・ドラフトまであと2週間?いいえ、今週です。(書き始めた時期よ)
Pittsburgh Steelers
Aaron Rodgersを迎えたシーズンは、Rodgersの衰えもありオフェンスが停滞。ディフェンスも良いところは良いが悪いところは悪いという感じで可もなく不可もなく。それでもチームビルディングとMike Tomlinの統率力でPOには進出しました。POでは全くもって上位シードに歯が立たずシーズンオーバーとなりました。
オフェンスはQBが安定しないことで低空飛行が続いています。Aaron Rodgersは年齢による衰えには勝てず、好不調の波が激しかったです。RBもWarrenはエースというタイプではなく、厳しかったですね。レシーバーでは、エースWR George Pickensを放出してD.K.Metcalfを獲得しましたが、このムーブも疑問です。Pickensの方が素行不安はあれど、若いですしMetcalfと同タイプです。TEも含めて小粒なレシーバー陣ですね。
一方でチームを支えたのはディフェンスでしょう。T.J.WattはWatt比較で不調(怪我の影響あり)でしたが、Alex HighsmithにくわえてNick Herbigの台頭も大きかったです。懸念があるとすればSS DeShon Elliott, FS Jalen Ramseyのベテランコンビが先発であることでしょうか。怪我のリスクが怖いですね。
Mike Tomlinが引退し、Mike McCarthyが就任しました。McCarthyは強豪にはなれどSBに勝てないという近年の評価ですが、果たしてどうなるでしょうか?個人的にはPITのHCは長期政権であって欲しい(先見の明でHCを選んで欲しい)ので、McCarthy就任は残念でした。とりあえず、Roethlisberger引退後から不安定なQBの発見とオフェンスの建て直しが課題でしょう。
Baltimore Ravens
今年こそはSB制覇!と意気込んだものの、POにも出場できずに終わりました。シーズン終了後にはHC John Harbaughを解任するサプライズムーブがありました。後任にはLACのDC Jessie Minterが就任しました。
オフェンスはLamar Jacksonの成績低下の影響が大きかったです。特に怪我明けからのパフォーマンス低下は得点力低下というところに如実に表れていると思います(サンプル数は少ないですが、平均得点が10点近く落ちました)。パス成功率もキャリア最低と、怪我が治りきる前に試合に出ていたのはほぼ確実でしょう。そこまで無理するべきだったのか?は議論の余地があるでしょう。あと期待を裏切ったのはWRでしょう。Zay Flowersはパフォーマンスを上げましたが、契約延長したRashod Batemanの大不振(そもそもこの契約延長がミスではないか?)、TE Mark Andrewsのスタッツ低下(年齢による衰えか?)は懸念材料です。レシーバー陣のTDが少ないのはRB Derrick Henryというクローザーがいるので仕方ないですが、ヤードの少なさは気になります。
ディフェンスは弱くなりました。1桁失点の試合もありますが、昨シーズンのCLEやMIA、NYJ相手に決めても価値は低いです。KC, DET, BUF, HOU, CINなどオフェンスが強いチーム相手には30失点以上を許していますし、失点の多い守備になっています。守備悪化の要因の1つはプレッシャー減少、ひいてはサック数減少でしょう。チームトップがDT Travis Jonesというのは。。。ここ数シーズンのエースだったKyle Van Noyはスタッツを大きく落とし、Odafe Owehは結局トレードされました。しかもS Alohi Gilmanということで、DBの層の薄さも課題として露呈しました。DT Madubikeが怪我で離脱してしまった影響もありますが、それでもEdgeは弱いです。全体的にベテランが多い守備なだけに、一気に崩れる危険性も感じました。新HC MinterはLACでネームバリューに左右されない守備を構築していました。彼の手腕でBALが再生される可能性もあります。
さて、26シーズンに向けてベテランFAの放出というか見送りが多かったです。FB Patrick Ricard, TE Isiah Likely, C Tyler Linderbaumなどですね。OGが弱い上にこれらの選手を失っています。逆にDE Trey Hendricksonを獲得しています。ポジションだけを見るのであれば、ドラフトはオフェンス補強が優先!と思われがちですが、弱点はFB, TE, OG, Cとポジションバリューの低い4ポジションです。これを優先して埋めたところでチーム力はそこまで上がりませんし、放出したところを埋めても昨シーズンからの上積みはありません。私としてはEdge or DBの上位指名を推します(オフェンス側なら将来のLT候補)。Hendricksonをとったところで逆サイドのEdgeは弱いですし、デプスを考えてもEdgeは4人くらい欲しいです。CBもMarlon HumphreyがいてNate Wigginsも獲得していますが、怪我人が多く出るポジションですから良い選手がいれば逃す手はありません。SだけはMalaki Starksを獲得した翌年も取るのはちょっと、、、です。
長々と書きましたが、BALは来年すぐにコンテンダーというより、2年後にピークを持っていくのが強いと思っています。1年で埋めるにはロスターの戦力が足りていません。Linderbaum, Hamilton, Flowers以降のドラフト指名選手が伸び悩んでいますから、戦力の充実度が現時点では満足いくレベルではありません。しかしながら、ベテランが多いので衰える前にSB制覇を狙いたい。時間の猶予はありませんので、2年かけてピークを持っていく方が強くなりそうだと思ってます(もちろん26シーズンも勝ちにいきますが、今のAFC強いですからBALが簡単に勝てるとは思えません)。
Cincinnati Benagls
この記事を放置している間に10位指名権でNT Dexter Lawrenceを獲得しました。いや、良い選手です。これは間違いない。しかし、なんでLawrence + 指名権ではないのか?これは問うべきではないでしょうか。3巡ないしは4巡くらい取ってこなくては。。。と書こうと思っていたのですが、DALがNT Quinnen Williamsの対価として26年のドラ2+ 27年のドラ1+選手を放出していました。ほな仕方ないかぁ。まったくDALのオーナーな迷惑な前例を作ったものです
CINというチームは非常に分かりやすく、QB Joe BurvowとWR Ja'Marr Chaseが元気であれば得点力がとても高く派手な撃ち合いができる火力があります。問題はBurrowが割と怪我することでしょうか。来年は元気でいて欲しいですね。2番手WRにはTee Higginsがいます。契約金額が高すぎる以外は欠点のない2番手です。RBにもChase Brownが出てきたのはプラスですね。OLはまぁどこも強くは無いですが、Burrowのサック回避能力が高すぎて誤魔化されている側面はあります。LT Orlando Brownはだいぶベテランですから、そろそろ後釜が欲しいでしょうか。OLについては間違った投資が多いだけで補強の数は打っていますね。当てろ
ディフェンスはDE Trey Hendricksonを放出もとい、トレード失敗によって失いました。愚かすぎる。しかも同地区BALに移籍はちょっと。。。FAではDE Boye Mafe, S Byran Cookを獲得しました。FAマーケットの高騰に巻き込まれた側面もあり、金額に対するバリューは高くないですね。特にCookなんてパスカバーできないSですが大丈夫でしょうか?Daxton Hillが外CBの先発になっていますが、これも大丈夫でしょうか?特徴から考えるとNCB/Sタイプですが。。。
HC Zac TaylorとGM Duke Tobinが残留してしまいましたので、26年シーズンはBurrowの頑張りで順位が変動することになりそうです。なぜ彼らは職を守れたのか?NFL七不思議ですね。CINの選手に目を向ければ、SBに進出した20年シーズンから緩やかにチーム力が低下しています。特に守備の成績低下は顕著で、ここがPO当落選上で争っている要因でしょう。もう少し強い守備があれば安定して10~12勝出来るはずです。CINが強くなりきらない要因はドラ2, ドラ3の的中率が低いことも一端にありますから、今年の2, 3巡指名には注目です。
Cleveland Browns
Deshon Watsonのトレードが失敗に終わった時点で彼らへのダメージが相当なものであることは見えていました。ある意味、社運をかけた肝いりプロジェクトが失敗したようなものですから、低迷期がやってくることは仕方ないとも言えます。
オフェンスについては、GabrielやらSandersやらが先発している時点で語ることはありません。ドラ3とかドラ5のQBですぐに勝てるほどNFLは甘くありません。オフにはOL5枚を刷新するなかなか見ないムーブを見せてくれました。元ドラ1のTytus HowardにZion Johnson, ドラ2のTeven JenkinsにElgton Jenkinsを獲得しました。注目したいのはElgton Jenkinsですね。GB時代はLTからCまで卒なくこなす選手で、ACL断裂前はオールプロ級の選手でした。ここ2シーズンははプレイ内容の悪化が凄いですが、元のパフォーマンスに戻れば大当たりFAになるポテンシャルがあります。WRはJeudyが王様ムーブしている間は強くないです。
ディフェンスはDE Myles GarrettがMichael Strahanの記録を打ち破るシーズン23サックを記録しました。更にLB Carson SchwesingerがDROYを獲得するハイパフォーマンスを見せました。ドラ1 Mason GrahamもGarrettのパフォーマンスに良い影響を与えているようですし、昨年のドラフトは良い結果だったのではないでしょうか。それでも、Wardの逆側のCBだったり、Garrettの逆側のDEだったり光が強すぎるからこそ目立つ影もありますね。
特に言うことはありません。Kevin Stefaskiは優秀でしたが、QBが定まらないチームで勝てるHCはいません。Todd Mokenで良かったのか?は別の話です。Monkenは2年くらいかもしれませんね。CLE長年の願い、QB探しはつづいています。