K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2021年08月


・今日はなぜか今年も現役のBradyと、彼の永遠のライバルPeyton Manningの比較記事になります。書きたいことがぐっちゃぐちゃになってしまいました…

・NFL開幕が2週間後に迫りましたね。早いものですが、段々と楽しみになってきました。昨年はあまり追わなかった(チームが酷すぎた)ですが、今年は頑張って追いかけたいと思います。大好きなボンちゃんもいますし


Tom Bradyはシンデレラボーイ
   皆さん、シンデレラボーイという言葉をご存知でしょうか?ディズニーによって映画化もされた、名作童話『シンデレラ』の主人公になぞって、不遇な逆境から逆転ヒロインを決めるストーリーになぞられた言葉です。
   スポーツ界では、若年期やプロ入り時点では無名であったが、チャンスをものにして一気にスターダムにのし上がった選手に対して使われます。サッカーでいえばエンゴロ・カンテ(チェルシー)などですね。
   さて、ことNFLにおいて「シンデレラボーイ」の題材になる選手はたくさんいます。しかしながら、特に話題に上がるのは2人です。そう、Kart Warner(元STL, ARIのQB, 殿堂入り)とTom Brady(現TB, GOAT)です。今日はそのうちBradyとそのライバルPeytonのお話です。


Tom BradyとPeyton Manning
   Bradyは2000年ドラフトの6巡199位でニューイングランド・ペイトリオッツに指名されました。名門ミシガン大学で先発でありながらこの順位だったのは、パスの遅さであり身体能力の低さでした。
   そんなBradyに転機が訪れたのは2年目の2001年です。先発QBだったDrew BledsoeがWeek2に重傷を負って先発のチャンスがやってきます。そして、前年13-3のINDを破るなど勝利を積み重ねてPOに進出します。AFC決勝でOAKとの死闘を制して(この試合に関することは触れません)SBに出場すると、そのまま制覇という、とんでもないことを達成します。その後連覇を含む4年で3度のSB制覇に始まり、通算7度のSB制覇を果たしたことは皆さんもご存知のことでしょう。早く引退してくれ


   一方のPeyton Manningは元NFLのQBてあったArchie Manningの次男として誕生します。高校時代から注目された選手であり、テネシー大学に進学してからは四大ボウルゲームに出場するなど評判通りの活躍をします。1997年にはハイズマン賞(カレッジMVP)のファイナリストになりました(余談ですが、この年のファイナリスト4人のうち3人はNFL殿堂入り選手です)。

   そんなPeytonはRyan Leafを抑えて全体1位でインディアナポリス・コルツに指名されます。その後INDを常勝軍団とし、デンバー・ブロンコス移籍後も勝利を積み重ねて、2015年のSB50制覇を最後に現役を退きました。


NFLでのキャリアはBradyの方が恵まれている
   シンデレラボーイBradyですが、基本的に順風満帆なNFL人生を送っています。名HC Bill Belichickに巡り会ったこともありますが、毎年のように2桁勝ち、当たり前のようにカンファレンス決勝に行き、計10度もスーパーボウルに出場しています。現役20年で14回カンファレンス決勝(70%)、10回スーパーボウル(50%)、SB制覇7度(35%)はやばいですね
   一方のPeytonは決して順調ではありませんでした。1年目は26TD投げるも28INT(この記録は新人のINTワースト記録てして現在も残っています)しました。この年の成績は3-13です。その後もBradyに遅れること5年でのSB制覇となり、2011年には首の大怪我によってシーズン全休も経験しました(Bradyも膝の大怪我でシーズン全休を経験していますが、その後のキャリアへの影響は圧倒的にPeytonの方が重いです)。キャリアでのSB制覇2回は弟Eliと同じ回数です。


不屈の男Peyton Manning
   Peyton Manningという男は、メディアの前でジョークを言い、非常にいたずら好きです。しかしながら、フットボールに対しては非常に真摯であり、そして完璧主義者です。自分の体が傷んでもフィールドに立つことをやめず、現役生活最後は痛々しさを見るものに与えました。それでもスペシャルな選手であったことが、彼がBradyの最大のライバルと呼ばれる所以なのでしょう。
   Peytonは首に負った大怪我によって、リハビリ当初は15ヤード先にいるEli Manning(Peytonの弟、元NYG)にパスを投げれないほどでした。後年語った話では、彼は右の指の感覚が無く、ボールを持つための握力を確保するためグローブをつけてプレイを行っていました。
   2015年は身体的な衰えが顕著であり、非常に苦戦しました。この年は足底筋膜炎という重傷でありながらフィールドに立っていました。ある年はインフルエンザに感染し、試合の朝に39℃の熱が出ながら解熱剤で何とか抑えて試合に出ました(この試合は勝利しています)。
   このようにPeyton Manningはフットボールのために生きてきました。


最後に
   BradyがGOAT(Greatest of All Time)であることに異論の余地はないでしょう。しかしながら、ことQBの技術だけをみればPeyton Manningこそがベストだと僕は思います。
   シンデレラボーイBradyとエリートPeytonと比較されますが、NFL後は順調なBradyに対して、Peytonは困難が多かったです。レギュラーシーズンは勝てても、プレイオフは勝てないなんて揶揄もされました(POはRSとはまた別物であり、チーム力の問題です)。
   この2人は同じ時代に生まれなければお互いもっとSB制覇をしていたほどのタレントです。歴代屈指の実力者ながら、かなり対照的な現役生活を過ごす2人は運命のライバルだったのでしょう。
   彼らライバリーの最後を見れたことは非常に幸運でありました。Peytonが引退してから5年。彼が打ち立てた記録の多くはすでにBradyに抜き去られました。それでも、Bradyが活躍するほど、Bradyの抜けないPeytonの記録が際立ちます。それはそうと早く引退
   PeytonのHoFという節目なので書いてみました。ここまで、散文を読んでくれた皆様への感謝の言葉をもって結びの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました
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・プレシーズンも2戦目。来週には開幕ロスターが発表されます


Teddy Bridgewaterの勝ち
   先発組に入ったBridgewaterはほぼ完璧な内容でした。Lockも決して悪くはなかったですが、この勝敗を判断するのは簡単なことです。
   OLは全員先発ということで非常に安定していました。時間がある時のBridgewaterは良い選手ですね。落ち着いてパスを通しました。TE Saubertへの20ヤードパス(2つ目のTDに繋がったもの)は特に素晴らしいコントロールでした。


3番手RBはRoyce Freemanか?
   先発Gordon、2番手Javonte Williamsまでは当確でしょう。3番手候補だったMike Booneは怪我で出遅れています。
   Freemanはすでに体が仕上がっています。パスランブロック全て出来ますし、STも出来ます。3番手はマルチタスクを求められるので、その要求を満たしているでしょう。


Jeudy今年はプロボウラー
   昨年は多数のドロップもあり、その実力を完璧には披露出来ませんでした。しかしながら、今年はキャンプを通して素晴らしいパフォーマンスを見せ続けています。
   ルートランとRACという彼の強みをこのSEA戦でめ見してくれました。更に苦手であったブロックも献身的にしていました。QBのパフォーマンスに左右されるとはいえ、1000ヤードは行けるのではないでしょうか。


Jonathon Cooper大爆発
   ドラ7のOLB Cooperが2サック1FFの大活躍でした。ハイモーターなタイプですが、ボールを追い続ける姿勢は素晴らしいですね。
   OLBは3枠が確定ですが、4人目の有力候補でしょう。心臓の手術でキャンプを出遅れましたが、ここまで巻き返しています。


まとめ
   他に注目はベテランDT DeShawn Williamsでしょう。この試合ではスクリーンパスをINTする活躍を見せました。これまで開幕ロスターに残ったことがない苦労人ですが、Shelby Harrisのようにブレイクする可能性も秘めています。
   53人ロスター予想をしました。51枠しか決まりませんでした。STのLBが足りないので、そこは誰が入るのか注目したいです
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・早くもプレシーズン。ざっくりとDENの試合について感想戦です。


QB対決はLockが勝ちかな
   1.5Qほど出ていましたね。まぁ控えD相手なので参考程度のものですが、ランが機能すればやれるよ!というところを見れました。Lockはやっぱりラン+PAですね。まぁこのタイプ厳しいんですけど…Goffとか…
    Bridgewaterは逆に確実に刻むタイプでした。手前の安全なレシーバーに確実にヒットという考えが所々見られました。これ悪い時はダウン更新出来なくなるやつですね…んー難しい
   両者ともに余裕すぎたので、優劣とかはないですけど。最大値はLockの勝ちでしょう


PS2はやっぱすごい
   Patrick Surtain ⅡなのでPS2です。古のオタクなのでこの愛称にはワクワクしますね
   ほぼパスを投げられていませんが、クロージングスピードの速さは素晴らしかったです。DBは切り返してから、いかにボールにアタック出来るか?が大事なのです。
   Pick6とったのKellen Mondですね。対戦経験もあるので、それもあって狙いやすかったのでしょう


控えS争いは激しそう
   ドラフトで2人指名したSですが、結構競争は激しいです。去年の控えTrey Marshallはオープニングのキックカバーで怪我してしまいましたが、P.J.Lock、Justin Strnardの2人は良かったです。特にLockは目立ちましたね。
   コロナで出遅れたJamal JohnsonはPSになるかもしれませんね。


Jeudy & Hamler
   2年目を迎えるWRコンビはやばそうですね。Jeudyは変態的なジュークムーブ(お腹を引っ込めて横に飛ぶやつ)からのRACで一気に稼ぎだし、Hamlerはスロットからディープを狙えることを見せました。
   ブロンコスのWRはSuttonという縦に絶対的な強さを見せるWRがいます。彼に加えてHamlerも奥を見せれると、相手Sとしてはかなり嫌です。こういうコンビネーションがどう見れるか楽しみです


まとめ
   控え相手なのでオフェンスは無双して安心しました。ディフェンスも控えメンツならMINに完勝でしたが、MINが弱いだけの可能性はまだ否めません。
   Justin Strnardのマンカバーですとか、MichaelOjemudiaは狙われましたね。OjemudiaのDPIは意味わからなかったですが。せめてホールディングでしょう笑
   あと今回見てて好印象だったのは、WRやRBのブロックがしっかりしていたことです。ランを主軸にするならばブロックをするのは当たり前なのですが、RACなどのロングゲインの際にもサボらずブロックに向かう姿勢はナイスです。コーチの意識付けがしっかりしてる証拠ですね。

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