・鉄は熱いうちに打て。感想は覚えているうちに書け。ということで2本目の更新。プレビューは諦めますが、今日はJAX, NE, PHIで提出します。PHI, SFはちょっと自信ないですが守備の差でPHIにしました。


LAR@CAR
   思ったよりも接戦になりましたがLARが薄氷の勝利を掴みました。Matthew Stafford最後の逆転ドライブ素晴らしかったですね。比べてBryce Youngは見せ場を作れず。LT Ekwonu離脱という状況でしたが、選択肢がパスだけに絞れた時のYoungは厳しいものがありました。
   前半はCARが積極的な姿勢を見せましたが、4thダウンギャンブル失敗、INT、パントマフと自分たちの攻撃機会を逸するプレイが多かったです。この時点でLAR勝ったなと思いましたが、CAR守備が踏ん張り失点を最小限にしていました。まぁPuka Nacuaのイージードロップなどもありましたけれども。
   LARとしては前半でそこまで点差が開かなかったのが後半の巻き返しに繋がってしまいました。CARはTetairoa McMillanへのマークが厳しい中でJalen Cokerが100ヤード超えの大活躍でした。LARはスロットCB, Sのカバー能力があまり高くないですが、そこのマッチアップで勝てたのが大きかったですね。
   最後はタレントの差が出たと思います。Puka Nacuaは試合を通して止まらなかったですし、Davante AdamsもCARのパスカバーを苦しめました。CARはS Nick Scottがカバーの穴になっており、かなりやられていました。守備は全体的にタレント不足だと感じました。それでもLARがブローアウトする展開を予想していたので、最後まで読めない試合展開で面白かったです。


GB@CHI
   2試合目も最後までもつれる激アツの展開でした。前半はGBが攻守に圧倒して21-3の素晴らしい展開でしたが、後半はCHIが巻き返し最終的には31-27で逆転勝利になりました。GB予想していたのですが、これは良い意味でCHIに驚かされました。
   立ち上がりからGBペースで試合が推移しました。オフェンスはQB Jordan Loveのパスが冴え渡り、WRへの投げ分け、そしてWR Christian Watsonの個人技によるフィニッシュというパターンがハマっていました。Watsonはディープも狙えるWRですが、今年はショートからミドルでスピードを活かしたミスマッチ要員になっていますね。活躍の幅を広げるとともに、GBのターゲットで最も脅威的な選手になりました。Loveも全体的なパス精度の向上が著しく、更に判断の良さやポケットプレゼンス向上などの要素からリーグトップ10QBになりました。パスの取りやすいAaron Rodgersみたいな動きをするようになりました。
   一方でCHIは前半から積極的に4thダウンギャンブルを仕掛けて攻め立てる展開でした。前半はほぼ失敗かつ2つのINT献上と良くなかったですけれども、リスクを取ってでも7点を狙う姿勢は素晴らしかったと思います。「GBに勝つにはFGでちまちま加点しても意味が無い」というメッセージを感じました。
   後半になると逆にCHIペースになりました。TE Colston Lovelandがかなり目立つ活躍でしたし、そこにWR Moore, Luthur Burdenが絡む展開でした。スタッツこそ伸びていませんが、WR Odunzeも4th&10で値千金のキャッチをしています。後半はCaleb Williamsの良さである、粘ってからパスを通す能力、逆境におけるメンタルの強さやプレイ遂行力が見られました。ここら辺はCalebが常に全体一位候補と言われてきた所以ですね。
    逆にGBは後半オフェンスが大失速しました。詳しくは見ていませんが、CHIのパスカバー変更にアジャスト出来なかったように見えました。Loveも後半は前半と比較するとスタッツを大きく落としています。そこにK McManusのキックミス(FG2つにPTA1つ)が重なったこで負けました。PTA1つ決まっていれば同点OTという選択肢があっただけにSTのミスが試合を決める典型例となってしまいました。
   試合後の報道ですと、CHIのHC Ben JohnsonはSB53(NE vs ATL)の23-8経験者であるOG Joe Thuney, DT Grady Jarrettにスピーチしてもらい、カムバックするメンタルを醸成していたとか。逆にGBのHC LaFleurは自身の経験を活かせなかった(LaFluerは当時ATLのコーチ)という対照的なエピソードが生まれました。
   また、この試合はMatt LaFluerというコーチの勝てない部分がはっきりと出た試合だとも思います。LaFleurは就任してから落ち目だったGBを立て直して再びSBを狙えるチームにしました。そしてLaFleurの事前準備は相当高いレベルにあります。前半のオフェンスはCHIの守備を切り裂き、ディフェンスはCHIの攻撃をシャットアウトしていたことからも明白です。しかしながら、後半にかけてアジャストしてきたCHIに対してGBは最後まで明確な答えを出せませんでした。オフェンスは一気に機能不全に陥り、ディフェンスは耐えたものの決壊してしまいました。この念入りな事前準備があるからGBは強豪になりましたが、試合中のアジャストメントの低さからPOで敗北するチームでもあります。
   POはチームのレベルが高く実力が拮抗するからこそ、事前準備だけで勝つことは難しいです。GBファンがLaFleurの解雇を考えるのも、「リードを築いて勝てる試合だったのに、逆転を許す展開が何度もあり、結果POを勝ち抜けない」部分にあるのでは?と考えます。
   今年のGBは主力の怪我に見舞われながらもSBを狙えるチームだっただけに、苦味の残る試合となってしまいました。


まとめ
   NFCはまだ次のカードが決まっていませんが、LARにしろCHIにしろSEAには勝てなさそうだなぁと感じる試合でした。もちろん、これはただの個人の感想なので覆る可能性はありますが、2チームとも不安定な試合運びでした。接戦には強いでしょうが、SEAは付け入る隙をくれないタイプのチームだと思うので
   また、なるべくPOの感想戦は書くようにします。