・RSのスタッツと出場試合数を重視しています。しかし、POで活躍した場合は加点する方式です。最後は好みで決定します。


10、Mike Gesicki(Miami Dolphins)
17試合(9先発), 73キャッチ780ヤード2TD
   今年フランチャイズタグを貼られました。身体能力抜群のTEです。
   ヤードの割にTD数が少ないですが、MIAというチームが得点不足に泣いたシーズンなので、仕方ないのでしょう。SFからMike DanielがHCに就任しました。George Kittleと同じ役割を担うポテンシャルはあるので、ブレイクアウトシーズンになるかもしれません。


9、Dawson Knox(Buffalo Bills)
15試合(14先発), 49キャッチ587ヤード9TD
   もっとキャッチをしていると思っていましたが、600ヤード弱だったのですね。一方でTDは多いので、RZの頼れるターゲットとなっています。
   Knoxはハイライトキャッチが多いので、スタッツよりインパクトがあります。しかし、ブロックまで含めてトータルでバランスの良い選手です。


8、Zach Ertz(Philadelphia Eagles, Arizona Cardinals)
17試合(14先発), 74キャッチ763ヤード5TD
   PHI生え抜きのベテランですが、TE不足に悩むARIにトレードされました。ARIでは、TEの1stオプションとして期待通りの活躍をしました。
   かつてはプロボウル常連でしたが、さすがに年齢による衰えが見られます。それでも頼れるターゲットですが、ブロックでの貢献が低いのであと何年トップフォームで居られるか。


7、Dallas Goedert(Philadelphia Eagles)
15試合(14先発), 56キャッチ830ヤード4TD
   PHIがErtzを放出できたのはGoedertの存在がかなり大きかったです。TE1としてプレイタイムが増えた結果、しっかりスタッツも伸びています。しっかりと実力がある証拠です
   TEで800ヤードは一流です。あとはTDが増えてくると良いのですが、HurtsがTEにパスを通すイメージがあまりないので、どうなるでしょうか。


6、Rob Gronkowski(Tampa Bay Buccaneers)
12試合(12先発), 55キャッチ802ヤード6TD
   今年で2度目の引退を発表しましたが、ラストシーズンも一流のTEでした。衰えてこのスタッツですから、史上最高TE論争に名前が上がるのも当然ですね
   デカくて速いキャッチも出来るTEでした。Tom Bradyとのホットラインは破壊力抜群で、2010年代初頭は全く止まりませんでした。度重なる怪我で悩む時期もありましたが、キャリアを重ねるに連れて怪我も減りましたね。TB移籍後はNE時代ほど支配的な選手ではありませんでしたが、間違いなく脅威にはなりました。


5、Dalton Schultz(Dallas Cowboys)
17試合(15先発), 78キャッチ808ヤード8TD
   Jason Witten退団からTEに悩んでいたDALがやっと見つけた先発TEになります。今年がブレイクアウトイヤーでした。
   Jason Wittenが強すぎて、その後継者にかかる期待値は必然的に高かったです。しかし、やっと納得される選手が現れました。とりあえずフランチャイズタグ指定をされましたが、このレベルのTEの契約が近年はないため、新契約のオファーは慎重に行われそうです。


4、George Kittle(San Francisco 49ers)
14試合(14先発), 71キャッチ910ヤード6TD
   レシーバーとしても優秀ですが、それ以上にブロッカーとしてのレベルが高いです。OTに匹敵するランブロッカーで、SFのランアタックというアイデンティティに大きな貢献をしています。
   なんとまだ5年目と若い選手です。怪我が多いのが玉に瑕ですね。


3、Kyle Pitts(Atlanta Falcons)
17試合(15先発), 68キャッチ1026ヤード1TD
   勝利寄与度で言えばKittleの方が上でしょう。しかし、まともなWRがゼロになったATLで、最も警戒されながら1000ヤードレシーブを達成しました。あと少しでルーキーTEのレシーブ記録を更新する歴史的な活躍でした。
   長い手、WRレベルのスピード、抜群のキャッチ力でボールを取りました。長短問わずに活躍しましたが、何よりも平均15.1ヤードとビッグプレイメイカーの片鱗も見せています。PittsはTEという枠に収まらない選手という評価も間違いではなく、ATLオフェンス次第ですが2020年代のTEのトップに君臨するでしょう。


2、Travis Kelce(Kansas City Chiefs)
16試合(16先発), 92キャッチ1125ヤード9TD
   6年連続で1000ヤード突破しました。オールプロ2ndに7年連続のプロボウラーです。オールプロも1st, 2nd問わなければ6年連続ですね。
   将来的な殿堂入りも確実にしている、現在最も安定したTEです。スタッツに隠れていますが、欠場しない耐久力は素晴らしいですね。TEという肉体的にダメージの多いポジションで、これだけ鉄人なのは珍しいです。


1、Mark Andrews(Baltimore Ravens)
17試合(9先発), 107キャッチ1361ヤード9TD
   4年目で初めての1000ヤード突破、そしてオールプロ1stに初選出されました。長らく続いたKelce, Kittleの天下を打ち破ったのは素晴らしいことです。
   Lamar Jacksonがミドルレンジのパスが得意なため、メインターゲットになりました。BALとしてはWR Rashod Batemanとボールをシェアする予定だったのですが、怪我でシーズンの大半で不在だったため、Andrewsにボールが集まりました。



まとめ
   TEはその多彩な役割から評価の難しいポジションです。その中で800ヤードレシーブは一流、1000ヤードレシーブは別格の数字です。
   長らくAFCのトップTEはKelceでしたが、今年はAndrewsがその座を奪いました。来年以降もこの2人を中心にTEトップの座は推移しそうです。オールプロは、Kelce, Andrews, Kittle, Pittsから選ばれるので、ほぼ確定という流れになってきています。通常はWRの3枠目扱いのFlexにTEから1人選出なんてことも起こるかもしれません。