K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2022年05月


・久しぶりに書きます


LT Garett Bolles(#72)
14試合(14先発)
   一昨年はオールプロ2ndチームに選出されました。しかし、昨年は比較すると劣るパフォーマンスでした。
   最も残念だったのは連続先発記録が途絶えたことですね。耐久力に定評のあるBollesでしたが、5年目で初めての欠場となりました。また復帰してからも反則をしたり、サックを許したりと内容も昨年から落ちました。
   とはいえ、LTは彼です。今年は一昨年のようなパフォーマンスを見せてくれることに期待です。


LG Dalton Risner(#66)
15試合(15先発)
   3年目も不動のLGとして先発しました。フットボールIQの高いプレイを披露しましたが、トップレベルの選手たちと比較すると見劣りするのも事実でした。
   4年目も先発がほぼ確定です。一応Natane Mutiとの争いになります。オフシーズンでのFA流出がほぼ確定なので、良い契約を勝ち取るためにも今年のパフォーマンスは重要です


C Lloyd Cushenberry(#79)
16試合(16先発)
   1年目は全Cで最もPFF評価が悪かったですが、2年目の昨年は中位ぐらいまでステップアップしました。パワーやLBへのブロックに課題はありますが、持ち前の機動力を見せるプレイも多いです。  
   オフシーズンにWilsonにスナップをしたりと、自主練習にも同行しています。ほぼ先発と考えて問題ないでしょう


RG Graham Glasgow(#61)
7試合(7先発)
   先発RGでしたが、脚の骨折により7試合の出場に留まりました。持ち前のクレバーな動きで序盤戦を支えました。特にRisnerと共に欠場してPIT戦ではその不在の大きさを感じさせました。
   12Mのキャップヒットから解雇も予想されましたが、6Mまで減額したことで残留しています。Cも出来ることから、今年はバックアップが主な役割になりそうです。


RT Bobby Massie(#70)
13試合(13先発)
   10年目を迎えた大ベテランです。先発した試合では試合を大きく壊すことはありませんでした。可もなく不可もなくですね
   FAですが、まだ所属先は決まっていません。実力が普通のRTなので、キャンプ付近での契約になるのではないでしょうか。


OG Quinn Meinerz(#77)
15試合(9先発)
   3部校出身のフィジカルエリートです。ドラフト直前に評価を上げてきて、3巡で指名されました。1年目はサイドラインでバックアップの予定が、Glasgowの怪我で先発になり、そのまま定着しました。
   パワフルなランブロックが持ち味で、プルアウトで走れる走力も見せました。また笛がなるまでプレイする献身性もあります。課題はパスプロと連携です
   今年の先発RGと目されています。望外に1年目が良かったですし、キャラクターやプレイスタイルもファンから愛されています。

OT Calvin Anderson(#76)
11試合(3先発)
   Bolles不在でLTに入り、Massie不在でRTに入りと控えとして活躍した選手です。  
   2年目で控えとして充分な活躍を見せました。怪我で離脱しましたが、今年も控えロールとしてチームに欠かせない選手です。


OT Cameron Flemming(#73)
5試合(4先発)
   RTのバックアッパーとしてシーズンをスタートしました。Bolles, Massieの怪我で左右問わずOTの先発となりましたが、5試合の出場で怪我によって戦線離脱となりました。
   1年契約で更新せず。けが人が出ない限り、彼がチームに戻ることはないでしょう。


OG Natane Muti(#52)
15試合(3先発)
   怪我がなければ3巡で指名されたと噂される逸材。何よりもパワーが特徴的で、相手をブルドーザーのように押し込むことを得意としています。反面、テクニックも重要となるパスプロテクションではかなり苦戦しています。
   ルーキーMeinerzに1歩遅れを取っています。今年はバックアップでしょうが、ある程度やれるところを見せないと、苦しいでしょう。



まとめ
   リーグ平均レベルのOLでした。序盤から怪我人が多く、C Cushenberry以外は全員控えなんて試合もありました。その中で誰が出てもある一定のパフォーマンスだったのは、OLコーチMunchuckのお陰ですね。
   今年はゾーンがメインのスキームになります。幸い、ゾーンを得意とするタイプばかりのロスターですから、アジャストも出来るでしょう。期待したいです
   RTにはBilly Turnerが帰ってきました。GBに4年31Mとかで移籍した時は随分と高く評価されたものだと思いましたが、味方になれば心強いです。
   今年は昨年よりも守りがいのあるQBになりました。ランパス両方でチームを支える活躍に期待です
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Noah Fant
16試合(16先発)、68キャッチ670ヤード4TD
   今年もメインTEとして、多くのスナップに出ていました。5年目オプションを行使後、WilsonとのトレードでSEAに移籍しました。
   ブロックもキャッチも安定していましたが、個人的な理想には届いていません。彼はもっとミドルアタックやRACで活躍する選手なのですが、現状はショートパスをとって終わりです。SEAではMetcalfe, Lockettと縦に引っ張る選手がいるため、彼の能力を1番いかせる1on1のマッチアップが増えるかもしれませんね


Albert Okwuegbunam(#85)
14試合(6先発), 33キャッチ330ヤード2TD
   昨年の2番手TEです。40ヤード4.59とポテンシャルの高さは折り紙つきのレシービングTEです。RACアビリティーが高く、Fant同様にボールを一気に進めれる選手です
   Fantが優先されていたのは、ブロッキングまで含めた総合力が高いからでしょう。期待はしていますが、未完の大器に違いありません。


Eric Sabuert(#82)
17試合(4先発)、8キャッチ47ヤード1TD
   昨年のサプライズ選手です。強力なブロッキングが魅力的な選手ですね。スナップの多くでブロッカーとして活躍しました。
   同じブロッキングTEのEric TomlinsonをFAで獲得したため、再契約はない予定でしたがこの度1年契約を勝ち取りました。


Andrew Beck(#83)
   FB/TEタイプ、いわゆるHバックですが、昨年はFB利用が減った結果キャッチなしと出番を大きく減らしました。
   FBも出来る万能性が魅力的ですが、ブロッキングTEはいるため、FB利用が少なければ今年と同じ程度の活躍でしょう。首脳陣からの評価は高いですが、どうなるか


まとめ
   TE FantはSEAにトレードされました。5年目オプションは安いので行使されましたが、契約延長は難しい予想が多かったため、それもあってトレードの駒となりました。
   FAでEric Tomlinson、ドラフトではGreg Dulcichとブロッキング、レシービング両方のTEを補強しています。Dulcichは2巡での指名も検討された選手であり、1年目からインパクトを残すかもしれません。同時にAlbert Oの覚醒も期待されますね。2TEを多用するとのことですから、TEポジションの出来は重要です
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・定期更新ではないです。1月くらいに書いていたストックの放出です


Courtland Sutton(#14)
17試合(17先発)、58キャッチ776ヤード2TD
   最初の2年は平均ヤード15ヤード超えのレシーバーでしたが、今年は13.4ヤードでした。原因はロングパスの試行回数の減少と、成功率が低かったことです。Suttonが得意とするバーティカルストレッチがただの囮としか機能しませんでした。
   Russell Wilsonの加入によって最も恩恵を受けると予想しています。WilsonはPAからディープに投げるプレイを得意としていて、Suttonとの相性が良いと予想されます。SEAのD.K.Metcalfと同程度の成績を残すことも考えられます


Jerry Jeudy(#10)
10試合(5先発)、38キャッチ467ヤード0TD
   開幕戦で足首の捻挫によって戦線離脱を余儀なくされ、その後もチームのパス攻撃低迷の余波によってスタッツが伸びないまま終了しました。
   Jeudy本人は1年目の課題であったドロップを克服していましたが、いかんせんパスが来ませんでした。元より高いクイックネスとフェイクでキャッチできる隙間を作るタイプですので、完全にオープンになるのを待ちたいBridgewaterやLockとの相性は悪かったですが、ここまでターゲットにならないのは…
   それでもボールを託したあとのRAC能力はやはり非凡なものがあり、本来はディープアタックすら出来る選手であることまで踏まえると、Wilsonと組むことで一気に大ブレイクなんてことは夢物語ではないでしょう。


Tim Patrick(#81)
16試合(16先発)、53キャッチ734ヤード5TD
   4番手として開幕を迎えましたが、Jeudy, Hamlerが立て続けに怪我をしたことで主力として活躍しました。ドロップが少なく、捕球範囲が広いことでQBからの信頼を獲得しました。
   スピードはないですが、丁寧なルートランとキャッチ力でSuttonやJeudyの役割を補完しました。ハイライトはDAL戦で決めたオーバーショルダーの44ヤードTDです。
   シーズン中には3年30Mで契約延長を勝ち取りました。UDFAから這い上がり、ロスターに残ったことで栄養に気を使った食事が取れると喜んでいたPatrickですが、今や億万長者です。彼の過程を見てきただけに、この契約延長は嬉しかったです。


K.J.Hamler(#13)
3試合(2先発)、5キャッチ74ヤード
   前OC Schumerは言い訳の余地がないほど退屈なオフェンスを展開した張本人ですが、彼に言い訳があるとすればHamlerが怪我で離脱したことですね。言い訳なんて聞かないけどね
   スロットからディープを狙えるNFLでめ珍しいタイプの選手です。当初はHamlerとSuttonで縦に引っ張り、LB vs Jeudy, Fantみたいな作戦でした。Hamler離脱で全部おじゃんになりましたけど。代わりの戦術考えておけよとか思ったことはないです。えぇ
   Hamler本人は勝負の年です。怪我明けですが、チームには優秀なWRが他に3人います。自分の役割と価値を証明する年になります。とはいえ、出来ることはほぼオンリーワンなので普通にいけば出番はあります


まとめ
   改めてスタッツを見ると悲しいですね。QBのパス能力がどれだけ低かったことか…Wilsonに期待されるのは、彼らの実力を引き出すことです。SuttonもJeudyもプロボウル級の活躍が出来るはずなのです。
   オフシーズンにAaron Rodgers+DaVante Adamsをトレードで獲得しろ!という意見を見ました。しかし、個人的にはAdams取るならJeudyで良くない?とずっと思っています。Adamsに出来てJeudyに出来ないことは無いと思っています。Jeudyはそれだけ可能性がある選手です。そんな彼の活躍に期待したいですね
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