K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2020年08月


・少しモチベが出てきたので1本投稿


San Francisco 49ers
 ドラフト順位が2位→31位と劇的な躍進を遂げたシーズンでした。死力を尽くしたものの、Mahomesの神通力の前に敗れたのは悔しい限りです。
 エースQB Jimmy GaroppoloはINTが多かったものの、シーズン完走で求められた仕事を果たしました。OL陣の大奮闘、ローテーションで速くてフレッシュなRBが代わる代わる走ってくるシステム、そしてRACの良いWR Deebo Samuel, ベテランWR Emmanuel Sanders、万能戦士TE George Kittleとメンバーの能力が最大に引き出されていました。ここら辺はさすが天才Kyle Shanahanでしたね。十全ならNFLで彼に勝てるコーチはいません
 ディフェンス陣はNick Bosa加入、Arik Armsted覚醒でDLが一気に強化されました。4-3の肝であるDLの強度が高まったことで、守備全体がよりアグレッシブになりましたね。
 ドラフトで即戦力を獲得し、シーズン中のトレードも有効に活用しました。オフシーズンにDT DeForest Bucknerを失った痛手がどう響くか?DLがまた機能するか?これによって再びSBに行けるか決まりそうです


Seattle Seahawks
 長らくSEAは世代交代に失敗したと言ってきたわけですが、やっとポストLoBの形を確立した。そう思わせる昨シーズンでした。
 相変わらずRussell Wilsonは素晴らしかったです。PAの威力が高まったことで例年より怖さが増しました。D.K.Metcalfとの相性は素晴らしく、彼をここまで活かせるオフェンススタイルには素直に驚きました。OCが素晴らしい。PAはランの裏側にあるプレイなので、もちろんランアタックの脅威があってこそです。RBは怪我が怖いですね…
 守備陣はLBの核を残して交代を進めていたわけですが、その形に1つの終止符が打たれたように見えました。Flowers, Griffinの両CBの成長、トレード加入したFS Diggsにより後方が安定しました。フロントラインにはJadeveon Clowney加入で、エッジラッシュの怖さも上がりましたね。
 SSに当代3本指に入るJamal Adamsが入りました。Kam Chuncellorを超える万能性とリーダーシップがあります。逆にClowneyを失ったフロント4のプレッシャーがどうなるな?ですね。Criff Avril, Frank Clark, Jadeveon Clowneyとトップエッジは常に交代してきました。次を担うのは誰になるのでしょうか?ルーキーDarrell Taylorとか注目してます


Los Angeles Rams
 SB53で攻略法が露見してからというもの、苦戦しましたね。少し予想していましたが…ここまで落ちるかぁという感じです
 Jared Goffが悪い。カレッジ時代からの悪癖が抜けませんね。プレッシャー下での判断とコントロールが悪いです。それがターンオーバーに繋がり…時間の余裕があれば素晴らしい選手なのですが…OLが弱くなると勝てないですね…Todd Gurleyというボールを進めてくれる相棒は怪我でスナップ制限がありました。その中で輝いたのはWR Cooper Kuppですね。さすが
 将来のHoFが確約されたAaron Donaldはさすがでした。問題はそれ以外です。タレントの質が重要になってくる白熊守備で怪我人続出は厳しいですね…
 SB取るために無理をしたので、その反動が来ています。Gurleyカットで巨額のデッドマネーも抱えていますし…契約の切れたベテランの放出が相次ぐでしょうし、すぐにSB候補には帰ってこれない気がしています


Arizona Cardinals
 2年続けてドラ1でQB指名という荒技をやりました。Josh Rosenのために費やした1巡が無駄になったわけですが…KingsberryオフェンスとMurrayの相性は良かったです
 Kyler Murrayさすがドラ1というパスを通していましたが、スクランブル能力が思ったよりダメですね…判断が悪いというか、スピードで捲る一辺倒なのでちゃんとパシュートされるとロスするんですよね。パターン読まれて追い込まれてた気がします。ここ改善すれば大化けでしょう
 ディフェンスは接戦で守り切れないと批判を浴びました。うーむVJ…タレントは悪くないだけに守り切るやり方が出来れば勝ち星伸ばせるのでしょう
 ミラクル使ってDeAndre Hopkinsがきました。最初フェイクニュースだと思いましたよ…ODともにハマれば一気に跳ねるポテンシャル感じてます。NFCのダークホースになっても不思議ではないですね。コロナで普段と違うシーズンなのか残念です


まとめ
 とりあえずSF。そして安定のSEAって感じになりそうです。LARはちと苦しい。ARIはサイコロの出目次第。なんかいつものNFC西ですね
 例年、シーズン終盤に激戦繰り広げてるので見るの楽しみです
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・開幕まであと1ヶ月。期待半分、不安半分


BALレイブンズ
   Lamar Jacksonは素晴らしいスピードで成長をしています。昨年はチーム成績14-2で優勝候補の一角と目されていました。
   OL陣の怪我、長年チームを支えた名OG Marshall Yanda引退がどう影響するのか。ここ2年間はOLがアドバンテージを取れなかったことがPOでの敗北に繋がりました。LamarとMark Ingramのアタックは怖いですが、それだけではまた壁に当たるかもしれません
   ディフェンスは役割が明確な分だけ、前へのアタックが素晴らしいです。反面、スタミナ不足な面も目につきました。今年はFAから補強を行いました。ドラフトでもLB2枚抜きなど、更なる強さを求めています


PITスティーラーズ
   BigBen負傷があったものの、守備陣の奮闘により勝利を積みました。トレードで獲得したFS Minkah Fitzpatrickがラストピースになりましが、DPOY級の活躍をしたOLB T.J.Watt、オールプロ選出のDT Cameron Haywardも素晴らしかったです。
 BigBenはどこまでプレイ出来るのでしょうか?結構な問題ですよね。衰えもきているのでランの援護は欠かせませんが、エースRB James Connorは怪我とファンブルの多さが懸念です。高齢化しつつあるOL陣は元気に過ごせるのか?も心配ですし、はまれば強いですが、崩れると一気に低迷なんてこともあるかもしれません
 逆に明るいのが守備陣です。Hayward, Devin Bush, Minkahとセンターラインに軸がありますし、OLB, CBコンビも過小評価されています。ここ強いアドバンテージは大きく、今のPITの勝利は守備が持ってくるものでしょう
 オフェンスが崩れなければ普通にPO行けると思うのですよ。なんだかんだMike Tomlinは勝つすべに長けたHCです


CLEブラウンズ
   2018年を力強く締めくくり、オフシーズンでも大きく動いたので期待値が高かったです。蓋を開ければ予想以上に攻守ともに機能しなかったんですけども…
   オフェンスはBaker Mayfieldが軒並みスタッツを落としました。最大の要因はOLですね。LT Greg Robinsonのパフォーマンスが著しく低下しました。RTも定まらず、RGはKevin Zeitler放出の影響を大きく受けるなど、目論見が大きく外れました。
   ディフェンスはDBが酷かったですね。先発が怪我でまともに揃わず。補強したDLもOlivier Vernonが空気であり、途中からMyles Garrettはパンチスルーで消えていきました。明るい材料はドラ5Mack Wilsonが早く戦力となったことでしょうか
   コーチ陣のまずい采配もありました。結局HCも交代となり、またリセットです。せっかく浮上のチャンスがあるだけに、それを生かせるか


CINベンガルズ
   昨年はタンクモードのMIAを下回り全体1位をゲットしました。投資の結果が思うように出ない中で世代交代が上手くいかなかったです。
   オフェンスはOLですね。OT Jonah Williamsが全休。Billy Priceもポジションを得られず、Bobby Hartは不動の先発を築きました。OLが崩壊したことでJoe Mixonのランは効果が薄く、QBの負担も大きかったです。今年はどうなるか
   ディフェンスは随所に人材不足が露呈していました。LBが1番良くなかったですが、CBやNTもぱっとしなかったです。30歳を超えたDT Geno Atkinsが最大のタレントというのは問題です
   Joe Burrowとともに新しい時代に入ります。ここから良いチームカルチャーを築いていけるかに注目です


まとめ
   BAL1強ですね。とりあえずは。そして安定して強いPITが続きます。CLEが化けるのか?CINがどこまで食い下がれるか?がその後のポイントになると考えています
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・DENの先発RT Ja'Wuan Jamesがopt outしました。この判断は仕方のないことですが、5年 4年52Mという大金で迎えた選手が2年続けてまともに働かないのには天を仰ぎたくなります。残り3年ちゃんと働いておくれ(opt outで契約が1年伸びるそうです。知らなかった…)


HOUテキサンズ
 HOUというチームを表すならば、落差が非常に激しいです。KCやNEというPOチームに勝利したかと思えば、その次は呆気なくDENに惨敗する。そういう不安定飛行がPOで勝てない要因になってしまったと考えています
 オフェンスはショットガンからのランとDeShaun Watsonという稀代のスーパーQBが活躍しました。ディープスプレッドであるWill Fullerがもう少し試合に出れていれば…OLは非常にテコ入れをしたことで改善されました
 ディフェンスはJ.J.Wattが往年の活躍を期待できなくなったことで、ビッグプレイメイカー不在の影響がモロに出ています。流れを変えれるプレイヤーがいないというのは、窮地を抜け出す手段が乏しいことを意味します。相手の流れを断ち切れない守備は課題ですね
 Hopkinsのトレード内容はひどかった。いくら好みでないとはいえ、あのレベルの選手の評価を正しく出来ないならばO'Brienもその程度なのかぁ…という感じです。HCとしてもイマイチなところありますし、HOUも天井破れないまま次のサイクル行くのでは?という悲壮感が見え隠れしてます


TENタイタンズ
 昨年は出来過ぎだったのでは?という個人的な見解は置いておいて、チームとしてスタイルが一貫していたのが快進撃の理由ですね。それを貫けなくて最後負けたのは、非常に納得できるものでもあります。
 オフェンスはランで押してPA!というわかりやすいスタイルの継続です。RTにルーキーの巨漢Wilsonを獲得しましたし、Henry, Tannehillという昨年躍進の立役者と契約延長をしました。尖った矛で盾を貫く!に特化していますね。単純な力負けしなければ勝てそうですよね。止まる時はあっさり止まりそうですけど
 ディフェンスはDT Caseyが安くトレードされ、OLBの層は変わらず弱く、CB陣の交代がありました。フロント7のラッシュの弱さが懸念されるところですね。Jadeveon Clowney取らないのですかね?
 昨年を見て単純に優勝や!とは言えないです。あれを受けて、どうオフェンスが改善されるのか、Dean Peasという名コーチが去ったD#は同じ強さを維持できるのか?不確定要素も多いシーズンになります。


INDコルツ
   Andrew Luck引退という衝撃をもって開幕を迎えました。一昨年からの躍進を期待されてましたが、Jacoby BrissettがQBでは限界があり、POを逃す結果となりました
   Philip Riversを獲得し、QBニーズを埋めています。衰えの見えるRiversにどれほどの活躍を期待しているのか気になります。ベースはランでしょうが、TD25個を期待するのか、ゲームマネージャー的な黒子に徹させるのか。それだけで意味合いが変わってきます
   守備陣は若い戦力が伸びてくればフロント7は強いですね。DB陣の安定感が今ひとつなので、そこがシーズン通して信頼置けるようになれば、厄介な守備になりそうです
   Riversへの期待度は?ここが大きなポイントだと個人的には考えています。POを狙える戦力だと思います


JAXジャガーズ
   Nick FolesはFA獲得した時から批判していましたが、やはり失敗に終わりました。代わりにGurdner Minshewは見つかりましたが、そのMinshewも2年目の壁に挑戦することになります。
 投資をしているものの、期待通りの結果を得られないOL陣。彼らが機能すればJAXは勝てます。昨年はそこが機能しない&OCの愚作で詰まっていました。まずOLが機能するのが大事です
 守備陣はドラ1で2人指名するなど、また転換期に来ています。大枚叩いてFAを多く使うのではなく、自前の選手を揃えています。タレント活かしきれるのかどうか
 昨年は規律も乱れており、戦う準備が万全ではありませんでした。今年はどういうキャンプ、準備を過ごすの注目です
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