K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

2018年12月


・inactiveはここ数試合と全く同じですね。Demarcus Walkerがバストへの道を歩んでいるのが悲しい…


サマリー
   最終戦でしたが、特段の見どころがない試合でした。前半はINT2つを奪ったものの三凡で終わって無得点。その後はファンブルからリカバーTDで7点を先制されます。
   WR River CracraftのロングゲインでRZに入ったもののINT→リターン中のファンブルで後退し、結局FGで終わり、7-3で前半を折り返します。
   後半はTim PatrickのファンブルからMike WilliamsのTDに繋げられて2ポゼ差。何とかTDを返したものの、3点差を狙った2ptはINTされて7点差になりました。その後TDを追加されて勝負ありでした


まとめ
   格下チームなのにターンオーバーで負けてては勝つ可能性なんて万に一つもありませんね。そこにクリティカルな反則で自分たちの首を絞めてしまいました。1st&20から始まる攻撃とかマゾかな?
   Von MillerにもBradley Chubbにもサックがつかず。サックする前に投げられることが多かったですね。やはり怪我人続出でカバー厳しいです…
   明日はブラックマンデーということで、多くのコーチ陣が解雇されます。そこにVance Josephの名前も含まれるでしょう。後半戦の怪我人続出は同情しますが、勝てる試合を落とした采配など不味いものが多すぎました。次は誰になるのか
   皆様、今年も当ブログを読んでいただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。それでは良いお年を
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・RB Phillip LindsayとWR Antonio HolmesをIRに入れて2人の選手と契約しました。彼らは戦力ではなく、将来性を買ってロスターに残したとのことです。

・オフシーズンに大量のFA、ベテランカットが予想されます。失敗により3年でサイクルを終了することになりました。来年のロッカーは半分近くメンバーが変わりそうです

・OregonのQB Justin Herbertがエントリーを見送りました。これで今年のトップQBはWill Grierですかね。QB欲しいですけど、このレベルにトップ10は使いたくないのも本音です


LACとDENの戦力比較
   比較するまでも無くDENの完敗な訳ですが、LACの現状を交えた私見を少し。LACは11-4で2013年以来5年ぶりのプレイオフを決めていますが、KCとの勝ち星の関係でまだ地区優勝の可能性を残しています。当然メンツを温存することはなく全力で勝ちに来るでしょう。(地区優勝は09年以来なので約10年ぶり)
   ここ2週間欠場していたエースRB Mevin Gordonも復帰、同じくエースWR Keenan Allenも練習に参加するなどチーム状態はかなり良いです。大きな怪我人もおらずほぼフルメンツを組めるか
   一方のDENは希望の星Phillip Lindsayまで逝くなど満身創痍です。オフェンスは酷く、開幕時の先発で残ってるのは僅か5人(3rdWR含む)。スキルポジションを中心に主力が8人いなくなるという…ディフェンスにしても要のChris Harrisがシーズンエンドでパスカバーが崩壊しました。


試合のポイント
   どう足掻いても勝てるビジョンは見えません。LAC守備は主要スタッツが軒並みトップ10(失点8位、喪失ヤード8位、パス守備7位、ラン守備9位)と強く、ランパスのエースを欠いているDENでは通用しないでしょう。今回は個人的なマッチアップをピックアップします。


Courtland Sutton vs Casey Hayward
   ブロンコスの若きエースWR候補であるSuttonは相手のエースCB Haywardとのマッチアップが予想されます。前回の対戦ではポストルートからのRACで逆転のFGに繋げるなど、良いプレイを見せてくれました。
   今回期待したいのはSuttonが得意とするフェードルート(縦ルート)で勝つことです。Haywardは身長が低く、ジャンプ力もあるSuttonとならミスマッチになります。そこで一本はロンクボムをキャッチして欲しいです。
   HaywardキラーだったDTがいなくなりましたが、Suttonがその役割を担うことに期待です。


Von Miller vs Sam Tevi
   あと2サックで通算100サックに届くVon Millerはここまで14.5サックを記録しています。先週で途絶えたものの9試合連続サックをするなど今シーズンは調子が良いです。そして相手は得意のRiversですので、2サック期待したいです。
   マッチアップするのはRTのSam Teviでしょうが、TE Virgil Greenなどのヘルプが来ると予想されます。クロスなどのスタンツで動かしながらサックを取って欲しいです。


まとめ
   来年度に向けたアピールの場、若手を試す場となってしまいました。いわゆる消化試合というやつですね。2年連続でこのような結果になったのは非常に残念です…
   恥じない戦いを!と望んでもメンツ不足は如何ともし難いですし、相手は万に一つも負けるつもりは無いですので、ミスを期待するのも難しいです。なので、勝敗を度外視して選手個人単位の活躍を願います
   VJ以下多くのコーチがまた交代になります。Brandon MarshallやRon Learyなど高給とりのベテランもカットされると思います。ブロンコスがどこを目指して、何をするのかわかりませんが、今年のオフは忙しくなりそうです。
  
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・Phillip Lindsayの怪我は手首の靭帯と骨折で4〜6ヶ月かかるそうです。プロボウルにも出られませんね…本人はプロボウル行きたい!と言っていますが、怪我すると自腹らしく給料の低いLindsayには厳しいですかね…

・DETがQB Matthew Staffordをトレードするだろうという噂が出ています。年27Mで30歳超えたQBにいくらつくのでしょうか?ブロンコスも問い合わせはしそうですが、そんな余裕あるのだろうか…


WR変遷
   今回のWRの成績を貼るのは大変なので、大本営のスタッツをリンクしておきます。必要な数字は抜粋して書きます


2011年
Eric Decker, Demaryius Thomas
   誰もフル出場してかいなか、2年目のDeckerと怪我から復帰したDTが先発でした。この年はTebowによるランヘビーでしたのでスタッツはかなり平凡です。3番手が300ヤードいかないとかマジか…




2012年
Demaryius Thomas, Eric Decker, Brandon Stokley
   Peytonと一緒にベテランのStokleyが加入。1シーズンだけでしたが、いぶし銀の活躍が光りました。3年目のDTがエースとして急成長。プロボウルに選ばれるなどリーグ有数の若手WRとして名を馳せました



2013年
Demaryius Thomas, Eric Decker, Wes Welker
   FAでNEのエースだったWelkerを獲得。ハイパーオフェンスの一員として活躍しました。結局スーパーボウルではDTの孤軍奮闘に終わりました。



2014年
Demaryius Thomas, Emmanuel Sanders, Wes Welker
   FAでDeckerがNYJに去り、PITからSandersが加入しました。この補強はGM Elwayの功績の中でも3指に入る素晴らしいものだったと思います。3度の脳震盪でWelkerは欠場が続きましたが、キャリアハイを残したDTがそれをカバーしました



2015〜17年
Demaryius Thomas, Emmanuel Sanders
   Welkerが退団したものの後続が続かず、DTとSandersへの依存が激しかったです。TDは減ったもののヤードは相変わらず1000ヤードを超え、リーグ最強のタンデムの候補にも上がりました。
   2017年はQB不振もあり成績が低下。DTは6年ぶりに90キャッチ1000ヤードを達成できず、Sandersは怪我もあり600ヤード以下と寂しい成績に終わりました


2018年
Demaryius Thomas, Emmanuel Sanders, Courtland Sutton
   シーズン途中にDTをHOUへトレードし長らくのエースWR交代となりました。Sandersもアキレス腱断裂でシーズンエンドとなり、Suttonをはじめとするルーキー達が先発に名を連ねています。 
   

まとめ
   こうして見るとDTの偉大さが良くわかります。スタッツもそうですが、この期間の欠場がほとんど無かったわけで、QBとしてはとても頼りになる選手だったことでしょう。
   そのDTは去り、Suttonが入りました。Sandersと一緒に次の世代を引っ張って欲しいです。そのSandersも引退は近づいているので、次の選手が必要になりそうです


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