・大変遅くなって申し訳ありません。SBプレビューもしっかり書きます。よろしくお願いします


Mahomesが不振でも勝ってしまった
   やはりPatrick Mahomesは万全ではなかった。序盤こそ怪我の影響を見せませんでしたが、3Qで左に逃げた際に負傷し、そこかららしくないパフォーマンスでした。自爆ファンブルロストなんてお笑いプレイをMahomesがするなんて誰が予想したでしょうか?
   とはいえ、怪我前から本調子ではないと感じるシーンはありました。2Qの終盤にBurrowのINTからフィールド中央で攻撃権が回ってきました。通常のKCオフェンスは、このような相手のミスをきっちり得点に繋げるチームですが、このドライブはパントで終わりました。このドライブが仮にFGだとしたら、16-3で後半でした。しかし結果は13-6で前半を折り返し、CINは勝つための猶予を得たと考えています。
   怪我をしてからのMahomesは明らかに精彩をかいていました。自爆ファンブルに、WR3人が負傷によるターゲット不足。フィールド中央はLB+Sが厚く守るため、得意の困ったらKelceを多用できませんでした。最も問題だったのはモビリティーが制限を受けたことでプレイの制約が増えてしまったことでしょう。CINのパスラッシュはモビリティー抜きで対峙するには強かったです。
   それでも最後は決死のスクランブルからアンネセサリーラフネスをもらって勝ちました。このプレイでOLの反則を指摘する声もありましたが、この試合の基準ではホールディングが出ません。圧倒的にCIN有利な終盤からギリギリの勝ち筋を拾いきったのはさすがでした。


後半2minを活かせなかったCIN
   CINは勝つチャンスがありました。特に後半残り2分半で回ってきたドライブでは、時間を多く消費することも、敵陣に侵入することもできずパントとなりました。このドライブでFGまで行かなくてはいけませんでした。KCに勝つためにはそれが必要でした。もちろん、ポゼッションの開始位置が悪い、KC守備が踏ん張ったという見方はできます。しかし、実力伯仲のマッチアップで、百戦錬磨のKCを相手にするのならば、最低限FG圏内までボールを進めるのがオフェンスの責務です。
   CINは2年連続のSB進出を逃しました。届きそうで届かない頂きにどうすれば行けるのか。近くて遠いいこの距離を来シーズンどう詰めるのか注目です。個人的にはBurrowの更なるステップアップに期待しています。現時点でもBurrowはかなり上手であり、優秀なQBです。しかし、MahomesやAllenと比較するとまだクラッチ力が不十分です。Tom Bradyを見ればわかりますが、試合終盤の重要な局面で求められる結果を出すことが超一流です。そこに到達したのならば、CIN悲願のSB制覇は成されると思います。


Chris Jonesが特別な訳を見た
   かつてもシーズン20.5サックをするなど、リーグ有数のDTであるKCのChris Jonesですが、今年はもう1つステップアップしたと考えています。JonesはこれまでのキャリアでPOでのサックが0回でした。しかし、CIN戦では2サックを決め、それ以外でもCINのOLを大いに苦しめました。
   POで求められる活躍を披露するのは並大抵のことではありません。対戦相手も徹底的に研究し、対策してきます。それでも、それを打ち破って結果を残したJonesは今までよりも恐ろしい選手です。特にKCの守備はJonesがいなければ失点が増えていたであろう内容でしたから、1人で3~7点はCINの得点を減らしたと見ることもできます。さすがでした


まとめ
   KC有利は間違ってはいませんでしたが、ミスが多かったため接戦になりました。CINもHiggins, Chaseという圧倒的有利マッチアップを活かして攻めましたが、Boyd離脱で攻め手が減ったのが痛かったですね。Boydが怪我をしなければ違った未来はあったと思います。
   KCはオフェンスが不調でしたが、ディフェンスが何とか粘ったという試合でした。やはりDBは弱かったですね。それでも2INT奪取をしたり、カバレッジサックを誘発させたりと奮闘したと思います。ここまで苦しい勝ち試合のKCはなかなかレアでした。
   試合中に審判がプレイの巻き戻しをしましたね。We were cut downとか言っていましたが、cut downが何を指すのかはわかりません。進行する上で必要な準備ができる前に、スナップされたと予想しています。結果的にこのドライブはパントで終わり、試合に与える結果は小さいものでしたが、こういったことの無いように進行して欲しいですね