K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

NFLのデンバー・ブロンコスに関するブログ
リーグ全体の怪我人、選手情報、契約情報なども書いていきます^ ^
タイトルの画像はポテトバサーさん(@potatobasser)さんの作品です


Buffalo Billsへの所感
   昨年はついにSB制覇かと期待したシーズンでしたが、一昨年の方が強かったのでは?と思うシーズン終盤となってしまいました。OC Brian Dabollの栄転やVon Millerの離脱がかなり響いたシーズンでした。
   BUFオフェンスにおける課題は不安定なOLとAllen頼みすぎたオフェンスです。OLは元から不安要素があったところに、両OTも今シーズンは不安定で余計に崩れていますね。Josh AllenもあまりOLを信用していなさそうなポケットワークをしていて、問題の根深さを感じます。昨シーズンを見てもわかるように、Allenが投げて、Allenが走ってを主軸にオフェンスが組み立てられています。確かに昨シーズンのAllenはキャリアハイに近いパフォーマンスを披露していました。しかし、肘の怪我をしても依存が激しいこと、失点に繋がる致命的なミスが多いなどの欠点も目立っていました。年間を通して30ターンオーバーを記録しましたし、あの判断は正しかったのでしょうか。


ターンオーバーを減らせるのか?
   KCが強いのは、Patrick Mahomesの変態的なパスもありますが、それ以上にミスが非常に少ないチームであることが挙げられます。ターンオーバーは少ないですし、3rdダウンコンバージョンの成功率も高いです。
   それに対して昨年のBUFはJosh Allenだけで年間30ターンオーバーをしています。ここに他の選手のターンオーバーも加算されると考えると、よく13勝したな…と思いますね。打倒KC、悲願のSB制覇に向けて最も改善したいポイントになるでしょう。


Von Millerが復活のキーマン
   BUFのラストピースが本当にラストピースだった件について。Von Millerが離脱した残り6試合は、その前11試合と比較してプレッシャーのかからない場面が増えました。もちろん、同じ相手とやった訳では無いので統計的に有意とかではありません。しかし、プレッシャー率やサック数などの数字にも反映されるくらいには、大きな離脱でした。
   Von MillerはSBにおける歴代最強Edgeの1人であり、PO・SBでの無類の強さを見込まれてBUFと6年120Mの大型契約を締結しました。優勝請負人である彼が復活する今期、BUF守備はどのようなパフォーマンスを見せるでしょうか?


まとめ
   BUFにとって今のコアメンバーでSBを狙うための最後のチャンスかもしれません。これ以降のシーズンで、ロスターを維持するのはサラリーキャップの観点から難しくなりそうです。そういった事情もあり、今シーズンにかける思いは強いでしょう。
   しかし、OLの弱体化や特定の選手への依存度が高いことなど懸念はあります。それらをチーム力やプレイコールでどこまで補えるのか。今シーズンのBUFの命運を左右しそうです。

   
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・たまに見かけるレーべンズ表記。それは神戸


Baltimore Ravensに対する所感
   いつLamar JacksonはPO初勝利を得ることができるのか?2020年にTENに勝利していました。忘れていたのは私です。とはいえ、POでどう勝ち抜くかはBALの課題です。BALの問題は全てここに集約されていると言っても過言ではないでしょう。…さすがに大袈裟か
   それでもBALにおける最大の問題はオフェンスです。POという守備の研究が進み、相手チームからの対策が強くなるとリズムが悪くなり、得点を奪えない。ここ数年のBALが抱える悩みですね。今年はOCを変えてどう変わるのか。注目ですね


Lamar Jacksonをどう活かすのか
   Lamar Jacksonをどう活かすのか?BALオフェンスにおいて最初に問題となり、最も頭を悩ませる問題です。爆発力のある素晴らしいランナーであり、ショートパスの精度も高い選手です。一方で、ロングパスの精度の悪さ、パスターゲットを発見する能力に課題があります。
   Lamarは得意なことと、苦手なことがはっきりしています。能力値のパラメーターが極端なタイプですね。圧倒的な個性はあるものの、欠点もあるタイプですね。このLamarの個性をどう輝かせるのか。BALオフェンスにおける最大の問題ですね
   昨年までは強固なOLを生かした中央のラン+ショートパス主体でしたが、一辺倒で工夫がないため対策されてしまいました。今年はWRにFAでOBJ、ドラフトでZay Flowersを加えました。明確にパスターゲットを増やしてきましたが、どのようなコンセプトで攻めるのでしょうか。


パスラッシュは機能するのか
   BALの守備は昨年のILB Roquan Smith獲得で強力になりましたが、その中での不安はパスラッシュです。2年目のOdafe Owehはノーインパクト、ルーキーDavid Ojaboは怪我からの復活が遅れて、Justin Houston, Jason Pierre-Paulのベテランに頼るシーズンでした。
   今年もJadeveon Clowneyと契約しましたが、Oweh, Ojaboが活躍しなければパスラッシュは厳しくなりそうです。Tyus Bowserもいますが、彼もパスラッシュを期待できる選手ではないです。Jadeveon Clowneyもネームバリューはありますが、シーズン2桁サックを達成したことはありません。怪我も多く、ムラのある選手ですね。Terrell Suggs以降のエッジラッシャー探しに苦しむBALですが、今年はどうなるでしょうか。


まとめ
   BALは何だかんだ勝ちます。そういうチームですから。John Harbaughは本当に優秀ですね。オフェンスが苦戦してもJustin Tuckerという神がFG決めてくれるので、ボディーブローのように相手を苦しめることも出来ます。
   そんなBALだけにPOに勝って再びSB制覇を。と願う気持ちも強いのではないでしょうか。RSまでは好調だが…という現状を打破したいですよね。最大の課題はオフェンスの得点力が年々落ちていることと、Lamar Jacksonのパフォーマンスです。
   守備のパスラッシュ問題は将来的な課題ですね。5年前くらいのUDFAから先発がたくさん出てきた時期と比較すると、ベテランばかりです。守備を維持するためにも、下位指名やUDFAからの台頭も望まれます。
   BALは恐らくPOまでは到達できる力のあるチームです。勝てるかはシーズンが始まらないことには分からない。これが僕の感想です。



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Atlanta Falconsに対する所感 
   一昨年にWR Julio Jones, 昨年にはQB Matt Ryanと長年ATLの顔だった選手たちをトレードで放出しました。LB Dion Jonesも含めて、怪我や年齢による衰えがあり、サラリーと見合わなくなったのが原因ですね。ここ3年はドラフトトップ10と低空飛行が続いていますが、良い若手の補強も出来ており、将来は楽しみなチームですね。


Bijan, London, Pittsをどう活かすのか
   HC Arthur Smithのオフェンス構築力の高さは昨シーズンも充分に感じられました。ディープの脅威がほぼゼロのMarcus Mariotaが先発でも得点できていましたからね。そのメンバーに今年はRB Bijan Robinsonが加わりました。
   8位でのRB獲得の是非は別の機会に考えるとして、選手としてのBijan Robinsonは極めて優秀です。サイズとフィジカルがあり、充分なスピードもあります。体幹の強さとステップワークでホールを抜けてきますし、WR顔負けのキャッチ力もあります。怪我さえしなければ、プロボウルに選出される可能性もあります。
   それを踏まえて、今年はどのようなオフェンスを展開するのかに注目しています。QB Desmond Ridderはお世辞にもパスタッチの良いQBではないですが、度胸があり、恐れずにダウンフィールドに投げ込める選手です。彼のその特徴を上手に生かすことができれば、Ryan TannehillがTENで輝いたような活躍が出来るかもしれませんね。
   ここまで触れませんでしたがOLは強いです。


ディフェンスの方が問題 
   Calais CampbellにGrady Jarred, Bud Dupreeかつてプロボウラーにも選ばれた実力者たちでしたが、年齢や怪我で近年は全盛期を過ぎてしまいました。ATLの守備は彼らのようなベテランがいかに実力を見せれるかが1つ目のポイントになります。フルタイムで出ることは厳しくなっているでしょうから、いかにローテーションをしていくのか。重要な場面でプレイを決めることが出来るか。ATL守備を見る上で1つの目安となりそうです。
   2つ目はDB陣の安定です。昨年はエースCB A.J.Terrellが不調であり、FSはザルでパス守備が酷かったです。全てがDBのせいではありませんが、DBの責任も重かったですね。それを受けてオフシーズンにはFS Jessie Bates, CB Jeff Okudah(怪我でシーズンエンドの可能性あり)と積極的な補強に動きました。ここにTerrellが復活すれば、昨年よりも内容の良い守備が見られるかもしれません。


まとめ
   ATLを強いチームと目している人はあまり多くないですが、秘めたる強さを持っていると僕は考えています。タレントや規律の問題から安定した強さを発揮することはほぼないでしょうが、噛み合った試合では強敵になる。それだけのポテンシャルを感じるチームです。
   勝ち星を伸ばすために必要なのはミスの減少です。やはり負ける時は、重要な局面でのミスが足を引っ張るというのがアメフトでは往々にしてあり、昨シーズンのATLもそれは例外ではありませんでした。どれだけミスを減らして、自分たちの足を引っ張らないか。HC Smithを初めコーチ陣に問われる部分でしょう。
   
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・32チームやることが目標です。ABC順


Arizona Cardinalsに対する所感
   残念ながら今年のARIは弱いです。ロスターはスカスカだし、QB1は少なくとも10月までは不在だし、課題の守備陣からは多くの主力が抜けました。スクラップ&リビルドで言えばスクラップの真ん中です。彼らは来シーズンから巻き返しを図ってくれるでしょう。
   そんなARIの見どころはドラフト指名順位だけではありません。若手と、正念場を迎えた2人の元ドラ1の活躍です。

Simmons, Collinsはポジションコンバートで花を開くか?
   Isaiah Simmons, Zaven Collinsは未来のILBデュオとして期待されてドラフト1巡で指名されました。2人ともサイズがあり、かつ運動能力の高いアスリートタイプですね。しかし、昨年までの2人は期待に応えられないシーズンを送ってきました。悪くいえばバスト街道まっしぐらというやつです。
   しかし、そんな2人は今シーズン、コンバートされて新ポジションに挑戦しています。Collinsはサイズと身体能力を活かしてOLBに、SimmonsはFSになりました。このコンバート自体の賛否は置いておくとして、ILBよりも単純な判断が増えるOLBや、視野の広がるFSで彼らのポテンシャルが開花する可能性は充分あるでしょう。
   

全ての元凶は前GMだったりする
   まぁ今のARIの体たらくはだいたいハゲこと前GMが悪いです。Steve Keimという人は就任の年にQB Palemrを格安トレードで獲得し、HCにBruce Ariansを据えたことで一気にNFLでも有数の強豪チームを作り上げた実績があります。その後もQB Kyler Murray& HC Kliff Kingsburyで着実に戦力を積み重ねていました。しかし、彼のチーム作りはオフェンスに超偏り、守備を軽視したものでした。結果的に昨年はそのツケを全て払い、頼みのオフェンスも低調で負けるに負けたわけです。
    そもそも2018年からの5年間、毎年2巡以上をWRに投資しました。皮肉なことに、この投資で得たWR5人のうち今ロスターにいるのはWR Moore, Brownの2人だけです。WR Hopkinsは在籍期間内は素晴らしい実績を出しましたが、その契約はARIを苦しめ、そして長期的な戦力にはなりませんでした。WRへの過剰投資+失敗は守備の強化機会を奪いました。
   また、1巡では2017年からの5年間でILB, QB, QB, ILB, ILBです。こちらも酷い偏り方ですね。Rosen→MurrayのQBの流れはまだ仕方ないとしても、身体能力先行形ILBを5年間で3人指名するのはやりすぎですね……しかも3人ともILB失格でコンバートされています。見る目もないのは更に悲惨です。
   極めつけは2022年ドラフトでしょう。前年にPO進出を果たすも、層が薄く疲労の蓄積した守備陣はLARに手も足も出ずやられました。DE J.J.Wattは引退の時が迫ってきており、更にCB Byron Murphy, DE Zach AllenとFAの近い主力も多くいました。誰もが層の薄いCBや、ラン守備改善のためのDL補強、パスラッシュ強化のためのOLB補強を考えていました。蓋を開ければ1巡をトレードしてWR Hollywood Brown, 2巡はTE Trey McBrideでした。3巡でCam Thomas, MyjaiSandersの2人のEdgeを獲得しましたが、即戦力を期待したい1, 2巡で費用対効果の低いスキルポジションへの投資には愕然とした記憶があります。
   このようにSteve Keim氏の暴走はARIに低迷という必然の結果を提供してしまいました。


まとめ
   Colt McCoyが先発とか夢も希望も何も無いんですよ。Kyler Murrayさんの復帰をお待ちしております。
   守備ですが、プレシーズン1戦目を見る限りやる気はありますし、リスクを承知で7メンブリッツをしたり、面白そうなアプローチは見られました。ちょっとDBのマンカバーに不安が残ることに目を瞑ればですけども
   オフェンスは割とプレイコール次第ですが、Kyler Murrayという癖の強いQBとの相性は気になります。OLもどうでしょうか。昨年は悪かったですけれども……
   今年のARIは新戦力の台頭、チームカルチャーなど勝敗以外の部分で楽しみな部分があります。そういうところに注目していきたいです。


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・ご無沙汰しております。リハビリの一環でライフワークのお話です。


ビールが大好きという話
   私のTwitterを見てる方は、私が無類のビール好きだと知っていると思います。ビールという麦、水、酵母を突き詰めた先に出来上がる多様性はシンプルが故に奥が深く、そして楽しみ方も多様な世界は私を魅了してやみません。
   私自身はIPAやHazy IPAといった混ぜ物たくさん!みたいな変わり種も大好き。最近のHazy IPAは度数に反比例して飲みやすさが高いものもあり、ビール苦手な人におすすめしづらいという悲しいこともあります。
   さて、そんな僕ですが、休日の昼間からビールで優勝したので、ちょっとした自慢をします。


1本6000円のビールを見たことがあるか?
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   こちらの商品をご存知だろうか?プレモルの中でもスペシャルな位置づけをされるマスターズドリームシリーズの最高傑作。そうマスターズドリーム〈白州原酒樽熟成〉である。お値段なんと6,600円(税込)/720ml。単純計算にはなるが、ショート缶1本(350mL)で約3,300円という脅威の値段を誇っている。最近発売された白州ハイボールが660円/缶で高い!と叫ばれていることを考えれば、いかに高いか伝わるだろうか?
    私は気の迷いか知らないがこやつを購入してしまった。ただ届くのが楽しみでしかない。しかし、ビール狂以外からすれば、ビール1本に6,000円は狂気の沙汰でしかない。私は狂人でした。
   なぜ購入したのか?は愚問です。気づいたら決済終わっていたので。予想外の出費をしたのならば、残りを清貧に過ごせばいいだけです。ただ1つ。私はこの商品を購入したことに後悔はありません。故に自慢です。


最後に
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   本日はこちらのバニラアイスとコーヒーで優勝しました。凄いですよね、ビールなのに香りも味もコーヒーなんですよ。アルコールが含まれていても、これはコーヒーです。優雅な午後のコーヒータイムを過ごしております。最高の休日ですね


まとめ
   1本6,000円のビールのレビューは気が向いたらやります。さすがに素面で飲むので味の感想は出せると思います。
   この文章を読んで気になったそこのあなた。次はマスターズドリー厶〈山崎原酒樽熟成〉の発売があります。ぜひこちら側に足を踏み入れる同士をお待ちしております。
   ビールは奥が深く、そのくせ何千もの顔を見せてきます。最近の若い人を中心にビールが苦手な方はたくさんいますが、1ビール好きとして、ビールに興味があるのであれば合いそうなビール紹介します。ぜひ気軽にご連絡ください。美味しいビール、教えます。

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