Derek Wolfe
11試合 (11先発)、31タックル、2サック
   今年もDLの中心として活躍しました。いなかった時のクオリティーの低下を見れば価値の高さが伺えます
   得意のラン守備でPekoとともにスクリメイジを支配しました。ラッシュでも中からプレッシャーをかけれるので、ボンちゃんの隣でプレイすることも多かったです。
   やはり怪我が多いです。軽い怪我なのですが、ちょくちょく痛めますね。


Domata Peko
14試合 (14先発)、38タックル、1サック
   今年のFA守備陣の大当たり。いなくなったCINのラン守備が低迷したことも合わせて存在の大きさが伺えます
   年齢による衰えを心配しましたが、ハイモーターなNTとして中央を封殺。Travis FrederickやRodney HadsonなどのCと対等にやり合いました。笛なるまでボールを追いますし、リーダーシップも発揮しました。ラン守備のV字回復に多大な貢献をしました。連続出場記録が途絶えたのが残念


Adam Gotsis
16試合 (13先発)、41タックル、2サック
   1年前はほぼベンチでしたが、Bill Kollarのもとで成長し、Billy Wynnの怪我後に先発になりました。
   フレームを活かしたラン守備が良かったですね。タフな活躍で、目立たないけど安定したパフォーマンスでした。
   次の課題はパスラッシュです。オフに訴えられましたので、その経過も気になるところ


Shelby Harris
16試合 (6先発)、34タックル、5.5サック
   フューチャー契約からロスター入り、そのままプチブレイクしました。元はOAKの6巡選手
   スナップ数は少ないのにハイライト映像が多いという、Malik Jackson型の活躍でした。ギャップに突っ込むのが上手くて、抜けていました。
   ハイライト映像は多いですが、まだ安定感だと一歩劣ります。NTの控えなのでPekoを上回るラン守備は至難の技でしょうが、上手く技術を盗んで欲しいです 
   パスシチュエーションのDTにはなると思います。Malikの再現を狙うのかどうか


Kyle Peko
6試合 (0先発)、6タックル
   控えの控えレベルです。これ以上の成長は厳しいか


Billy Wynn
   プレシーズンでACL断裂でシーズンエンド。先発候補だっただけに残念でした


Jared Crick
   ロスター入りしたものの、怪我が回復せずそのままIRへ


まとめ
   Crick、Wynnと立て続けに怪我をしたことで出番を得たGotsis、Harrisがスナップ数を得ました。結果的に彼らが活躍したのが大きな収穫でした。
  昨年オフの課題だったラン守備の改善も目処が立ったことで、今年はラッシュ強化に走りました。FAでClinton McDonaldを取り、OLBだったDemarcus WalkerがDLに戻ります。Bill Kollarコーチにはラン守備の強度を保ったままサックするスキルが期待されます。
   Harris、Gotsis、Walkerの若い3人に期待したいですね