・シーズン振り返り第2弾

Denver Broncos
過去記事見てね
https://www.kcatfootball.net/archives/96841600.html


Los Angeles Chargers
   HC Harbaughの2年目シーズンは、POには出場したものの初戦敗退という結果になりました。シーズン終了後にはOC Greg Romanを解雇し、Josh
McDanielと契約しました。一方でDC MinterがBALのHCに栄転となりました。
   開幕前に契約延長したばかりのLT Slaterがシーズンエンド。RTからコンバートしたRT Joe Altもシーズン途中で離脱とアイデンティティでもあったブックエンド両名の離脱は痛かったです。またRBもNajee Harris, Omarion Hamptonのトップ2がシーズン早々にいなくなる展開は痛かったですね。それ以外は結構ダメでした。WR Ladd McConkeyはマークが厳しくなったこともありますが、前年から成績を大きく落としました。WR Quentin Johnstonは開幕直後は良かったですが、段々と成績が低下し2年連続で約700ヤード8TDでした。Johnstonの成績はここら辺が限界っぽいですね。復帰したKeenan Allenもさすがに寄る年並には勝てないですね。開幕前から少し不安のあったWRユニットと違い、期待はずれだったのがインサイドOLでした。FAの目玉でもあったRG Mekhai Bactonがダメダメ、LG Zion Johnson, C Bradley Bozemanも安定していたとは言えない活躍でした。期待はずれや怪我が重なった結果、POではJustin Herbertの孤軍奮闘になったのは残念でした。チームとしての層の薄さや戦術の乏しさが出てしまいました。
   そんなオフェンスがいても勝てていたのはディフェンスが強かったからでしょう。長年チームに在籍していたDE Joey Bosaを放出しましたが、ベテランDE Khalil Mackに加えてTuli Tuipolotuの成長もあり、戦力低下しませんでした。また、DC Minterの守備はあまり個に依存しないためネームバリューの高い選手が少なくても強固でした。特に目立っていたのはS Tony Jefferson, Derwin Jamesかなとは思います。
   26シーズンに向けては、引退したC Bozemanの代わりにWASを解雇されたTyler Biadaszと契約しました。しかしながら、Bectonを解雇しZion JohnsonがCLEに移籍したOGは現状の先発がTrevor PenningとCole Strangeです。かつてのドラ1バストが先発は派手にやばいです。とはいえ、ドラフトでOGを取るべきか?についてはNoです。LACにはポジションバリューを無視してドラ1でニーズを埋めるという悪癖があるのですが、本当にやめた方がいいです。OG2枚いないのは編成のミスですし、2巡以降でも良い選手は指名できます。即戦力が欲しいからドラ1でOGを指名しよう!なんて短絡的なムーブはいけません。WRは大きなニーズですし、1~2年後を考えればEdgeやCBを取るべきです。昨年のHampton指名ですら批判される時代ですから、LACのGMは懸命な判断が求められます

Kansas City Chiefs
   昨年は度重なるWR不足に名将Matt Nagyをもつてしても回答がなく、さらにQB MahomesがACL断裂でシーズンエンドと悪いことが重なりました。戦力としては前年からあまり落ちてはいませんでしたが、他のチームの戦力強化によってシンプルに抜かれましたね。
   オフェンスは名OC Matt Nagy氏を解雇する驚きの動きを見せました。獲得したのは前OC Eric Biennemyです。タレントが全然いないですが、建て直しできるのでしょうか?選手の話をするとWRユニットが課題です。TE Travis Kelceはさすがに衰えが見えてきており(それでもまだ強い)ますし、WR Racee Riceは素行不良に加えて、エースの器足りえ無いことがハッキリしました。WR Worthyはスピードを活かしたリバースやロングのターゲットとしては脅威ですが、ショートからミドルで存在感が薄いです。ここら辺はオールレンジ強かったHillとは明確に違いますね。来年はRBにKen Walkerを加えましたので、ショートはWalkerがメインなのかな?と思います。Walkerはスナップ数多いと怪我しますが、果たして?
   ディフェンスはCB Trent McDuffie放出に踏み切りました。NBとはいえリーグ最高クラスのCB放出には驚きましたが、サラリーの問題と守備におけるCBの重要性の低さ、大きな対価が決め手でしょうか。過去にもMarcus PetersとL'Jarius Sneedはトレード、Charvarius WardはFA移籍とトップCBは引き止めないチームですから、一貫性のある動きだとは言えます。実際FAでMIAのKadar Kohouを獲得しています。ニッケル専門ではありますが良い選手です。どちらかといえば、LBの方が気になります。Nick Boltonは契約延長した後からミスが目立ちますし、Leo Channelも移籍しました。割とLBの重要性は高いスキームだと考えているだけに、ここの完成度は問われそうです。SでCookが抜けましたが、彼は正直微妙なのでGilmanが来たのであればアップグレードでしょう。
   ドラフトでは9位の動向に注目です。メインはWRだと思いますが、TE Kenyon Shadiq(Oregon)なんかも考えられますね。30位はBPAでしょうが、怪我等で落ちてきた選手を取るのが上手ですのでファンは楽しいでしょう。オフシーズンの動きからすると、即SBコンテンダーに返り咲くというよりは2~3年後に再びSBコンテンダーであるための動きに見えます。とはいえ、MahomesとKelceの現役期間を無駄にすることはないでしょう。


Las Vegas Raiders
   SEAで伝説を築いたPete Carrollを招聘しましたが、結果はリーグ最弱、全体1位を獲得しました。Antonio Pierce以下ってある意味すごいです。25シーズンのLVは規律がダメダメでした。Carrollに求められていたのは厳しく選手を統制し、規律を失ったチームを建て直すことだと思っていました。しかし、それは全くできていませんでした。試合を見ていても統率のなさが垣間見えました。タックルミスの多さやラフプレイによる反則などが分かりやすい例でしょうか。ベテランがあれだけいてそれはダメでしょう。解任も仕方ないですね。
   オフェンスはドラ3も出してトレードしてきたQB Geno Smithがダメダメでした。Carrollの要望でしょうが前年さっぱりだったSmithを先発待遇で獲得したのが間違いです。また、OLもLT Kolton Millerを除いてからっきしでした。LT Millerにしたって平均的な先発レベルでしかないですから、ユニットとしては最低クラスでした。ルーキーRB Jeantyだって走るスペース貰えませんよ。開幕前にはJeantyのセットを変えさせるという事件がありましたね。Ken WalkerやNick Chubbなど、ほぼ直立のRBはリーグにもいます。指導したコーチはNFLを見ていないのかもしれません。JeantyについてはTE Bowersと一緒に将来の希望であり、QB Mendozaを支えることになって欲しいですね。WRはいません。Tre Tuckerを先発に置いてはいけません。
   ディフェンスはCrosbyかそれ以外でした。一応LB Devin WhiteとかSS Jamal Adamsとかネームバリューのある選手はいます。いますが、正直微妙でしたね。DBも終わっていますし、DLもダメダメです。Crosby止まった瞬間にパスラッシュは機能不全でした。Tyree Wilsonは最適解のポジションが見つからないままバストの足音が聞こえてきています。
   26シーズンに向けて大補強を敢行しました。使用した金額に対して獲得した選手は今ひとつですけれども、、、C Linderbaumは良い選手ですが、年平均27Mも払う価値はないです。契約延長したい若手がいないために、FAでお金を消費せざるを得ない。負のスパイラルですね。今年は全体1位でQB Mendozaを指名しますが、その後のピックが大事ですね。Khalil Mackを獲得した2014年あたりを思い出すことができれば将来強くなるチャンスがあります。


まとめ
   昨年のチームにJaylen Waddleを加えたDENが26シーズンも優勝候補の筆頭でしょう。KCとLACはFAでウィークポジションの補強ができていませんので、ドラフトの成否が数年後の結果を左右しそうです。KCもLACもWRがトップターゲットでしょうか。
   LVはQB Mendoza以外の指名が重要です。現状はタレント不足ですから、上位は安定感があり一定の活躍が見込める選手を堅実に指名し、下位でポテンシャルのある選手を指名していきたいですね。