Darian Stewart
16試合(15先発)、63タックル、5PD、3INT
   DC変更の煽りでポジションが動きました。スタッツは昨年と変わらなかったものの、マッチアップでやられるシーンが増えました。
   3列目でシングルハイだったのですが、2.5列目でハードタックルを活かす戦術になりました(T.J.Wardの役割だったものです)。その結果、TEカバーの役割が増えてしまいました。
   Stewartはマンカバーが苦手な選手(基本となるクイックネスが足りてません)ので、ここでTDを稼がれました。結局シーズン途中から従来のFSの役割に戻りました。


Justin Simmons
13試合(13先発)、68タックル、1サック、5PD、2INT(1TD)
   Ward放出に踏み切ったのは2年目のSimmonsにプレイ機会を与えるためでした。広範囲に顔を出し、持ち前のタックルで仕留めていきました。彼が出るとやれることが増えますね。
   クッションを大きく取るため、PDは少ないです。経験を積めばここで駆け引きできるでしょうから、今後に期待です。セレブレーションで自爆してシーズンエンドは情けない…


Will Parks
16試合(5先発)、51タックル、4PD、1INT
   スイスアーミーナイフ(十徳ナイフ)という愛称のように、様々な役割をこなしました。とはいえ3番手Sですから、絶対的なクオリティーには限界があります。
   ダイムDBやったり、ニッケルLBやったりと大忙しでした。タックル数もDBの先発とそう大きな差がないことが、それを示しています。
   問題はTEカバーで、サイズのミスマッチで狙われました。Kelceのような速い選手ですと、クイックネスも足りてなかったです。


Jamal Carter
16試合(0先発)、11タックル、1PD
   UDFA上がりでキャンプから調子が良かったです。ロスター入りしましたが、ほぼST要員でした。
   そもそも今年のロスターに残れるのだろうか?


まとめ
   Simmons、Parks、Su'a Cravens、Carterとルーキー契約2年以上残っている選手が4人います。今年のStewart解雇はない(3月にボーナス発生しているので、今後の解雇は損です)ので、4〜5枠になると思います。非常に将来性のあるユニットです。
   汎用性、応用力まで考えるならSimmonsとCravensのコンビでしょうが、StewartとSimmonsが先発になるでしょう。Cravensは脳震盪問題が気になります。怪我しなければリーグでもトップレベルのユニットでしょう。