・CLEがNT Danny SheltonをNEにトレードしました。トレード4連発。まだシーズンオフなんですけどねぇ…FAもまだなんですけどねぇ…

・Richard ShermanがSFと3年39Mで契約しました。保証は多くないようですが、地元SFなので選んだと思います。SEA、SF戦の楽しみの1つになりそうです


トレードとは
   NFLの補強方法の1つで、相応の対価を払うことで選手の権利を獲得することが出来ます。FAのように制限はないので、ニーズをピンポイントに補強できます。
   その代わり、FAと違いドラフト指名権や選手を失うことになります。ドラフト補強がチーム作りに大きな影響を与えるNFLでは、乱発することは少ないです。

トレードが起こる場合
1、SBを狙うために、最後のピースとして契約の残りが少ない実力者を獲得する場合
2、契約が高額な選手を引き取る場合
3、ドラフト順位を上げる場合、下げる場合

1の場合
   1番最近ですと、PHIがMIAのRB Jay Ajayiをとったトレードになります。PHIはご存知のように、AjayiとBlountのパワーランでSBを勝ちきりました。ここまでピンポイントに成功することも珍しいですが、ラストピース補強は効果も大きいことが多いです。
   その代償として、翌年はドラフト指名権が減って弱体化しやすいです。ラストピースになるような選手の多くが残り契約が1年で、FAになってしまうというのも原因だと思います。


2の場合
   つい先日あったJarvis Landryのトレードや、Aqib Talibですね。これの珍しいパターンはBrock OsweilerがCLEに行った形ですねw
   カット濃厚だったTalibは5巡でLARに行き、Landryは1年早くドラフト指名権が欲しかったMIAによってトレードされました(FAで貰える補填ピックは翌年のドラフトになります)。
   Osの場合は面白く、HOUがサラリーキャップを空けるために2巡をつけて引き取ってもらいました。これは衝撃的なトレードでしたね

3の場合
   欲しい選手のためにトレードアップすることは良くありますね。逆にダウンする場合は、指名権の数を増やしたい場合に行われます。
   これ以外にも、1年間で10近い指名権を持つチームは、トレードに翌年の指名権を絡めることでドラフトする選手の数を調整しますね。


トレードの決まり事
   トレードの決まり事はそこまで多くないですが、等価交換が原則ですので、それを破ることは出来ません。Osの例を使うと
(例)
CLE獲得: Os+ 18年2巡+ 17年6巡
HOU獲得: 17年4巡
   この場合2巡が17年ではなく、18年なのはドラフトバリューを無視することが出来ないからです。同じ年のドラフトなら高順位の方が価値が高いのは理解出来ると思います。
   もし、CLEがもらう2巡が17年なら、HOUが一方的に損することになるため18年の2巡になっています。でも、1年遅れたところで2巡の価値が4巡より下がることはないと思うんですけどね…


ドラフト指名権の価値の考え方
   翌年のドラフト指名権は、今年の指名権より1巡分価値が低く計算されます。これはチームの成績がわからないため、不確かなものとして考えられるからです。
(例)  17年3巡=18年2巡
例のように試算されることになります。5年目オプションがつく1巡に関しては例外で、順位が確定していなくても、1巡下位くらいで計算されます。


まとめ
   トレードは基本的な等価交換です。トレードされる理由もチームごとにありますので、内部情報を調べるのが良いと思います。トレードされるには相応の理由があるからです。
   ドラフト指名権のバリューチャートもありますので、気になる方はネットで調べてみてください。わからないところがありましたら、お気軽にお聞きください。