K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2022年03月



2021年のWAS
   先発QBがRyan Fitzpatrick、競争相手がTaylor Heinickeでした。さすがにNFL最低レベルの先発ではPOは狙えませんでした。若いスキル陣もいますが、戦局を変えれるような力はなかったですね
   守備では強化しているDLは流石の出来でしたが、2年目のDE Chase YoungがACL断裂でシーズンエンドとなってしまいました。しかしDBが不調だったことで、パス守備は悪かったです。ラン守備はDT Jonathan Allen, Da'Ron Payneの活躍もあり、リーグ中位の成績でした


WASのニーズ
WR, OL, LB, S
   Terry McLaurinの次にレシービングヤードを稼いだのがRB J.D.McKissicでした。これはかなり問題ですね。McLaurin止められるとオフェンスが停滞してしまいます
   OLもLT Trent Williamsを2シーズン前にトレード、OG Brandon Scherffを放出、OT Mogan Mosesを解雇と長年チームを支えたベテランからシフトしています。こちらも適宜加えて行きたいです
   守備の課題はLB, Sです。チームのトップ3タックラーのうち2人がSです。LBで止められず、Sが止める場面が増えている証でもあります。そしてSS Landon Collinsをパフォーマンスの低下から放出しています。彼に代わるスターター、そしてHolcombに依存するLBユニットの強化をしたいです。


LB Devin Lloyd(Utah)
   大型万能ILBです。タックル、パス守備、ブリッツにとバーサイタルな活躍できるのが特徴ですね。
   懸念はタックルの軽さです。アームタックルで引っ掛けるものが多く、フィジカルが上がるNFLだとタックルミスが増えそうです。


WR Drake London(USC)
   デカくて強いWR。McLaurinが速くて上手なWRなので、差別化を図れる選手ですね。競り合いに強いのが最大の魅力ですが、RACなど一通りのプレイで持ち味を発揮します
   タイプとして、1発で持っていく力は高くないので、そこが欠点といえば欠点です。スケールの問題ですね



Washington Commanders select



Drake London, WR, USC
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まとめ
   WASはこの10年ほどOL, DLにかなりの投資をして来ました。しかし、その代償に歪なロスター構成となっています。それと、プロスペクトのレベルを考えてLondonを指名しました。
   QBにはCarson Wentzを加えました。どこまで先発としてチームに残るのか定かではありませんが、将来的にQBを指名することも視野に入れると頼れるターゲットを増やすのは理にかなった選択でしょう

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NYJのドラフト
   SS Jamal AdamsをSEAにトレードした対価として得た10位指名になります。WR, S, LB, CBをニーズに挙げました。全体4位ではS Kyle Hamiltonを指名しています。残りのニーズはWR, LB, CBが予想されます。
   

プロスペクト紹介

CB Derrick Stingley Jr(LSU)
   怪我とバーストに欠くという欠点はあるものの、彼のボールスキルやテクニックの高さは例年と比較しても見劣りしません。耐久力という懸念をクリアできればエースCBとして君臨できるでしょう


WR Drake London(USC)
   USCの大型エースですね。競り合いに非常に強く、キャッチ力の高さが魅力的です。1on1でCBに打ち勝てる貴重はWRですね
   USC特有のポゼッション型WRです。RACからロングゲインを獲得したり、ディープをぶち抜いてTDみたいなシーンはあまり見られないのが欠点になるでしょうか



New York Jets select

Derrick Stingley, CB, LSU
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まとめ
   Garrett Wilsonが残っていればWilsonでした。また、Sauce Gardnerに興味を示しているとのことですから、残っていればSauceも選択肢でした。
   Londonではないのは、Corey Davisと役割が被るからです。また、Zach Wilson最大の持ち味はディープアタックです。ディープで勝負できないWRを揃えても幅は出ません。その意味ではJameson Williamsは候補になるのですけどね。怪我していませんから仕方ないですね

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2021年のSEA
   Russell Wilsonが親指を負傷したことでチームは低迷。Wilson自身のパフォーマンスも最後まで上がらず負け越してしまいました。オフシーズンには長年チームの顔だったWilsonをDENにトレードし、LB Bobby Wagnerを解雇しました。
   2022年ここまでの動きは再建です。現時点で先発QBは確定しておらず、候補はDENで先発失格となったDrew Lockだけです。ポテンシャルは評価されていますが、新天地で開花するのか注目です


SEAのニーズ
QB, Edge, CB
   SEAの近年の失敗はかつての成功体験に溺れ、なかなかアップグレードが進まなかったことが挙げられます。10年代前半のSEAはLoBと強力なパスラッシュで勝ってきました。しかし、RoBはとうの昔に解体され、パスラッシュもFrank ClarkをKCにトレード放出して以降はインパクトに欠けています。かつての守備を再建するのであれば、核となるCBやDEは必要でしょう
   QBは最も大きなニーズです。しかし、各チームの動きからもわかるように、今年のQBに即戦力はいません。そのため新人QBを再建の軸に据えるのは博打になります。1巡9位では考慮しません


CB Sauce Gardner(Cincinnati)
   今年躍進したCINのエースCBです。長い手足に優れたサイズ、スピードとクイックネスに優れた優秀なCBです。技術的な問題も見られないですね
   ずっと評価の高かったDerrick Stingleyより高く評価されているタレントです。怪我なく活躍している選手でもあります


CB Derrick Stingley Jr(LSU)
   ルーキー年に5INTと暴れてLSUの全米制覇に貢献しました。長年将来のドラ1と噂されてきました。優れているのは、そのテクニックとボールスキルですね。特に体の使い方が上手で、バックペダルなどは今年のドラフト屈指の選手です
   一方でここ2年は怪我などで大半の試合を欠場していて、耐久力に懸念があります。またバーストに欠けるため、クイックネスのある相手に弱いです


Seattle Seahawks select


Sauce Gardner, CB, Cincinnati
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まとめ
   健康時のインパクトはStingleyですが、サイズや怪我歴などの懸念からGardnerを選びました。SEAはサイズのあるCBを好み、GardnerもCBとしては充分なサイズがあります。ボールスキルもありますし、ゾーンマン問わないカバースキルも魅力ですね

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