・コンバインまであと1週間ということで、ぼちぼちプロスペクト紹介始まります。3月中旬からは1日1モックシリーズ今年もやる予定です
Edgeの評価基準
どういうポイントに注目して動画を見て、どのような順位付けをしているのか。1例までに
①継続性
②インパクト
③懸念点・欠点
④フィジカルツール
⑤テクニック・スキル
ざっとこのようなポイントで見ています。一応番号が上の方が優先度は高いですが、バランス見て上下することはあります。最後に迷ったら好みで決めています。これドラフトで最も大事なポイントです。迷ったら好みで決めましょう
Aidan Hutchinson(ミシガン大学)
長所
・リアクションの正確性。プレイへの反応が早い
・ラン守備は即戦力
・爆発的な発進と強いパンチでOTに有利をとる
・優れたサイズとスピードのコンビネーションがある
・強力なインサイドへのカウンタームーブをもつ
短所
・スピードラッシュでOTの外を回るのは苦手
・最初のパンチで勝てないと捕まる
総評
継続性、インパクトともに優れたトッププロスペクトです。パスラッシャーとしてはNick BosaやChase Youngほどのインパクトは残していませんが、あっちが超逸材なので仕方ないでしょう。
Kayvon Thiebodeaux(オレゴン大学)
長所
・OTとの1vs1での勝率が高い
・スピードに優れ、献身的に動く
・サイズに対して機敏で、パスカバーに下がることもできる
短所
・ラン守備は平凡
・パスラッシュでの対応力が低く、消える場面も見られる
総評
インパクトのある活躍はするものの、継続性には欠けています。しかし、優れたフィジカルツールがあるためトップ3指名はほぼ確実でしょう。ポテンシャルまで含めてHutchinsonより上に評価する人もいます
David Ojabo(ミシガン大学)
長所
・スピードラッシュが非常に得意
・爆発力のあるスタートと滑らかな加速で勝利する
・ストリップサックが多い
・パスカバーできる
短所
・ラン守備弱い
・ブルラッシュはダメ
・絶対的なクオリティーはHutchinsonに劣る
総評
マルチロールというよりも、サックアーティストタイプですね。エブリダウンで活躍ではなく、3rdダウンで最も力を発揮します。パスラッシュを強化したいチームは欲しいでしょう。ラン守備が良ければトップ15指名されていた可能性もあります
Jermaine Johnson(フロリダ州立大学)
長所
・サイズとアスレチック能力をもつ
・爆発的な発進がある
・ラン守備が強く、エッジでポジションを確立する
・手を切る能力が高い
短所
・試合において技術が発揮されていない
・パワーをパスラッシュに活かしきれてないいない
・簡単に捕まるパスラッシュ
総評
試合ではスタッツほどのインパクトは感じなかったです。しかし、シニアボウルの練習では格の違う動きを見せていました。その動きが試合でも出せればおお化けしそうです。
George Karlaftis(パーデュー大学)
長所
・7テク5テク両方できる器用さがある
・ラン守備で信頼できる
・バックサイドから懸命にプレイする
・パワーでOTに勝つ
短所
・爆発力に欠ける
・スタッツに表れない
・消される時が多い
・ハンドテクニックは発展途上
総評
5テクDE向きの選手です。4-3よりも3-4のチームが指名すべきでしょう。インパクトプレイヤーというよりは、縁の下の力持ち、いないと困るタイプですね。Derek Wolfeに近いですね。若さとポテンシャルで1巡入りそうです
Arnold Ebiketie(ペンシルバニア州立大学)
長所
・爆発的なスタートがある
・スピードラッシュを得意とする
・良いエッジのランディフェンダー
短所
・スタッツほどのインパクトは見られない
・パスラッシュテクニックは未熟
総評
近年のPSUは身体能力高い選手をEdgeに置いてます。彼もその1人です。去年のOdafe Oweh(BAL)が上手になった代わりに、身体能力が落ちたという感じです。トータルのポテンシャルはOwehに負けるので、そこら辺をどう評価されるか?が順位に関係しそうです。個人的には2巡
まとめ
今年のEdgeは1巡の中でも上から下までいる感じですね。トップ2は抜けてますけど
9位という目線で考えると、欲しいのはOjaboです。サックの取れる魅力には抗えません。次点でJermaine Johnsonです。ここら辺はコンバイン待ちです