・レビューだけでも書かねば

LV@DEN レビュー
   29-19で勝利。決して良い内容とは言えませんでしたが、要所でビッグプレイが出たのは大きかったです。
   LVのホームで勝ったのは2015年以来、スイープしたのは2014年以来だそうです。同地区はKCとLVにカモられ続けていたので、それが止まったのは嬉しいですね。なおLACとは1-1の痛み分けを続けています。


今日のオフェンス
   良くは無かったです。LVがランストップに注力したこともあり、Nixのパス中心のオフェンスでしたが、パス精度が良かったとは言えない場面がいくつか見られました。あわやINTも2~3ありましたね。
   それでも、Nixは持ち味のモビリティーで時間とパスコースを作りだしていました。前半は9点止まりでしたが、反則とロスプレイが無ければTDも取れたのではないでしょうか。
   レシーバー陣ではSuttonが97ヤード2TD、Veleが80ヤードと活躍しました。
   HC PaytonはVeleについて、元NOのMarques Colstonを想起させると話していますね。僕も同じ感想を持っていました。サイズがあり、キャッチ力が高く、2人とも7巡指名です。ColstonはBreesと組んで7年連続1,000ヤードレシーブという素晴らしい記録を立てた選手です。Veleもそのくらいスケールの大きな選手になって欲しいですね。
   Suttonはここ5試合くらい大活躍ですが、この試合でもLVのCB陣を支配していました。控えCB RichardsonもCB Jack Jonesもサイズで圧倒する場面が見られました。また、RZの強さは流石ですね。1,000ヤードまで300ヤードを切ったとのことで、2018年以来の1,000ヤードWRも見られそうです。
   OLはRT McGhlinchyがDE Maxx Crosby相手に苦戦しましてが、Nixのモビリティーと併せてサックなしで終われました。Russell Wilsonなら3サックくらいされてそうです。LT Bollesは安定して完封していました。今年のベストLT論争に入るほど素晴らしい活躍をしています。念願のオールプロ1stはあるでしょうか?


ディフェンス
   試合前半はLVのショートパス+ランのパッケージに悩まされましたが、FGに抑えるドライブの方が多く最後の一線は越えさせない守備を見せていました。
   後半になってSS Brandon JonesのINTから逆転に成功すると、リスクをとってパスの増えたLV攻撃陣を抑えることができました。失点は19ですが、点差を考えれば許容範囲でしょう。4QのLVオフェンスのまずい進め方にも助けられた部分はありますが、、、
   この試合で明らかになったのはDE Zach Allenの存在感ですね。かかとを痛めて欠場しましたが、中のランが止まらない以上にプレッシャーがかからなかったです。インサイドラッシャーとして今年のトップ3ですから当然ですが、、、どうやら軽傷らしいのが朗報です。
   OLBはNik Bonittoが10サック目を記録しました。2018年のVon Miller & Bradley Chubb以来とのことです。Bonittoも順調に成長していて嬉しい限りです。この試合では目立たなかったですがJonathan Cooperも10サックは射程圏内なので、2人で2桁サックを達成して欲しいです。
   DBではINTを決めたSS Jonesも良かったですが、対面のWRを抑え続けたCB Surtainも流石ですね。TE Bowersとのマッチアップではサイズで負けず、スピードでは勝るため完封できていました。BowersへのカバーはLB, S, CB色々織り交ぜていたのも効果的でしたね。


まとめ
   ATL戦が良かっただけに落差を感じる試合でしたが、それでも勝ち切れたことは大きいです。着実にチームが強くなっている実感がありますね。
   Bo NixもしきりにOROY(最優秀攻撃新人賞)を受賞するのではないか?と話題になっていますね。残り5試合の結果次第ではありますが、PO進出+25TDとか出来れば可能性はありますね。
   次週はCLE戦です。CLEは今シーズンも苦しんでいますので、しっかりと勝ちたいところですが果たして、、、
   怪我のDE AllenとCB Mossが軽傷なのは朗報です。今年の強さは怪我人がほぼいないことも大きいですし。