K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2020年03月


ブラウンズのニーズ
LT, RG, DE, LB, S
 TE Hooper, RT ConklinとFA戦線ではポジショントップ2名の補強に成功しました。それでもODともに補強ポイントが残ります
 オフェンスはパスプロの安定でしょう。Kitchensのプレイコール以上に足を引っ張ったのがLT Robinsonのパフォーマンスの悪化でした。その御仁は大麻の売人になっていなくなりLT不在の状況です
 ディフェンスはノーインパクトに終わったOlivier Vernonに代わる先発、ぺらっぺらのLB, Sの先発がニーズです。守備は結構やばいですね


それを踏まえてプロスペクト紹介
OT Andrew Thomas(Georgia)
 今年きっての純正LT。左右両方を経験している経験値もさることながら、技術的な面で仕上がってるのは即戦力ポイント高いですね。ここまで評価が落ちてきてるのは運動能力が足りないからであり、それでもまだトップ10予想に残るあたり完成度の高さが証明されてます
 CLEに当てはめて考えると必要不可欠のLT候補であり、強力なランブロッカーです。新HCはシャナハン系WCO閥なのでランブロックはかなり大事ですね。あとThomasという名前もCLE的には花丸ではないでしょうか?

Tristan Wirfs(Iowa)
 コンバインで記録的な40ヤードのタイムを叩き出した選手です。アイオワ大仕込みのランブロックは素晴らしく、RGならオールプロも狙えるのでは?と言われます。とりあえずRT起用でしょうか
 ランブロックが強いです。パワーで相手を押し込めますし、セカンドレベルへの上がりも速いです。アスリート系OLですね。反面キックスライドが苦手なのでエッジからの速いラッシュを苦手としています。パスプロはまだ向上の余地があります
 身長の低いMayfieldにとって中央のパスプロ安定は重要な要素でもあります。そちらを優先するならWirfsは良い指名です


結論
OT Andrew Thomas(Georgia)IMG_2666
 やはりLTの安定というのはOLの中でも難しい課題であり、ドラフトで指名するのが長期的に見ると成功に繋がりやすいです。
 上に上げた2人はランブロックも良いので新スキームにフィットすると思います。


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ジャガーズのニーズ
DL, CB, QB, WR, OL
 17年にAFCCCまで出たのが嘘のような解体劇を行いました。シーズン中にCB Jalen Ramseyを売りましたが、FA前にはCB A.J.BouyeにDE Calais Campbellをそれぞれトレードに出して解体が加速しました。1年前に大型契約を結んだQB Nick FolesもCHIへトレードし、フランチャイズタグに指定したDE Yannick Ngakoueもトレードに出すと言われています。
 今のメンバーで満足するかは別として先発級がいないのはCBくらいです。あとのポジションは先発経験者が並びます。それでもデプスの厚みやクオリティーの面から補強は考えられます


それを踏まえてプロスペクト紹介
CB C.J.Henderson(Florida)
 OSU, LSUに続くDBの名産地です。Hendersonは素晴らしいスピードとアジリティー、フットワークを持つ選手ですね。マンカバーもゾーンカバーも出来ますしプレスカバーでも正しい動きが出来ます
 最大の欠点はタックル力です。オープンタックルに課題があり、ビッグゲインの起点とされることがあります

DT Javon Kinlow(South Carolina)
 大きくて腕の長いDTです。荒削りながら高いクイックネスでスクリメージラインを破壊することが出来ます。今年のアラバマ戦で活躍したことで一気に評価を上げてきました
 魅力的なポテンシャルの持ち主です。上背かあり、腕が長いアスリートです。スモールカレッジから転校したこと、家がかなり貧困だったことでフットボール経験が少ないです。即戦力と言い切れないです


結論
CB C.J.Henderson(Florida)IMG_2658
 とにかくCBに不安があります。チーム所属のCBがどんどん抜けてますからね。仕方ないことですが、一気に先発2枚落ちは厳しいですね
 WR予想も根強くありますがMarquise Leeがまだチームに残っていることから外しています。チーム方針からもWRの上位指名を避けてるように感じるのも理由です。
 とはいえKinlowとかなり迷いました。最近のJAXは「アメフトはライン戦」という原則に則って1巡使っていますから。ただ流石に偏りが酷いのでCBにしました
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カーディナルスのニーズ
RT, C, NT, Edge, DB
 Josh RosenをキープしたままKyler Murrayを全体1位で指名するという悪手で非難されてから早くも1年経ちます。そのMurrayはROYを獲得するなど1年間しっかりと先発を務めました。
 オフシーズンに入るとDeAndre Hopkinsを1巡失わずに獲得するというウルトラムーブを決めるなど早め早めの補強が目立ちました。大きなニーズを潰してドラフトに臨むことになり、今年のオフシーズンの勝ち組と言えます
 ニーズはRT, DL, Edge, DBといったところでしょうか。EdgeとDBは世代交代も視野に入れてクオリティーを高めたいところです


それを踏まえてプロスペクト紹介
OT Mekhi Becton(Louisville)
 巨大なOT。Trent Brown(LV)を彷彿とされる巨体を活かしたパワーとサイズを考えれば驚くべきアジリティーがあります。コンテインを容易く破壊し、パスプロテクションでは簡単にコントロールします
 カレッジではLTですが、NFLではRT向きかもしれません。パスプロでのオープンラッシュを苦手とするタイプです

OT Jedrick Wills Jr(Alabama)
 今年のアラバマ大で最も完成された選手でした。RTですがこれは左利きの先発QB Tuaにとってのブラインドサイドを守るためでした。そのためパスプロの安定感は高かったです。それ以上に評価が高いのはランブロックです。ここら辺はランを基調とするバマらしい特徴ですね
 OTよりもOG向きなんて話もありますが、最初はOTで試すでしょ


結論
OT Mekhi Becton(Louisville)IMG_2656
 今年のトップRTではないでしょうか。スキルポジションの充実と引き換えにOLが弱いことを考えればMurrayを守る盾を増やすのは合理的な判断です。将来的にリーグ最高のRTになれる素質を感じます
 残っている守備陣は軒並みリーチ指名になります。そもそも一応の先発はいますからね。将来を見据える&デプスの拡充という側面になりますし
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