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さて本編
Jacksonville Jaguars
24シーズン4-13から、13-4で第3シードになりました。前半戦は微妙な戦いでしたが、後半戦は怒涛の8連勝と勢いに乗ってPOに突入しましたが、LawrenceのいくつかのミスとJosh Allenの勝負強さに破れました。それでも、HC Liam Cohenを中心としたチームビルディングは素晴らしい結果を出し、フランチャイズに明るい光が差しています。
オフェンスで最大のトピックはTrevor Lawrenceにブレイクアウトの兆しが見えたことでしょう。Lawrence自体は全体1位指名ですし、5年間は先発していますし、素晴らしいプレイを見せてきましたが、一方で安定感がなく、プレイの一貫性が課題でした。しかし、昨年の後半から一気に安定感が増し、ターンオーバーをせずにTDを決めるスーパーQBになりました。このLawrenceが続くのであればJAXは安泰でしょう。WRにはトレードの噂がちょくちょく聞こえるBrian Thomas JrにTravis Hunterがいます。Hunterは怪我で早々に離脱してしまったのが残念ですが、その影を縫うようにParker Washingtonの台頭があったのは大きかったですね。TE Brenton Strangeも戦力になってきています。課題はOLでLT Walker Littleの安定感のなさ、OG陣の脆弱さは上位対決における課題です。
ディフェンスは選手の入れ替えがありながらも強度の高さを見せています。数年前のFA中心からドラフト中心の移行が少しずつ発生しています。CB Montaric Brownのブレイクはチームとしても大きかったでしょう。EdgeのHines-Allen, Travon Walkerの強力な二枚看板も健在です。課題としては、全体的な層の薄さとLB Devin Lloydの穴でしょう。先発に怪我人が増えた時の守備強度の低下が懸念ですし、Lloydはかなりのスナップ数出ていましたから、そこの強度低下も気になります。
26シーズンに向けてRB ETN, LB Lloydの流出がどう響くのか?は注目です。両ポジションともドラフト上位におけるポジションバリューが低いですから、安直にドラフト上位を使って補強なんてムーブは許されません。上位はLT, CB, Edgeに使っていきたいところです。RBは2巡の下位から、LBは3巡からというイメージで補強できるのがベストシナリオでしょう。
Houston Texans
25シーズンはJAXの後塵を拝したものの、12-5という好成績でPOに進出しました。しかしながら、POではNE相手にオフェンスがほぼ通用せず敗退となりました。
オフェンスはシーズン前にLT Laremy Tunsilを放出する動きに驚かされました。Tunsilはリーグトップ級のLTであり、Win nowモードのHOUに欠かせない選手だと考えていたからです。しかしながら、新たにLTになったルーキーOT Aireontae Erseyが悪くないプレイで大穴にはなりませんでした(他のポジションが悪かっただけとも言う)。26シーズンに向けてOL再建を意気込んだものの、いきなりTytus Howard放出という雲行きの怪しさを見せます。これはサラリーの都合から仕方ないムーブとはいえ、当時のベストラインマンを放出せざるを得ないところがHOUの苦しさでした。結果、FAとトレードでOG Wyatt Teller, Ed Ingram, RT Brendan Smithと補強しました。このベテラン達がどこまで期待通りの活躍を出来るのか?が1つ注目です。スキルポジションに目を向けると、RBの弱さが目立ちました。ベテランNick Chubbに往年のキレはなく、シーズンを通して苦しかったです。トレードで獲得したDavid Montgomeryがどこまでランゲームを支えることが出来るでしょうか。WRはNico Collinsという絶対的な柱はいるものの、2番手以降の不安定さは課題ですね。来年はドラ2 Jayden Higginsのブレイクアウトが望まれます。QB CJ. Stroudについてはよく分かりません。本人の自己評価はリーグトップ5QBらしいですが、強い守備と当たるとパフォーマンスが下がる選手で、POを勝ち抜けるのか?という疑問が残ります。ベストパフォーマンスがルーキー年というのは、、、
ディフェンスはほぼ完璧でした。DE Will Anderson Jrはモンスターシーズンを送ったMyles Garrettに負けたもののDPOY2位ですし、逆側のDanielle Hunterもオールプロ2ndに選出されました(個人的にはHunterではなくBonittoだと思うが)。DBに目を向ければCB Kamarri Lassiter, SS Calen Bullockが素晴らしい活躍をしています。DC Demeco Ryansがいる限り守備は問題ないでしょう。
オフェンスに投資していますが、その結果が出ていないというのが実情です。特に大型投資をしてきたOLが振るわずPOに負けたのは問題でした。ターゲット不足と相まってQB Stroudのパフォーマンス低下にも繋がっています。今年のドラフトもオフェンス中心でしょう。個人的にはドラ1でWRとかありだと思います。
Indianapolis Colts
前半戦のサプライズチームでしたが、後半戦に大失速。Daniel Jonesでは厳しかった。というよりも、あの守備では勝てなかった。という側面も強いのかな?なんて思いました。
オフェンスはRB Jonathan Taylorのランを軸に、TE Tyler Warrenの万能性、WR Alec Pierceの身体能力を活かしたオフェンスが機能しました。OLが優秀だったこともあり、Daniel Jonesの弱点であるプレッシャーに弱い部分を消すことにも成功していました。Jonesの怪我で失速したかと思いきやQBにPhilip Riversを据えることで補うなど、最後までオフェンス力は一定の成果を出しました。
一方のディフェンスは微妙でした。DT DeForest Buckner, DE Laiatu Latuなど局所的に光る活躍をする選手もいましたが、全体で見れば貧弱なパスラッシュに安定しないカバーリングと長所のないユニットだと思います。特にDLはLatuの8.5サックの次がBuckerとDE Payeの4.0サックでかなりキツイです。先発も弱ければローテも弱いと明確な弱点でした。DBもトレードデッドラインでCB Sauce Gardnerを加える積極性を見せましたが、全体的にカバーの脆弱性が目立ちました。
26シーズンに向けてドラ1がない状況は苦しいですね。ディフェンスの建て直しが出来れば勝てるポテンシャルは大いにありますが、ブレイクアウトするプレイヤーは出てくるでしょうか?
Tennessee Titans
焼け野原に咲く一輪の花こと、Cam Wardは健闘しましたが、人材不足とHCの悪手も相まってかなり負けました。最終盤にWardのプレイ内容が向上してきたのは良い傾向でしょう。
オフェンスはCam Wardを迎え入れる体制ではありませんでした。OLは高額FAで獲得したLT Mooreが穴、期待の若手RT JC. Lathamはそれ以上の穴と頭を抱える布陣でした。まぁOG/Cも良いプレイとは言い難いので、ユニット全体で穴でした。WRもエースのCalvin Ridleyが全然ダメ。トップレシーバーがTE Chig Okonkwo、2番目がWR Eric Ayomayor、しかも獲得ヤードは600ヤード未満と頭を抱えたくなる現状です。FAでWan'Dale Robinsonを獲得しましたが、彼もガジェットタイプでありエースWRタイプではないです。RB Tony Pollardもエースというよりは、強い2番手というタイプですので、オフェンスはスキルユニットの弱さも気になったところです。
ディフェンスはDT Jeffery Simmonsの孤軍奮闘が光りました。Simmonsはトレードでも引く手数多だったでしょうが、チームリーダーとして必要という判断だと思います。まだ最低でも2巡は取れたでしょうから。チーム状況としては放出もやむ無しでした。その他の選手について語ることはほぼありません。誰1人先発確約ではないです。これから少しずつ入れ替えが進みそうです。
まとめ
総合力のあるJAX、オフェンスに難のあるHOU、ディフェンスに難のあるIND、再建途上のTENという4チームですね。現状JAXが1歩リードしていますが、HOUは追い抜くチャンスがありそうです。TENはある意味今年のドラフトが再建の成否を担うことになりそうです。今年の指名選手が活躍すれば、2~3年後にPO出場できるだけの戦力が整うでしょう。
コメント
コメント一覧 (3)
目玉人事は、CHIのジョンソン、JAXのコーエン、NEのヴレイベル&出戻りのマクダニでしたが、その前の年に4~5勝に終わったチームが、いずれも地区優勝を果たして結果を出しました。
SBを勝ったSEAのマクドナルドも、24年シーズンの新HC人事の目玉でしたね。
この流れを受けて、今オフはトムリンやマクダーモットまでもがHCの座を降りるという大荒れ人事となりましたが、個人的には、マクドナルドやジョンソンのようなチームを根底から変えてしまう力を持った新HCはいないと思います。
とくに、PITがマカーシーを選んだのは意味不明で、ろくなことにならないのではと危惧されます。
BUFもシャナハンやジョンソンのようなレベルのオフェンス系のコーチがアレンと組めば、すぐにでもSBに勝てると思いますが、アレンはSBに縁の無い星のもとに生まれてきたのかもしれません。
うちはワドルを獲得したとはいえ比較的静かなオフを過ごしていますが、今年の最大のポイントは、あらたにオフェンスのコールを担当するウェブがどういった采配を振るうのかという点にあるような気がしております。
今のオーナーがただの世襲だからです…
若いHCを抜擢した先代と違って中長期的な視点の
組織運用ができる脳みそが無い。でも口出す。
オーナー代わってから衰退の一途です。
詳しくはA北の記事でコメントできればと思いますが、
JAXのコーエンやHOUのライアンズの採用と躍進はホントに羨ましいです…
色んな要素が絡むので無意味な指標なのかなと思っている一方で50%台でチームを勝たせているQBはいない印象なので意見を聞いてみたいです!