・スペースで話したことを文字起こしする不定期企画。気が向いたので今週は開催です
LAC@KC
LACのギャンブルは支持されるのか?
答えはYesです。これは明確な理由がありますので、それも踏まえて。
大前提 KC相手に引いたら負ける
対KCにおいて攻めの手を緩めたら負けるというのは、ここ数年ではっきりしたことであり、同地区からすれば当たり前なのです。なので、ゲームプランとしてRZの4thダウンショートは全てギャンブルする。こういう考え方をしていて、それを貫いたのでしょう。失敗したのは結果論です。ゲームプランを遂行した姿勢は最大限の評価であり、最も正しい勝つプランだと思います。
理由1 FG選択は基本的に相手の得点をコントロールできるのが前提
FGで少しずつ得点を積み重ねるのは、相手の得点をコントロール出来る守備力があってこそ成り立つものです。常にTDを取られる試合でコツコツFG重ねて反撃しよう!とはならないのです
今のKCオフェンス相手に、失点を抑えれるディフェンスはなかなかないです。なので、常にTDを目指して攻める必要があります。この観点からも、ギャンブルすることは支持されます
因みにですが、FGを狙う選択が推奨される状況はあります。それは13, 14点差などFGで更に3点を入れることで、相手に要求値の高い得点状況を押し付けれる場合です。16,17点差は3ポゼッションの差に相当しますからね。こういう場合はFGが推奨されます
NOはどうやってTBを完封したのか
Tom Bradyはキャリア初完封だったそうです。それを成し遂げたNOのアプローチを見ていきます
1、4人でラッシュをする
これは過去にも書いたことがあります。Tom Brady相手には4人ラッシュが唯一の正解です。ただし、ラッシュする4人はDLである必要はありません。LBがブリッツするならば、DLがパスカバーに回る。これが条件です。
2、クロス、ディレイブリッツを使わない
Bradyはリリースが早いです。そのため、どうしてもQBへの到達速度が遅くなる、クロスやディレイブリッツは効果が薄いです。NOはスタートの速さでBradyにプレッシャーをかけました
3、中央は縦に速く、コンテインはしっかり
Bradyはエッジからのラッシュよりも、中央を潰されることを嫌います。こういう場合は早くパスを投げます。これの対策は後述します
そのため、中央からのプレッシャーは縦に早く押し込むことが重要であり、NOはブリッツでもDTのラッシュでもこれを狙っていました。
4、RBを捕まえる。アンダーゾーンは手厚く
BradyはチェックダウンでRB投げることを好みます。NOはディレイで出てくるRBを捕まえることに成功していました。出てくるところを捕まえて、カバーするのは対Bradyの常套戦術です。そしてアンダーゾーンを厚く守りました。上で述べたように早いタイミングのパスが増えることを見越して、ショートパスを通されてもすぐにタックルできる状態を作っていました
これらのことを1試合通してやり遂げたことでNOは完封を達成しています。次に上手くいくかはわかりませんが、ヒントとなる試合だと思います。