K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2019年02月


・その1の続きになります。同日更新じゃないのは許してくださいな。OL見るのに時間かかる…

・GM John ElwayはWR Emmanuel SandersとDE Derek Wolfeの両ベテランをキープするとコンバインの会見で話しました。カットの噂はありましたが、特別急いでキャップスペースを空ける必要はないので妥当じゃないでしょうか。なんでカットという話が出てたのかわかりません


OTプロスペクト
Tytus Howard(Alabama State)
Greg Little(Ole Miss)
Jawaan Taylor(Florida)


Jawaan Taylor(Florida)
6-5, 328lbs
   個人的によぅわからんプロスペクトの多いフロリダ大学です。Taylorの評価の高さもさっぱりわかりません
長所
   素晴らしいパワーがある。それはランブロックで特に発揮され、スクリメージで勝つことが出来る。OTとして充分なサイズがある
短所
   エッジラッシュに対して弱く、キックスライドの技術が拙い。スイムムーブで内側に入られることがある。パスプロのスタートで負けるので相手との間合いを詰めるのが苦手
総評
   パスプロが酷い。スタートの時の腰が重いのか受け身に回るシーンが多いです。総じて未熟なので成長する必要があります。ランブロックは強いのでOG向きなのかもしれません


Gerg Little(Ole Miss)
6-6, 325lbs
   大柄なタックルでSECで多くの先発経験があります。
長所
   パワフルなランブロッカー。出足の鋭さとサイズからは考えられない前への速さがある。2線目への意識が高く、しばしばLBをブロックしてRBを助ける。パスプロでは強いアンカーがあり、相手を固定させれば止めることが出来る
短所
   逆にステップバックは苦手であり、パスプロの際のステップワークは心もとない。エッジにコンタクトすることに苦戦する。手の使い方をより学ばなくてはいけない
総評
   パワーが売りのOTで、前に強い選手です。OTとしてはパスプロが不安なので最初はOGかもしれません。経験と時間を必要とするでしょう


Tytus Howard(Alabama State)
6-5, 322lbs
   シニアボウルで評価を上げてきました。シーズンから増量してきたのは高評価です
長所
   クイックな足があり、相手を正面でブロックすることが出来る。機動力が高くゾーンブロックでより活躍する。シニアボウルまでに10lbs以上の増量をするなど意識が高い
短所
   ブルラッシュに対して弱い。キックスライドでQBに向かって下がる癖があり、ポケットワークを邪魔することがある。パワーでエッジに負けてタックルを許すことがある。マイナー校と多く対戦してきた
総評
   機動力が売りのOTです。こちらはOT一本で食べていくことになりそうです。ゾーンブロックでより活きるタイプだと思いますが、増量したことから見てもストイックな選手じゃないでしょうか


まとめ
   この3人ですとHowardが好きですね。Taylorは自分の中で高評価の理由を見出せていません。サイズ買いなんでしょうか…
   Jonah Williamsは腕の長さが33 5/8ということでギリギリLT許容範囲でした。これはストックダウン無さそうです
   次はOG/Cになります。この辺りからプロスペクト怪しくなってきますがご容赦ください。
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・DALのDE Randy Gregoryがまたサスペンドを受けることになりました。ドラフト前に3度のドラッグテストで引っかかりましたが、治ってなかったですね…NFL入りしてから3度目ですか?帰ってこれないんじゃないですかね

・CINが2年前のドラ1WR John Rossをトレードブロックに載せました。懸念された通り怪我が多くて試合出てませんのが問題です。トップ10サラリーですし引き取る先見つかるんですかね

・OTプロスペクトはカレッジでOTだった選手を集めています。NFLでの適性は別です

OTプロスペクト
Jonah Williams
Cody Ford
Andre Dillard
Yodny Cajuste


Jonah Williams(Alabama)
6-5, 301lbs
   全米トップLT評価でしたが、最近は評価が乱高下してます。腕が短い疑惑あり
長所
   1年生から先発して左右のOTとしてプレイしてきた。一歩目の足が非常にクイックで滑らかに動く。ランブロックが強くダウンフィールドにおいても確実にLBを捕まえる。良いキックスライドの技術があり、パスラッシャーを上手く正面に捉える。
短所
   笛が鳴る前にプレイを辞めることがある。パンチの強さに欠く。パスプロではしばしばパスラッシャーを抑えられずプレッシャーを許す。腕の長さとしてOGが適性かもしれない
総評
   NFLでもLT出来る選手だと思っていますが、腕の長さが重要になりそうです。バマ産OTは軒並みパスプロの評価が悪いです。でも近年だと一番良いと思います。OGなら成功するんじゃないでしょうか


Cody Ford(Oklahoma)
6-4, 338lbs
   大柄なOTでカレッジではRTでした。OG向きと言われますがOT出来ると思います
長所
   安定した下半身があり、非常にクイックな足と合わせてパスプロにおいてエッジを圧倒する。手の使い方が上手く、手の長さもいかして対面を制圧する。安定したブロッカーであり、充分な機動力がある
短所
   常に2ポイントスタンスで3ポイントに対応しなくてはいけない。LTは未経験であり、コンバートには慎重にならなくてはいけない。
総評
   非常に優れたパスプロテクターです。去年のOrland BrownがBALで活躍したことからOTで通用するんじゃないでしょうか。LTが欲しいなら避けるべきか


Andre Dillard(Washington State)
6-5, 306lbs
長所
   今年のNo.1パスプロテクター。素晴らしいクイックネスとキックスライドがあり、DLのクロスに対しても対応できる。エッジを抑え込むパワーがある
短所
   ゴリゴリのエアレイド系出身であり、ランブロックは未知数
総評
   良いパスプロLT。パス主体のチームならLTとして1年目から使えるのではないでしょうか。現代NFLは割とランも重要なので、そこが嫌われると順位を落としそうです


Yodny Cajuste(West Virginia)
6-5, 308lbs
   今年良かったWVUのLTです。かなりの素材型になります
長所
   素早いキックスライドがあり、そのクイックネスでエッジに対して有利に立つ。腕の長さがあり、遠い間合いでブロック出来る。
短所
   ランブロックはかなり未熟であり、辛抱強く見守る必要がある。手の使い方は向上させなくてはいけない。パスプロで懐に入られた時の対応に課題がある
総評
   サイズと運動能力が高そうな未完成な選手です。現状では2〜3巡でしょう。将来的に左右のOTの先発になれる可能性はありますが、開花するまで辛抱が必要でしょう
   
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・レイダースがもう1年OAKに残ることになりました。これが正真正銘の最後だとか


TEプロスペクト
T.J.Hockenson
Irv Smith Jr
Noah Fant
Kaden Smith
Jace Sternberger

T.J.Hockenson(Iowa)
6-5, 250lbs
   高身長のTE。今年のジョン・マッキー賞(カレッジ最優秀TE賞)の受賞者です
長所
   素晴らしいルートランナーで自然に守備を引き離してオープンになる。TEだけでなくFBにもセットしてプレイしてきた。ブロックでは捕まえた後の強さがあり、どんな相手でも勝って押し込むことが出来る
短所
   ブロックを捉えることは苦手で、しばしば勢いをつけ過ぎて躱されてしまう。オープンフィールドやダウンフィールドで正面からディフェンスを捉える技術は改善する必要がある
総評
   スクリメイジのブロッカー、ミドルゾーンのターゲットとして素晴らしいTEです。1年目からレシーバーとして活躍すると思います。ダウンブロックでディフェンスを捕まえる技術が向上すればオールプロになるかもしれません


Irv Smith Jr(Alabama)
6-4, 241lbs
   父親も元NFL選手。名門アラバマでO.J.Howardの後の先発でした
長所
   スムーズなルートランナーで、ミドルゾーンで活躍する。キャッチしてからRACに移行するまでが滑らかで、取った後もスピードで脅威になる。鍛えられたブロッカーであり、アラバマ仕込みのランブロックは素晴らしいものがある
短所
   オープンフィールドでボールセキュリティーが甘くファンブルすることがある。キャッチ能力自体は普通。O.J.Howardほど圧倒的ではない
総評
   レシーバーとしてはHowardよりも即戦力でしょう。ブロックは同じくらいですが、伸びしろでは負けています。それでも最近の上位TEの中ではオールラウンダーです。早い段階から頭角を現すのではないでしょうか


Noah Fant(Iowa)
6-5, 241lbs
   Hockensonと一緒にエントリーしてきまして同大学、同ポジションで1巡候補2人という珍しい状況です。TEだと初めてかもしれませんね
長所
   初速が速くスピードで守備とミスマッチを作れる。良いルートランナーであり、ミドルからディープゾーンで真価を発揮する。様々な位置からプレイすることが出来る。とても自然にパスをキャッチする
短所
   アンダーゾーンで効果的なターゲットではない。キャッチの際にジャンプする癖がある。イージーな落球をすることがある。ブロックでの力強さは欠いている
総評
   身体能力の高いTE。まだ発展途上だが、David Njokuのように目を見張るプレイを見せてくれるでしょう。コンスタントな活躍をするには少し我慢してプレイ機会を与える必要がありそうです。


Kaden Smith(Stanford)
6-5, 252lbs
   ここ最近ランの強いStanfordで2年連続先発でした。ジョン・マッキー賞のファイナリストです
長所
   良いサイズとパワーがある。堅実なブロッカーで、エッジのブロックで活躍する。良い手があり、ミドルゾーンのターゲットとして頼れる選手である。頭が良い
短所
   トップスピードは普通であり、アスレティックな選手ではない。全体的な身体能力は決して高くない
総評
   堅実な先発TEになれる選手です。ランブロックといくつかのパスプレイのターゲットとして活躍するでしょう。Owen Danielsのような選手になりそうです。身体能力は普通なのでパスゲームで大きく貢献するのは期待できないと思います。


Jace Sternberger(Texas A&M)
6-4, 250lbs
   Kaden Smithが入るなら彼も入るのでしょう。最近のTEは早めに指名されるので読み辛いです
長所
   ルートランでスムーズな発進があり、ショートやミドルのターゲットになる。ルートランが丁寧で守備をセパレートする。充分なサイズがある
短所
   トップスピードは平凡なのでディープでは活躍できない。RACには大きく期待できない。ブロックは改善の余地があり、ヒットのタイミングと当たってから押し込む継続性は特に向上させなくてはいけない。
総評
   Kaden Smithがブロック寄りならこちらはレシーバー寄りです。レシーバーの絶対値に大きな差が無さそうなので、Smithより後の指名になるんじゃないですかね。ブロックが改善すれば良いTEになりそうです


まとめ
   HockensonとISJは成功出来ると思います。ブロックとレシーブを高いレベルで揃えてるのは珍しいです。個人的にはISJが好きです
   FantはNjokuのように突き抜けるまでに時間かかるんじゃないですかね。元からTEは時間のかかるポジションなので、それも勘案して成長を見る必要があると思います
   SmithとSternbergerは3巡以降でしょう。オーソドックスなTEが欲しいならSmithが先ですかね
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