K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2019年10月


・数日前にトレードの許可を出していたWR Emmanuel SandersをSFへトレードしました。Sandersと5巡を放出し、3巡と4巡を受け取ります

・Sandersは2010年PITの3巡指名選手で、5年目の2014年にDENに移籍してきました。それからDemaryius ThomasとのダブルエースとしてPeyton Manningのメインターゲットとして活躍しました。2014〜16年の3年間はNFLトップ級の活躍をしていましたが、ここ3年はQBの不振や怪我なども重なりスタッツが落ちていました。

・Sandersのプレイスタイルは高いクイックネスを活かしたセパレートランナーです。ストップ、スタートが非常に早く、細かいステップを
駆使してオープンになります。トップスピードも速いため、ジェットやエンドアラウンドといった横に広げるプレイでも活躍できる選手です。キャッチ力も高いので3rdダウンなどで活躍できます

・移籍先のSFはここまで7-0と非常に好調ですが、WRが目立たずパズゲームにおいて苦労していました。Sandersの加入でJimmy Garoppoloにとっては頼りになるターゲットが増えることになります

・6年間ありがとうございました。Sandersは3rdダウンで非常に頼りになり、歴代のQBがとりあえず投げるターゲットになっていました。安定感もあり、ファンも困ったらSanders!と思っていました。こういう形での別れは残念ですが、SFでもしっかり活躍してまたPOで暴れて欲しいです。DENでの6年間で404キャッチ5361yds28TD。ありがとうございました

このエントリーをはてなブックマークに追加


・KC戦でDENは9サックも浴びて負けました。これはOLの問題と「彫刻」と揶揄されるほど動けないFlaccoのせいです。そこでScangarello OCの師匠であり、Flaccoと同じく地蔵QBのGaroppoloで5-0を達成しているSFがどのような工夫をしているのか、見ていきたいと思います


SFを知る
 現在両OTが怪我で離脱しています。LAR戦では両OTのパスプロテクションは良くないパフォーマンスでしたが、それでも被サック2に抑えました。その工夫を見ていきます


方法1、RBを中央に出す
 DENでもRBをパスに組み込んでいますが、多くの場合でメインターゲットとして使用しています。LBなどとのミスマッチを作れる利点があります。しかし一方で、カバーされた場合にはサックされる可能性が高まります
 SFはRBをよくパスプレイに組み込みますが、DENよりも高い頻度でセイフティーバルブとして機能させます。これはパスカバーに下がったLBの前のゾーンにRBを出す動きを指します。タイミングも他のWRやTEと比べて遅いので空くのも特徴です

方法2、スクリーンプレイの使用
 昨今のNFLで強豪と言われるチームの多くはスクリーンプレイが上手です。NEを筆頭にKC, LARそしてSF。この手のプレイは年々複雑になっていますし、未だにプレッシャーを躱しながらロングゲイン出来るプレイです。今回は特にRBスクリーンについて取り上げます
IMG_1743
 スクリーンプレイで最も重要なのは守備側がパスプレイだと完全に信じることです。DLはパスラッシュをかけ、LBとDBはパスカバーに下がる。そうやって作り上げられたギャップが広いほど効果を発揮します。そのため、「QBが奥に投げる気が見えない」、「WRがルートランやる気がない」、「OLがDLのブロックを捨ててダウンフィールドに出る」。これらの動きが早過ぎるとバレてしまい、逆に自分たちの首を締める結果になります
 スクリーンのブロックに関してはスクリメージラインから10ヤード以内の選手をしっかりブロック出来るかが成否を分けます。逆に守備側は10ヤード以内でタックル出来ないとロングゲインされてしまいます

方法3、パスプロテクションの偽装
FullSizeRender
 少し見にくいのですが、このプレイで黒丸でかこったのはGeorge Kittleです。SFのメインターゲットであり、現在最高のTEです。このプレイでKittleはスナップと同時に逆サイドにパスプロテクションの補助に行きます。普通ならそのままOTのヘルプに入るのですが、Kittleはワンチェック入れただけでQB Jimmy Garoppoloの方を向きました。ダウンフィールドに投げ込めなかったGaroppoloはKittleに投げたことでサックを回避しました。IMG_1742
 このプレイは結果的に1人スクリーンであり、セイフティーバルブとして機能したのですが、TEのパスプロテクションまでをフェイクに使うという守備側からすると盲点であり、それ故に警戒しなければ反応が遅れてしまいます。
 

まとめ
 何が言いたいかというと、うまく逃げ道を作りましょう。この一点です。この手のプレイはリスクもあるのですが(ヤードはRAC頼み、OLが反則を取られることが増えるなど)、地蔵QBが先発な以上やるしかないと思います。
 幸いDENにはPhillip LindsayにNoah Fantとボールを持ってからRACを期待できるスピードのある選手がいるので、彼らを上手く活かして欲しいです。
 OLのパスプロが持つのが一番ですが、今から劇的に改善するのは厳しいです。なので、それを誤魔化す手段を使うしかないですね…
このエントリーをはてなブックマークに追加


・DENに寄せられる批判的なコメント、諦めのツイート。今日は全て正しい。Von Millerのトレード?それも検討されるでしょう



KC@DENレビュー
 全て。全てのセクションで負けていました。勝てる要素なんて無い。そもそもの土台で完敗でした。フィジカル、テクニック、あらゆる基礎でKCが上でした。10%くらい勝てる可能性がある?そんなもの烏滸がましい。DENとKCの差を身をもって知りました
 特に誰かを槍玉に挙げる気はないです。KCとは立っているフィールドが違うのですから。全員が良くないプレイをしました。選手だけでなくコーチも含めて全員が悪かった
 DENの現在地からもう一度SBに行くのは遠いいですね。果てしない道のりです。本当に辿り着けるのか?わからないですが、ブロンコスが下を向かない限り1ファンとしては応援したいと思います。ただ、それまでには大きな変革が必要になるかもしれません。大きな痛みを伴うとも思います。ついていけるか不安です


最後に
 Patrick Mahomesが1日でも早く復帰できることを願います。どうやら僕は彼のことが好きなようです。怪我は膝蓋骨脱臼ということで、靭帯への影響が無ければシーズン中の復帰も可能という話です。明日以降でるMRIの結果を待ちたいです
 

まとめ
 KCは強い。Mahomesは凄い。そしてDENは弱い。ただそれを確認しただけの試合でした。心の折れる試合でした。希望は見えず、絶望だけが襲いかかりました。ここから立ち上がるのはタフですが、10日ほどの休みを得てまたブロンコスを応援していけたらいいなと思います。これ以降ブロンコス関連の記事が上がらなくてもご容赦ください
 NFLは好きなので、変わらず他チームの分析記事などは出していきたいと思います。 
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ