K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2026年03月


・シーズン振り返り第2弾

Denver Broncos
過去記事見てね
https://www.kcatfootball.net/archives/96841600.html


Los Angeles Chargers
   HC Harbaughの2年目シーズンは、POには出場したものの初戦敗退という結果になりました。シーズン終了後にはOC Greg Romanを解雇し、Josh
McDanielと契約しました。一方でDC MinterがBALのHCに栄転となりました。
   開幕前に契約延長したばかりのLT Slaterがシーズンエンド。RTからコンバートしたRT Joe Altもシーズン途中で離脱とアイデンティティでもあったブックエンド両名の離脱は痛かったです。またRBもNajee Harris, Omarion Hamptonのトップ2がシーズン早々にいなくなる展開は痛かったですね。それ以外は結構ダメでした。WR Ladd McConkeyはマークが厳しくなったこともありますが、前年から成績を大きく落としました。WR Quentin Johnstonは開幕直後は良かったですが、段々と成績が低下し2年連続で約700ヤード8TDでした。Johnstonの成績はここら辺が限界っぽいですね。復帰したKeenan Allenもさすがに寄る年並には勝てないですね。開幕前から少し不安のあったWRユニットと違い、期待はずれだったのがインサイドOLでした。FAの目玉でもあったRG Mekhai Bactonがダメダメ、LG Zion Johnson, C Bradley Bozemanも安定していたとは言えない活躍でした。期待はずれや怪我が重なった結果、POではJustin Herbertの孤軍奮闘になったのは残念でした。チームとしての層の薄さや戦術の乏しさが出てしまいました。
   そんなオフェンスがいても勝てていたのはディフェンスが強かったからでしょう。長年チームに在籍していたDE Joey Bosaを放出しましたが、ベテランDE Khalil Mackに加えてTuli Tuipolotuの成長もあり、戦力低下しませんでした。また、DC Minterの守備はあまり個に依存しないためネームバリューの高い選手が少なくても強固でした。特に目立っていたのはS Tony Jefferson, Derwin Jamesかなとは思います。
   26シーズンに向けては、引退したC Bozemanの代わりにWASを解雇されたTyler Biadaszと契約しました。しかしながら、Bectonを解雇しZion JohnsonがCLEに移籍したOGは現状の先発がTrevor PenningとCole Strangeです。かつてのドラ1バストが先発は派手にやばいです。とはいえ、ドラフトでOGを取るべきか?についてはNoです。LACにはポジションバリューを無視してドラ1でニーズを埋めるという悪癖があるのですが、本当にやめた方がいいです。OG2枚いないのは編成のミスですし、2巡以降でも良い選手は指名できます。即戦力が欲しいからドラ1でOGを指名しよう!なんて短絡的なムーブはいけません。WRは大きなニーズですし、1~2年後を考えればEdgeやCBを取るべきです。昨年のHampton指名ですら批判される時代ですから、LACのGMは懸命な判断が求められます

Kansas City Chiefs
   昨年は度重なるWR不足に名将Matt Nagyをもつてしても回答がなく、さらにQB MahomesがACL断裂でシーズンエンドと悪いことが重なりました。戦力としては前年からあまり落ちてはいませんでしたが、他のチームの戦力強化によってシンプルに抜かれましたね。
   オフェンスは名OC Matt Nagy氏を解雇する驚きの動きを見せました。獲得したのは前OC Eric Biennemyです。タレントが全然いないですが、建て直しできるのでしょうか?選手の話をするとWRユニットが課題です。TE Travis Kelceはさすがに衰えが見えてきており(それでもまだ強い)ますし、WR Racee Riceは素行不良に加えて、エースの器足りえ無いことがハッキリしました。WR Worthyはスピードを活かしたリバースやロングのターゲットとしては脅威ですが、ショートからミドルで存在感が薄いです。ここら辺はオールレンジ強かったHillとは明確に違いますね。来年はRBにKen Walkerを加えましたので、ショートはWalkerがメインなのかな?と思います。Walkerはスナップ数多いと怪我しますが、果たして?
   ディフェンスはCB Trent McDuffie放出に踏み切りました。NBとはいえリーグ最高クラスのCB放出には驚きましたが、サラリーの問題と守備におけるCBの重要性の低さ、大きな対価が決め手でしょうか。過去にもMarcus PetersとL'Jarius Sneedはトレード、Charvarius WardはFA移籍とトップCBは引き止めないチームですから、一貫性のある動きだとは言えます。実際FAでMIAのKadar Kohouを獲得しています。ニッケル専門ではありますが良い選手です。どちらかといえば、LBの方が気になります。Nick Boltonは契約延長した後からミスが目立ちますし、Leo Channelも移籍しました。割とLBの重要性は高いスキームだと考えているだけに、ここの完成度は問われそうです。SでCookが抜けましたが、彼は正直微妙なのでGilmanが来たのであればアップグレードでしょう。
   ドラフトでは9位の動向に注目です。メインはWRだと思いますが、TE Kenyon Shadiq(Oregon)なんかも考えられますね。30位はBPAでしょうが、怪我等で落ちてきた選手を取るのが上手ですのでファンは楽しいでしょう。オフシーズンの動きからすると、即SBコンテンダーに返り咲くというよりは2~3年後に再びSBコンテンダーであるための動きに見えます。とはいえ、MahomesとKelceの現役期間を無駄にすることはないでしょう。


Las Vegas Raiders
   SEAで伝説を築いたPete Carrollを招聘しましたが、結果はリーグ最弱、全体1位を獲得しました。Antonio Pierce以下ってある意味すごいです。25シーズンのLVは規律がダメダメでした。Carrollに求められていたのは厳しく選手を統制し、規律を失ったチームを建て直すことだと思っていました。しかし、それは全くできていませんでした。試合を見ていても統率のなさが垣間見えました。タックルミスの多さやラフプレイによる反則などが分かりやすい例でしょうか。ベテランがあれだけいてそれはダメでしょう。解任も仕方ないですね。
   オフェンスはドラ3も出してトレードしてきたQB Geno Smithがダメダメでした。Carrollの要望でしょうが前年さっぱりだったSmithを先発待遇で獲得したのが間違いです。また、OLもLT Kolton Millerを除いてからっきしでした。LT Millerにしたって平均的な先発レベルでしかないですから、ユニットとしては最低クラスでした。ルーキーRB Jeantyだって走るスペース貰えませんよ。開幕前にはJeantyのセットを変えさせるという事件がありましたね。Ken WalkerやNick Chubbなど、ほぼ直立のRBはリーグにもいます。指導したコーチはNFLを見ていないのかもしれません。JeantyについてはTE Bowersと一緒に将来の希望であり、QB Mendozaを支えることになって欲しいですね。WRはいません。Tre Tuckerを先発に置いてはいけません。
   ディフェンスはCrosbyかそれ以外でした。一応LB Devin WhiteとかSS Jamal Adamsとかネームバリューのある選手はいます。いますが、正直微妙でしたね。DBも終わっていますし、DLもダメダメです。Crosby止まった瞬間にパスラッシュは機能不全でした。Tyree Wilsonは最適解のポジションが見つからないままバストの足音が聞こえてきています。
   26シーズンに向けて大補強を敢行しました。使用した金額に対して獲得した選手は今ひとつですけれども、、、C Linderbaumは良い選手ですが、年平均27Mも払う価値はないです。契約延長したい若手がいないために、FAでお金を消費せざるを得ない。負のスパイラルですね。今年は全体1位でQB Mendozaを指名しますが、その後のピックが大事ですね。Khalil Mackを獲得した2014年あたりを思い出すことができれば将来強くなるチャンスがあります。


まとめ
   昨年のチームにJaylen Waddleを加えたDENが26シーズンも優勝候補の筆頭でしょう。KCとLACはFAでウィークポジションの補強ができていませんので、ドラフトの成否が数年後の結果を左右しそうです。KCもLACもWRがトップターゲットでしょうか。
   LVはQB Mendoza以外の指名が重要です。現状はタレント不足ですから、上位は安定感があり一定の活躍が見込める選手を堅実に指名し、下位でポテンシャルのある選手を指名していきたいですね。
   

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・8地区がんばります

New England Patriots
   昨年4-13から今年13-4という素晴らしいバウンスバックを決めSBに進出しました。HC Vrabel, OC McDanielsはそれぞれ最優秀HCと最優秀ACを受賞。2年目のQB Drake Mayeは急成長を遂げてMVP2位。新たなNEダイナスティだ!と言いたいところですが、現実はそこまで楽観視できないでしょう。
   確かに昨シーズンのNEは結果を出しましたが、噛み合わせの良さに助けられた部分も大きいです。例えば、前年の成績から対戦相手が弱かったり、例えばAFCで2番目に強かったJAXと当たらなかったり、例えばAFC1位のDENからQB Nixが怪我で離脱したり。実力としてはAFC3, 4番手でしたが噛み合わせの良さもあり、SB進出という結果を掴むことになりました。
   実際NEの戦力を分析してみると、非常に統制され堅牢な守備と、安定したランアタックという明確な強みはあるものの、パス攻撃とSTに課題があります。パス攻撃ではPOで完全に狙い撃ちされたOLの脆弱性とWRユニットのタレント不足が課題です。LT Campbellが槍玉に挙げられますが、これは彼のパフォーマンスに注目が集まっただけでLG WilsonもRT Mosesも良くないです。WRはエースDiggsは良かったとして、2番手がKayshon Boutte, 3番手なんてMack Hollinsです。他のチームであれば3~5番手争いレベルが2, 3番手にいるのは弱いです。STもK, Pの安定感が高くないですから改善の余地はあるでしょう。
   26シーズンに向けてWR Romeo Doubsと4年契約を果たしましたが、Doubsも2, 3番手レベルのWRです。Diggsを放出しましたから、戦力的には差し引きマイナスくらいですし、OLもCBradburryを放出し、ルーキーだったCampbellとWilsonの成長に掛けるしかなく、劇的な改善は望めないでしょう。残念ながら現時点でのNEはPOには出れるが、SBには届かない戦力です。


Buffalo Bills
    Josh Allenが凄かった。というシーズンでしたが、それ以上にHC Sean McDermottと袂を分かつ選択にかなり驚きました。McDermottは今のBUFの強さを作った人物でした。McDermott就任前のBUFといえばAFCどころかNFL屈指のドアマットチームでした。そのBUFを毎年POに進出し、SBが狙えるチームに変えたのがMcDermottでした。
   一方で、22シーズンを頂点にBUFの戦力は緩やかに落ちていたこと、POには出れてもSBまでは到達できない後一歩が足りないことなど、長期政権ゆえのマンネリも見えていました。もちろん戦力低下はHCだけの責任ではないですが、、、正直McDermott解任が正解だったのかは不明ですが、McDermottから変えてまで進む必要があると判断したのは間違いないでしょう。
    そんな後任はOC Joe Bradyが昇格し、DCには長年注目されていたJim Leonhardを招聘しました。OCには長年Sean Paytonの右腕を務めたPete Carmichaelですし、組閣のメンバーは良さそうに見えます。
    BUFが再びSBを狙うためには、Allenの相棒となるWRと守備の再建でしょう。WRはDiggsが抜けてからエース不在状態が続いています。ドラ1を投資したKeon ColemanはCBを剥がせず、落球が多いことから信頼を失い、Dalton Kincaidもゲームチェンジャーとなるほどの活躍はできていません。かつてのDiggsほど圧倒的に頼れるWRかはわかりませんが、CHIからD.J.Mooreを獲得しました。このムーブはJosh Allenが健在な間は常にSBを狙うというメッセージでしょう。少しリソースは乏しくなりますが、それでもAllenという稀代のタレントの全盛期を無駄にしないという姿勢は素晴らしいと思います。
   一方で守備は22年くらいの主力メンバーがほぼ衰えてしまったのが厳しいです。本来的にはコアになって欲しいDT Ed Oliverは契約延長を機にパフォーマンスが低下し、さらに昨年は怪我でシーズンの大半を欠場。DE Gregory Rousseauは先発としては悪くないですがエースとしては役不足です。CB陣もTaron Johnsonはトレードで放出、1巡Max Hairstonは怪我がちでChristian Benfordの逆サイドが安定しません。昨年のPOはパフォーマンスの落ちたS Jordan Poyerが先発するなど、デプスの厚みもありません。過去のドラフト失敗の影響もありますが、また強固な守備を取り戻すには時間がかかりそうです。
   それでもAllenとCookがいるのでPOは出るでしょうし、撃ち合いに持ち込めればAFC決勝くらいまでは到達できる可能性を秘めたチームだとは思います。


Miami Dolphins
   Mike McDanielを指揮官にTua Tagovailoaを中核としたチームでSB制覇を目指しましたが、肝心のTuaが度重なる怪我で離脱し、またチーム力を高めきることが出来ず、解体という結果になりました。オフシーズンにTuaだけでなく、WR Hill, OLB Chubbを放出。FS Minkah Fitzpatrick, WR Jaylen Waddleもトレードし、今年だけでデッドマネーは脅威の115.9Mです。やばすぎる。
   QBにMalik Willisを3年契約で獲得しました。再建期ですし、完全に繋ぎのQBですね。WRもTEもほぼ放出し、OLも強くないです。守備もILBにJordyn Brooks, Willie Gayはいますが、ILBだけ強くても仕方ないんですよね。
   FAでは再契約されなかった選手と短期契約を結んでいます。ロスターを埋めつつ、将来を圧迫しない構成ですね。チーム作りはドラフトから築くことになるでしょう。今年はドラフト1巡目が2枚ありますので、WR, CB, Edge, LTあたりのポジションバリュー高いところから指名したいですね。間違っても2巡でQB指名とかしてはいけません。


New York Jets
   Aaron Rodgersを獲得して一気にPOコンテンダーになることを目指しましたが、Rodgersの怪我もあり失敗。今年はJustin Fieldsを先発にしてシーズンに入るというタンクシーズンでした。Fieldsで勝てる!とかチームが考えていたのであれば、即刻クビにするべきですね。NFLを知らなさすぎる。なんて思っていたらシーズン途中にDT Quinnen WilliamsとCB Sauce Gardnerを放出してドラ1指名権3枚を確保しました。あの巨大サラリーを引き受けてもらいつつ、ドラフト指名権を得るなんて近年で最も良いムーブだったと思います。個人的にはWR Garrett Wilsonも放出すべきですね。タイムラインが完全に合っていないです。ドラ1指名権取りましょう。
   QBは暫定Geon Smithです。夢も希望もありませんね。来年のドラ1狙いでしょうか?成長してくれArch Manning!RB Breece Hallにタグ貼って残しました。パスアタックに脅威がないのでRBだけ残しても?みたいなところは思いますが、どうするのでしょうか?
   ディフェンスはEdge Jermaine JohnsonをTENにトレードし、DT T'Vondre Sweatと交換しました。4年目で微妙な活躍だったJohnsonをルーキー契約が2年残るSweatと交換できたのは大きかったのではないでしょうか? 
    ドラフトでの再建が基本になります。2位指名権でEdge Arvell Reeceの指名が濃厚です。NYJといえばここ15年ほどEdge不毛の地ですが、彼は成功するのでしょうか?あとはCB, WRあたりも補強したいですが、質もですが量も確保していきたいですね。ロスター全体の強度も高めていきたいです。


まとめ
   かつてのNE1強から、NE, BUFの2強になりました。MIAとNYJはチームを解体し再建に入っています。対照的ですね。
   NYJ, MIAはフランチャイズQBを指名することが出来るまでの辛抱でしょう。まずはチーム力向上の第一歩となるドラフトに注目です。

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Jaylen Waddleをトレードで獲得!
   再契約ばかりでファンからは不満の声が上がっていたブロンコスさん。なんとMIAからWR Jaylen Waddleを獲得しました。ここ数日、OG MeinerzやOLB Cooperの契約再構築によってサラリーキャップを捻出していましたから、あるかも?と思ってはいました。

(トレード内容)
DEN獲得
WR Jaylen Waddle
2026年4巡

MIA獲得
2026年1巡
2026年3巡
2026年4巡


Jaylen Waddleという選手
   Waddleは2021年全体6位で指名された選手で、NFLトップクラスのスピードを活かしたRACやロングパスのターゲットとして活躍しています。ルーキーから3年連続で1,000ヤード超えを記録しています。ここ2シーズンは2~3試合、怪我で欠場しています。
   MIA時代はTyreek Hillという規格外の同型WRがいたことで見劣りしましたが、比較対象が悪すぎました。Waddle自身かなり良い選手で、そのスピードを活かしたプレイはかなり脅威でしょう。


トレードの所感
   1-30で誰を指名するのか?を最近考えていましたが、だいたいLB C.J.Allenになるんですよね。私は常々、ドラ1でのRB, ILB, OG指名アンチですが、それでもILB指名するしかないのか?と思うほどには、他の候補の選定が難しかったです。まぁ30位なので仕方ないです
   それを考慮するとWaddleレベルのWRを30位+αで取れたのは大きいです。対価も1, 3, 4巡を出したように見えて、実質DENの3巡とMIAの4巡がスワップ、1, 4巡を渡したトレードと見ることができます。出しすぎという訳でもないですから、良いトレードだったのではないでしょうか。


まとめ
   Sutton, Waddleとディープで脅威になるターゲットが2枚になりました。Waddleはショートパスからの爆発力もあり、ここはDENに欠けていた要素ですから、オフェンスの幅は広くなりそうです。
   トレード市場に出ていたとされるWRとしてはAJ. Brownよりも若いですし、中長期的な視点でも戦力になる可能性があります。
   課題であったWRルームが強化され、残るはILB, TEですね。ここはドラフトでしょうか?今後の補強が気になるところです。
   まずはNixとWaddleのコンビに思いを馳せたいところです。
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