・ブロンコスはOC Mike McCoyを解雇しました。代役にはQBコーチのBill Muugraveが務めます。QBコーチにはKlint Kubiakが就任。KlintはGary Kubiakの息子です
・今回はそんなMcCoyの何がダメだったのか僕なりの解釈を交えてお話します。
McCoyの特徴
McCoyの欠点として選手に合わせれなかった。と言う話がありますが、それは正しくないです。このレベルのコーチが選手の得意なプレイをやらないなんてことはありません。
特徴としては、非常に多彩なスキームから繰り出される変幻自在のオフェンスです。同系統にPeytonがいますが、あちらはランを省略した分だけ分量少なめです(それでも多いですけどね)
McCoyの欠点
コールのタイミングが悪いです。相手のDCや選手が予測できるようなプレイを普通にコールしてしまう。つまり、読み負けが多かったので、上手くゲイン出来ませんでした。
NFLレベルになると守備も高度化することから、とても深い理解度が必要になるので、どうしても体型などは偏る傾向にあります。そこに好みは見えますが、結局は相手の予想を裏切るコールを入れることが出来るか?これが良し悪しを決めます。今年のMcCoyはこれが下手でした
スキームフィットとは?
よく選手をスキームに合わせるタイプ、選手に合わせてスキームを変えるタイプ。この2つが上がります。
では、誰に合わせてスキームを変えるのでしょうか?
大抵はQBかRBです。前者の例はGBで後者はDALですかね。選手をチームの根幹に据えることで、アイデンティティを保ち、それを軸に構築します。逆に言えば、そこを封じられると酷く脆いとも言えます。
DENの状況で考えてみましょう
DENの状況
開幕に戻って、QBはSiemian。RBはCJの負担を減らすためのローテ式でした。ローテ式ではRBを根幹には置けません。ではQBは?キャンプ中まで先発争いしていたので、こちらもSiemianにベストフィットするのは不可能でした。
そういう状況ですから、McCoyの引き出しを選手が行うというアプローチしか取れませんでした。明確なアイデンティティーなんぞありませんからね
ラン攻撃の停止と複雑なプレイブック
McCoyが解雇されたのはランが出ないこと、量の多いプレイブックで選手に混乱があったことだと思います。
ランはWeek3のBUFを始め、確実に狙われていました。その分パスを投げればいいのですが、やる事が明確で、しっかり動ける守備相手にそれは厳しい話です。というかSiemianにそれを求めるのか?という話です
ここからがMcCoyの悪い癖なのか、スキームというかプレイブックの量が多いです。これはコールのタイミングの悪さに起因するものですが、単純に初見プレイ増やせば止められないよね?というものです。まぁ、自力のある守備には通用しないんですけどね…必然的にプレイ当たりの合わせが減ったことで、完成度の低いプレイがたくさん出来上がることになりました。
それの弊害
NFL選手は超人ですから、生半可なプレイでは騙されませんし、潰せます。完成度の低いプレイが多いDENなぞカモみたいなものです。これがオフェンス低迷の真相だと思います。
こんな状況でも点を取りに行く必要があり、無理をした結果がターンオーバー量産です。これぞ悪循環
期待値の正体
11年、12年もDENのOCだった訳ですが、あの時はこんなに酷くなかったです。その原因として、
11年 Tim TebowとWillis McGaheeのラン主体。パスなんぞオマケ
12年 Peyton Manningとかいう歴史上最高レベルのQBがいた。Manning仕様のオフェンスにすれば良し
まぁアイデンティティーがはっきりしてた訳です。元から量が多いのに、ランパス両方を軸にしなくてはいけない。これでは増えるのも納得です
結論
やはり軸となるものがないとNFLは厳しいですね。どのチームもフランチャイズQBを求めて躍起になるわけです。
そう考えるなら誰でも1000ヤード走れるゾーンブロック考えたShanahanは天才ですね。アイデンティティーの確立が容易。恐れ入ります
それなりではあるけど、それなりでしかないDENはどうするのか?何を軸にしてオフェンスするのか?今後に注目です
※追記
来シーズンKubiakがOCとして復帰しても何も驚きません。Elwayが最も信頼してるOCでしょうしね
最大の問題はDCだと思います。ターンオーバーを久しく見ていない…
コメント