでも素晴らしい成績を残していたのに、この年は818ヤードしか獲得できず。しかも足首に深刻な怪我を負いました。その後は成績が低下、「呪い」から3年後に引退しました。

04年 QBマイケル・ヴィック(ファルコンズ)
    03年8月に発売されたこのゲーム。表紙を飾ったマイケル・ヴィックはなんてプレシーズンにて右足の腓骨を骨折する大怪我を負います。幸いシーズン中に復帰することが出来たものの、わずか5試合の出場に止まり、ファルコンズも5-11という成績でプレイオフを逃す結果となりました。


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