今シーズンのPHI
   NFC東地区での優勝を予想していましたが、まさか第1シードを獲得するほどの強さとは想像していませんでした。Hurtsの欠場はあったものの、チーム全体では14-3でRSを駆け抜け、POも2連勝でSBまで勝ち上がりました。
   オフェンスはWR A.J.Brownの獲得が大きかったです。Hurtsとの相性も良くて1400ヤード超えの素晴らしい活躍を送りました。彼と2年目のDevonta Smithによって、前年までWR不足に悩まされていたチームは強力なパス攻撃を築きました。そしてランオフェンスです。オールプロ級4人という錚々たるメンバーが揃ったことで、リーグ最強のOLユニットとなりました。シーズンを経るごとに連携も良くなりました。SF(ラン守備2位)相手でも押し切れるのは本物です。
   ディフェンスはシーズンサック数70と脅威的なフロントが特徴です。70サックは歴代3位の記録であり、歴史的な強さでした。また2桁サックを記録した選手が4人なのも凄いですね。それだけでなく、CB Darius Slay, James Bradberryのコンビはリーグ屈指(Sauce Gardner& D.J.ReedのNYJと甲乙つけがたい)のパフォーマンスを披露しました。FAとドラフトで加入した選手がいずれもインパクトのある活躍をしたのが堅守の要因と見ています。CB Bradberry, LB White, OLB Reddick, NT Jordan Davis, SS CJGJですからね。特にBradberry, Reddickのオールプロ2人を獲得したのがかなり大きかったです。


Hurtsに時間を与えること
   いくら強力なランオフェンスがあっても、KC相手にランだけで勝てると考えるのは楽観的すぎます。油断をしたら1分でTDをとれるのがKCオフェンスの恐ろしいところですから。どれだけランが強くても、結局パスオフェンスの重要性は変わりません。
   今年のHurtsのプレイを見ていると、時間的に余裕のある時は正しい判断をくだせていて、時間を奪われるとスクランブルに切り替える場面が見られました。今のHurtsは短時間で正確な判断をくだすことに難はあります。しかし、強力なOLの後ろ、あるいは自らの足で判断をくだすために必要な時間を稼ぐことができれば、素晴らしいパスを投げていました。
   もちろんKC側もHurtsのスクランブル対策はしてくるでしょうから、ポケットの中にとどまってターゲットを探すのがベストですね。ポケットから追い出されるシーンが増えると、PHIのパス攻撃は苦しくなるでしょう。


Mahomesを仕留めれるのか?
   全ての課題はここにあります。Patrick Mahomesをサックできるか?ここの問題です。
   PHIのDLであれば、KCのOLに勝つことはできるでしょう。だからといってサック出来るわけではないのがMahomesです。サックできなかったらパスを通されます。スペシャルなので
   足首の状態は懸念されるところですが、回復力の高いMahomesですから万全と考えるべきです。悪かったらラッキーです。まぁ足首が痛くてもやばいパス投げてくるので、どのみち油断することは論外です。全力で狩りましょう
   今年のKC相手に、プレッシャーをかけてサイドラインに追い込めば大丈夫。なんてことはありません。仕留めましょう。


まとめ
   PHIは得点が止まれば負けます。今年はそういうチームでした。また、先行したら相当強いので、欲しいのは先制点ですね。PHIは試合をコントロールできる強さがあるので、常にアドバンテージを得ながら試合を進め、相手のミスに乗じて点差を広げるのが理想ですね。
   相手は難敵Mahomesです。30点とれば勝てる可能性が高いので、手を抜かずに取れるだけ得点したいです。攻撃のパターン、Hurtsのパフォーマンスが気になります。