・せっかくなので何回かに分けてじっくりと
・マニングの去就に関して色々言われていますが、これはSB後に本人の発表を待ってから記事にしたいと思います
・ブロンコスのバスが交通事故に巻き込まれましたが、けが人はいませんでした
・CARのトーマス・デイビス、ブロンコスのダリアン・スチュワートはともにプレイするようです
それではプレビュー
DENオフェンスvsCARディフェンス
CARのディフェンスはいわゆるタンパ2というゾーンカバーを使用しています。02年のTB、06年のINDが使っていたスキームと言えばぴんとくる方もいるかもしれません。
タンパ2は普通の2ディープ(Sが2人並ぶパターン)の弱点である真ん中を守備範囲の広いMLBに守らせよう!というスキームで、一般的な弱点としてMLBがディープを守るので中央のランに弱いとされています
しかし、CARのMLBはあの、ルーク・キークリーですのでこの通説は通用しません。これを踏まえた上でマッチアップを考えたいと思います
まずゾーンカバーの肝となるパスラッシュですが、これは4メンラッシュになります。先発4人はDTスター・ロトゥレレイ、カワン・ショート、DEチャールズ・ジョンソン、コニー・イーリー、控えにジャレッド・アレンなどがおり代わる代わるプレッシャーをかけてきます。両DEはOTとの1on1になります。スコフは成長したとはいえ百戦錬磨のジョンソン、アレンというタフなマッチアップが続きます。TEなどのヘルプを付けて負担を軽減しなかてはいけなくなるでしょう。LTハリスが主にマッチアップするイーリーはMissouri出身らしく爆発力のあるスタートとハイモーターな動きで迫ってきます。ポケットを潰して壁にする動きは上手いですから相手のペースに巻き込まれないで対応することが大事になります
インサイドはLGマシスとDTショートのマッチアップがキーとなりそうです。今年11サックとブレイクしたショートをパスプロに不安のあるマシスが抑えることは厳しいでしょう。せめて時間を稼いでほしく、CパラディスやRBのヘルプが重要となるでしょう。もう一人のDTロトゥレレイもNTサイズながら機敏な動きを見せる選手です。調子の良い時のバスケスなら1on1で止めることが出来るかもしれません。このライン戦でマニングに快適な環境を与えることが出来ればオフェンスはぐっと楽になり、主導権を握れるでしょう
ランブロックに関してはDLを片付けるのは最低条件ですが、ルーク・キークリーをブロック出来ないとヤードは伸びません。キークリーをブロック出来ればロングゲインの可能性があります。OGのセカンドブロック、またはTEのダウンフィールドブロックが重要となります
TEはキークリー、デイビスという選手たちとのマッチアップに勝たなくてはいけません。守備範囲は広くマンカバーも上手いですから注意しなくてはいけません。バーノンでストレッチを狙う、もしくはダニエルズのアクロスで引き寄せるなどの工夫をしてくるでしょう
WRはデメアリアスがジョシュ・ノーマンとマッチアップすることになるようです。ノーマンは高い身体能力とボールへの嗅覚がある選手で、フリオ・ジョーンズとのマッチアップでも勝てるようにサイズのミスマッチを狙いにくい選手です。反応が早いのでコンタクトは増えるでしょう。デメアリアスも言っていますが、彼とやるならフィジカルが重要になる。ということで、タフなキャッチが続き、今年の落球が多かったデメアリアスにとっては最大の挑戦になるでしょう
RBは強力なフロント7を交わすことが必要になりますが、この試合もタフなチャレンジになるでしょう。ファンブルせず前に足を動かして欲しいです
QBはこの試合の命運を左右します。CARのゾーンカバーは読みにくく、罠にかけてターンオーバーを誘発することに長けています。特にキークリーの守備範囲の広さは圧倒的で、周りの無名に近い選手たちが動きやすい環境を作り出しています。このゾーンを読んで的確にパスを通すこと、自分たちのコールを相手に読ませず少しでも前進することが求められます。ディフェンスとの読み合い、化かし合いのタフな挑戦になります。
マニングをもってしても攻略するのが難しいでしょうから周りの選手たちがサポートをしなくてはいけません。落球をなくし、ファンブルしない、粘り強いパスプロで時間を稼いで快適な環境を提供すること。これが出来なければ苦しくなります
・最後にルーク・キークリーの凄さを少し書きたいと思います
キークリーは守備範囲の広さ、タックル数の多さが特に注目されていますが、最大の武器は読みの鋭さです。
OLBよりも早く逆サイドのランを察知し、QBの目を見てレシーバーをカバーする、これが出来るLBなんてレイ・ライスやパトリック・ウィリスのような限られた選手だけです
またタックルの正確性は群を抜き、タックルミスが少ないだけでなく、タックルした地点から余計なゲインをさせることなく倒す強さがあります。引きずられることがほとんどありません。最近はPick6を連発したりとプレイメイカーにもなってきました
このLBがプレイに絡む回数が少ないほどブロンコスの勝機は上がるでしょう
コメント
コメント一覧 (2)
そういったタンパ2だと最強は06年のシカゴだったかなと思ってます。全盛期アーラッカーを超えるMLBにはまだキークリーはなっていないかと
あの年のシカゴの劣化版だと思います。劣化版とはいえあの年のシカゴに迫る強さが感じられるわけですが
試合当日にマニングがシカゴに見せたタンパ2の攻略法はすごく単純で『ディープに3人走らせアンダーニースに投げ込む』でした。
あのアーラッカーでもディープからアンダーニースまではカバーしきれませんでした。おそらくキークリーも『まだ』無理でしょう。
アンダーニースを通す、アンダーニースを気にして下がりきれなくなった時こそディープのミドルを通す、インサイドのランを出すというプランになるのではないかと思います。
当時のINDはアダイ、ローズと今年のヒルマンよりも質が上、落球なんてほとんど見ませんでした。そういう点は不安材料です。
・アンダーソンとヒルマンがアンダーニースのパスを落球しないかどうか
がオフェンスの鍵
だと俺は思ってます。
06年のSBは両チームがタンパ2採用のため知り尽くしていたこともあり
攻略方法はお互いのO#かなりのノウハウを持ってました。
今回のSBで相手のD#スキームを知る選手はマニングです。これはかなりのアドバンテージになるのではないかと思う反面
まだディープの精度は戻ってないというのが不安になるところです。
RBへのパスとバーノンの奥への動きがキーになると思います。
ディープのパスは気になりますが、本当に大事な場面は通してくるでしょう。逆にそこで通らないなら厳しい展開でしょう。そういうパラメーターのような見方をするのが良いかもしれません