・札束ビンタは一段落したものの、能力の高い選手は残っています。ここからが第2ラウンド。
DT2人獲得
CINのNTドモタ・ペコと前INDのDTザック・カーを獲得しました。とりあえずデプスは埋まったものの、昨年ひどかったDTクリックが2番手です。更なる補強が欲しいです。
しかし、これで先発が埋まったと見るのも早計だと思います。ペコはNFLで大ベテランに入る12年目を迎えます。数年前のような活躍を期待するのは難しいかもしれません。カーも若手ながら問題があり、FAになっています。ラン守備の改善にはなるかもしれませんが、マリクの穴は埋まっていません。
ロモどうなるの?
OsをトレードしたHOUが先頭を走っているのは間違いないです。彼らはロモを取るためにCBボイエも手放しました。
それに加えて、ロモが放出されてもブロンコスが取りにいく保証はない。という報道もされています。
ブロンコスとしてもチーム整備が中途半端な状態ではロモに飛びつけないのがあります。彼を取ったからすぐにSBではないです(POは行けると思います)。それに昨年とったリンチに見切りをつけるほど素晴らしい選手でもないと思います。
14M相当のキャップヒット(今のブロンコスが動けるほぼ限界額)、数々の故障歴、37歳という年齢、PO経験の少なさを考えるならば良い選択ではないと思います。
OL整備はまだ終わってない
先日Over The CapのLTの契約を見ました。えぇ、BRONCOSという文字がゼロでした。ゼロ。
LTマストニーズですが、FAでは並のLTにトップ10級のお金を払うので、獲得出来ませんでした。ということはドラフトなのですが、今年は近年稀に見る不作の年…幸い20位という位置はトップOTを狙える位置であります。(下にHOUとSEAがいます)
ドラフトでLTを取るならほぼ1巡です。具体的にはギャレット・ボールズかライアン・ラムチェックですね。まぁボールズ取りたい。取れなかったら負けかもしれません…
RGはT.J.ラングを狙っているという話もあります。しかし、昨年の先発だったガルシア、スコフィールドがいますので値段次第でしょう。ドラフトのOGは比較的層が厚いので、4巡辺りでの補強になりそうです。
リチャードソンをトレードで獲得?
ペコは2年7.5Mのスターター待遇ですので、NTはデプス補強だと一先ず考えます。そうなると先発が欲しいのはDT(3テク)になります。ここはマリクが抜けてからの穴ですし、パスラッシュの肝を握っていたことを考えると、それなりの代償が必要になります。(だから年13Mを出してまでカライス・キャンベルに手を出してます)
持ち上がっている話題でこの条件に当てはまるのは、NYJのシェルドン・リチャードソンです。チームにはモハメド・ウィルカーソン、レナード・ウィリアムスという先発がおり、リチャードソンは控えになっています。更に薬物使用で4試合の出場停止も受けるなど、フィールド外での問題もあります。
NYJはベテランカットでキャップを開けたので、リチャードソンを安く放出することはないでしょうが、今年がオプション5年目で来年UFA、タダで流出させるくらいならトレードしたい思惑があります。それに今年の動きの無さから、来年から一気に再建したい意図も見え隠れしています。
リチャードソンのトレードで問題になるのは、ドラフト指名権でしょう。控え、8Mのサラリー、薬物問題、来年UFAで大金マストだとは言え、守備新人になるほどの逸材です。NYJも2巡は欲しいと思っているでしょう。エルウェイだと…4巡+6巡とかでしょうか?
最近だとシーミアンを絡めてのトレード話もあります。詳細はわかりませんが、シーミアンを失わず、2巡を残して(3巡放出は仕方ないです)、リチャードソン取れると良いシナリオになりそうです。
デプス補強どうするの?
OLBはウェアとの再契約があるのでしょうか?
ウェブスターの穴はドラフトでしょうか?
ILBはこのままのメンツで本当に大丈夫でしょうか?
ブロンコスは優勝したときほどデプスは厚くないです。今年のドラフトはOTマストですし、TEでディファレンスメイカーを狙っているとの噂もあります。上位指名を上手く活かして将来のスターターになれる選手を獲得してもらいたいです。
