・きました。開幕まであと10日ほどですが、以前から噂されていたQB Russell Wilsonとの契約延長が成立しました。


5年245M、165M保証
   年平均49MはAaron Rodgersに続いてリーグ2番目、165M保証はDeShaun Watson, Kyler Murrayに続くリーグ3番目のメガディールとなりました。これはトレードで獲得した瞬間から予想されていたものでした。Lamar Jacksonなどの契約延長による更なる高騰の前に決着がついて良かったです。
   Russell Wilsonは現在SEAで結んだ契約が2年残っているため、それを消化してからの5年契約になります。そのため、あと7年はDenverに在籍し、総額296Mの金額を受け取る予定です。この契約が満了した時には40歳になるため、生涯最後の大型契約になる可能性がありますね。


なぜこのタイミングでの契約延長なのか
    通常QBの契約延長は、契約のきれる1年前に締結されます。しかし、なぜ2年も早く契約延長をしたのでしょうか?
   これは上にも書きましたが、今後くる大型契約による市場価格の高騰を避けるためでしょう。Patrick Mahomesから始まり、Josh Allen, Matthew Stafford, Aaron Rodgers, DeShaun Watson, Kyler Murrayと大型契約がきています。特にMahomesが年平均で40Mを突破してから、QBはその希少性も相まって高額かつ巨額の保証金つきの傾向が加速しています。そしてこの傾向は更に加速すると予測されています。
   なぜなら23年オフにLamar Jacksonが、24年オフにJoe Burrow, Justin Herbertが契約延長するタイミングが訪れます。彼らは間違いなく高額の契約を受け取ります。そのため、Wilsonもまだ契約が2年残っているからと、契約延長を引き伸ばすと銭闘に巻き込まれ、大きな痛手を被ることになります。それを回避するために、このタイミングでの契約延長だったのでしょう。


George Patonの契約に関するスタンスも関係ありそう
   前GM Josh Elwayも優秀でしたが、現GM George Patonはそれ以上に優秀かもしれません。Patonが就任してから早期に契約延長をしたことで、安価に選手をキープできた例は多いです。
   例えばスターFS Justin Simmonsは4年61Mで合意しましたが、1年後にはMinkah Fitzpatrickが72M, Derwin Jamesが4年76Mで契約しています。WRもCourtland Suttonが4年60M, Tim Patrickが3年30Mで契約延長しましたが、数ヶ月後にはChristian Kirkが4年72Mを受け取り、同年代のDeebo Samuel, D.K.Metcalf, Terry McLaurin, A.J.Brownは年平均22~25Mの契約を結んでいます。たった数ヶ月で相場の基準はかなり高くなっています。
   このような変化の早い中で、主力をキープするために早い段階での締結を目指すPaton GMの動きは良い方向に働いています。今回のWilsonの契約延長も吉と出るのではないでしょうか?


まとめ
   トレードで獲得した時から契約延長は必須でした。Kyler MurrayやDeShaun Watsonの法外なサラリーに驚くこともありましたが、彼らと比較すると実績通りの契約に落ち着いたと感じます。Aaron Rodgers超えてませんし
   QBへの出費は必要経費です。WilsonがいなければDENは優勝を目指すことは不可能です。幸いにもまだルーキー契約の主力が多いので、まずこの2年でSB制覇に向けて頑張って欲しいです。
   とりあえずWilsonをキープできたことで、他の選手との交渉に望めます。OLB Chubb, OG RisnerはFAになる先発なので、今シーズン中の契約延長があるかもしれません。