・昨シーズンに負けるとも劣らない層の厚さ。それでいて、トップのレベルは上である
DeVonta Smith(Alabama)
今年のハイズマン賞(カレッジ最優秀選手賞)を勝ち取ったWRです。この賞基本的にQBとRBなのですが、WRだとかなり久しぶりでした
秀逸なルートランナー、プレスをかわす能力、ゾーンを見極める能力に優れています。シュアハンドで厳しいボールも取れます。スピードがあり、RACでも活躍します。トータルパッケージWR
欠点は175lbsと言われる線の細さです(NFLだと190~200lbsは欲しい)。体重の軽さほどフィジカルが弱いようには見られませんが、バルクアップは必要でしょう
欠点のない完成されたWR。現時点でChris
Godwin(TB)と同等の活躍が出来ると思います。トップ5級のWRです
Ja'Marr Chase(LSU)
MINで大活躍だったJustin Jeffersonは2番手だった訳ですが、その時のエースがChaseです
分厚いボディーと屈強なフィジカルがある。スピードがありRACでも脅威となる。タイトカバーでもキャッチを成功させる手がある。ディープで特に脅威となる
2020年はコロナのためopt outしていた。Joe Burrow以外のQBとの実績がない
2019年は1800ヤード20TDと圧巻のパフォーマンスを見せました。ドラフト上位のCBをほとんどボコボコにしていましたね。それだけに2020年プレイしていないのは残念です。こちらも別格
Jaylen Waddle(Alabama)
Jerry Jeudyの控えでしてが、Frからその爆発力は桁違いであり、将来の1巡と目されていました。
スピード、クイックネス、爆発力。どれをとっても超一流にあります。オープンフィールドで守備にとっての悪夢になる。素晴らしいパントリターナー。球際の強さが上がった
ボディーキャッチをしばしばする。線が細い
Tyreek Hillほど強靭なフィジカルはないものの、同等の脅威を与えれる選手です。このタイプにしては筋肉系のトラブルもなしと活躍できる素養はありますね。ちなみに彼は2019年のアラバマ大学で4番手でした
Dyami Brown(North Carolina State)
2020年に一気に評価をあげた選手です。
確かなキャッチ力がある。ディープで脅威となる選手。タイトカバーでも安定したキャッチを見せる
RACアビリティーは普通。線が細い。オールラウンダーな活躍ではない。トップスピードに優れたタイプではない
ディープスレットとして注目された選手です。スピードはそれなりですが、警戒が必須な選手です
Kardarious Toney(Florida)
Kyle Pittsと並ぶお気に入りターゲットでした。
素晴らしいクイックネスがある。ショートからディープまで活躍できる。1on1で守備をかわす能力に長けている。
コンスタントな活躍ではない。ルートランナーとして成熟する必要がある
全米王者アラバマを手玉にとるなど、今年は素晴らしいパフォーマンスでした。そのクイックネスはかなり魅力的ですね。ルートランとタイトなキャッチ力が上がればプロボウルもあるでしょう
まとめ
トップ2のSmithとChaseは別格です。この2人は昨年のJeudy, Lamb以上の輝きを放っていました。トップ15では指名されるでしょう。
Waddleは素晴らしいタレントであり、そのアジリティーは別格です。また荒削りですが、こちらも1巡を外さないでしょう。ToneyもWaddleほど格別ではないですが、1巡に値するだけのタレントです
Brownは評価が難しく、1~2巡になります。ディープスレットとしての能力も持ちますが、デイープアタックのためだけに1巡は高いので、それ以外のスキルがどう評価されるか?が大事になります