K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

NFLのデンバー・ブロンコスに関するブログ
リーグ全体の怪我人、選手情報、契約情報なども書いていきます^ ^
タイトルの画像はポテトバサーさん(@potatobasser)さんの作品です



Cleveland Brownsへの所感
   このチームは果たして強いのか?今年のCLEほど戦績の読みにくいチームもありません。DeShaun Watson次第で本当に勝てるのか?それともだめなのか?全くもってわかりませんね
   オフェンスはWatsonのパフォーマンス次第です。Baker Mayfieldを切ってまで獲得したわけですし、超大型契約も結びました。オフェンスを良くできる人材なのは間違いありませんが、昨シーズンはチーム成績を改善するようなインパクトは残せませんでした。今年はどうでしょうか?Mayfieldから変更したからには、ターンオーバーの減少、RZでのTD獲得率の上昇、PO進出は最低限でしょう。
   ディフェンスは相変わらず弱いかもしれません。昨年のCLEはラン守備が崩壊していました。パス守備がかなり良かっただけに残念でしたね。ラン守備を改善していけば、得意のパス守備で勝負できますからね。


結局オフェンスなんよ
   CLEが勝ち星を積み重ねるにはオフェンスの力が必要です。昨シーズンのWatsonはパス成功率が60%を切り、7TD/5INTと散々な成績でした。しかし、HOU時代にはプロボウルに選出されたほどの実力者です。CLEが1巡×3+全額保証の5年契約を与えた意味を示す必要があります。
   ランオフェンスは心配していません。Nick Chubbは相変わらず素晴らしいですし、OLも強力ですからね。LTはちょっと不安ですが…


Bent But Not Broken
   現代NFLで失点はある程度仕方の無いものです。これだけオフェンスが有利、かつ得点力の高いチームが増えていますからね。そこで重要になってくるのが、RZまで攻められた時にTDをとられるか、FGで終わるかです。7点と3点、この4点差はかなり違います。
   CLE守備に求められるのはこのBent But Not Brokenです。昨シーズンはランでTDをとられまくるなど、相手にTDを許すシーンが多かったです。このうち1/3でもFGになったとすれば、2~3試合は結果が変わったかもしれません。PO進出のためにも、折れないで耐えれる守備を実践できるか注目です。


まとめ
   CLEほど読みにくいチームもありません。2桁勝ってPOかもしれませんし、2桁負けるかもしれません。だいたいはWatsonのパフォーマンス次第ってやつです。
   個人的にですが、同地区が戦力的にだいぶ強いため、苦戦しそうだと予想しています。しかし、同地区相手に勝ち越すことがあればPO進出は現実的になるでしょう。


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・開幕まであと10日?(絶望)


Cincinnati Bengalsへの所感
   強いけれども最強ではない。上振れたらアンストッパブル。それがCINへの印象ですね。最大出力が出れば負けることはないですが、それを毎試合出せるわけではない。それがCINの悩みですね。
   Joe Burrowは昨年で完全にNFL2番目のQBの地位を確立したでしょう。個人スタッツではJosh Allenにまだ一日の長はありますが、ことPOでの戦績で勝ります。WR Ja'Marr Chase, Tee Higgins, Tyler BoydのWR陣との連携も素晴らしいです。一方で、パスオフェンスに頼る部分が大きいことも課題です。OLのプロテクション向上が安定感に寄与しそうですが、今年はどうでしょうか。
   守備も強いけど、最強ではないです。DE TreyHendricksenは素晴らしい活躍を見せていますが、2番手のEdgeが弱いですね。Sam Hubbardなどはラン守備は良いですが、パスラッシャーとしては物足りない時が多いです。今年のドラ1DE Myles Murphy+ Joseph Ossaiでカバーしていきたいですね。DBはJessie Bates, Vonn Bellの長年の先発2人が抜けました。しかし、昨年のドラ1S Daxton Hillが通用しそうです。こちらも楽しみですね。


結局オフェンスは安定感
   KCオフェンスやPHIオフェンスは、プレイのバリエーションの多さや得点力が目立ちました。しかし、彼らが強かった最大の理由は安定感です。KCは3rdダウン, 4thダウンの更新率がリーグトップ。更にプレイの期待値もリーグトップでした。ミスはしない、効率は良い、決定力は高い。そりゃー強いです。
   PHIもあの鉄壁のOL陣で常に試合を支えていました。2ヤード以内は全部スニークで取れるレベルのOLはやばいですね。強すぎます。
   この2チームと比較して、CINに足りないのは安定感です。特にOLですね。LTにOrlando Brownを獲得しましたが、昨年のパフォーマンスはお世辞にも良かったとは言いきれません。それ以外にも怪我で離脱したOG Alex Cuppaは元気に過ごせるのか?といった懸念もあります。この2シーズンのCINはOLを積極的に補強していますが、補強の成果は実るでしょうか?


試合を終わらせられる選手が欲しい
   POやSBレベルで勝つためには、やはり試合を終わらせられるクローザーのような選手が欲しいですね。そして、このタイプの選手は貴重なため簡単に獲得することは出来ません。緊迫した試合の終盤に活躍できるのであれば、ポジションは問いません。
   このレベルの選手がCINの守備にはかけています。他の部分は欠点らしい欠点がないだけに、ここの問題が解決するかどうかは重要ではないでしょうか。一昨年のLARには戦術Kuppで、昨年はMahomesのランでやられました。強力な個の力に対抗できたならば、CIN悲願のSB制覇は成就するかもしれません。


まとめ
   CINは今年もAFCの上位チームです。しかし最強KCに、本気を出してきたNYJ、相変わらず強いBUFなど敵も強大です。彼らに打ち勝ってSBまで到達できるでしょうか?  
   この先CINがオールインを続けれるのは限界がきます。主力が高齢化+サラリーキャップの制約が大きくなりますからね。そのため、今シーズンはトレードで大物選手の獲得に動いてもよいかもしれません。どのタイミングで勝負をかけてくるのかにも注目です。


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Chicago Bearsに対する所感
   強くなりそうなポテンシャルは感じる。CHIに対する率直な感想です。ただ、今年いきなりPO進出!とかはあまり考えにくいです。守備側の選手が弱いので…
   QB Justin Fieldsは非凡なランナーであることを見せました。Lamar Jacksonが出てきたばかりなのに、また1000ヤードランを決めるQBが出てくるとは考えていませんでした。しかし、パス成功率が悪すぎますね。コントロールというか、パスタッチの改善がなければバストになるでしょう。
   守備はKhalil Mackに続いてRoquan Smithを放出し、スーパータレントはいなくなりました。ここ3年間の1巡はオフェンス側に投資しているため、すぐに守備の再建が叶うとは考えにくいですね。とはいえ、一気に主力が増えるのも問題はあるので、毎年少しずつ戦力になれる選手を獲得したいです。


Fieldsのパスがどうなるか
   Fieldsのパスが上手になればCHIオフェンスの生産性は劇的に上がります。せめてLamar Jacksonくらい投げれるようになって欲しいです。D.J.Moore, Chase Claypoolと1年間で2人のWRをトレード獲得しています。僕はClaypoolのトレードはミス(2年半微妙な成績かつ先発降格状態のWRに2巡は出しすぎ)だと思っていますが、Fieldsが活躍させれば評価は変わります。兎にも角にも、投げるFieldsのパス精度が上がらないことには何も言えないです。


パスラッシュが機能すれば強くなりそう
   守備はパスラッシュだと思っています。ILBにTremaine Edmunds, T.J.Edwardsを補強しました。DB陣はプロボウル級のJaylon Johnsonに加えて上位指名をした若い選手がいます。ここから伸びる可能性を感じます。しかし、それに比べるとDL陣は弱いです。
   Yannick Ngakoueという毎年2桁近くサックできる選手はいますが、逆側の先発がDemarcus Walker, NTにAndrew Billings, DTにJustin Jonesです。他チームでローテーションだった選手が先発に名を連ねているのは弱いですね。期待の若手は今年の2,3巡のGervon Dexter Jr, Zacch Pickensですが、DEではないですからね。パスラッシュが強くなるとすれば、ブリッツも含めたコンビネーションやプレイコールでしょう。そのような工夫が出るかどうか、注目です。


まとめ
   Justin Fieldsにとっての正念場です。結局のところQBが良いかどうかが今のNFLにおいて重要ですからね。Fieldsが通用しなければCaleb Williams, Drake Mayeを狙ってトレードアップも狙いたいですね。
   守備はDCがVic Fangioだった時代の主力から少しずつメンバーが変わってきています。守備は維持するのが難しいですが、将来強くなる可能性を秘めたロスターにはなってきていますね。あとはEdgeのスペシャルな選手を加えることが出来るかどうか。スペシャルなEdgeはQB並に獲得が難しいですが、どこかで見つけたいです。
   総じて、今のCHIの未来は明るくなる可能性を秘めています。あくまで可能性ですので、GMのチーム作り、HCによるカルチャー形成が上手くいけばの話です。そういった点にも注目したいチームですね。


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Carolina Panthersに対する所感
   エースWRに1巡2つをつけてトレードアップ、QB Bryce Youngを獲得した今シーズンでした。Cam Newton以来のフランチャイズQBを獲得し、ここから上がり目なチームになっています。
   ここ数シーズンのCARは、他チームで先発を追われたベテランを獲得したり、ドラフトでQBを指名してみたり、中途半端な補強に終始していました。全く良くなかったSam Darnoldや、Sean Paytonマジックで良く見えただけのTeddy Bridgewaterに大金を払ったり、Matt Corralを3巡で指名してみたり。そのような中途半端な動きではチームは全く強くならないということで、思い切ったBryce Young獲得に動きました。個人的にこの動きは好きです。
   とはいえ、RB Christian McCaffreyにWR D.J.Mooreを放出したので、すぐにPOは現実的ではなさそうです。


Youngに経験を積ませるシーズンを
   Bryce YoungはNFL readyなQBではありますが、いきなりMVP級の活躍をすることは恐らくないでしょう。カレッジとの差は存在しますし、まだフットボールIQや判断力のアップグレードは必要ですからね。今シーズンはYoungがNFL
になれるための下地を作りたいですね。複雑なプレイコールは使わないとか、周りのサポートとかですね。
   その意味では懸念はOLです。LT Ikem Ekwonuはその特大のポテンシャルをプレイ内容という形で見せているとは言い難いです。ブラインドサイドとして、更なる成長が求められます。LTの不振はプレイだけでなく、QBの怪我に繋がる恐れもあるだけに注目です。


守備陣は注目かもしれない
   昨年のCARの守備は、リーグ平均より下とぱっとしない成績でした。OLB Brian Burnsは12.5サック, 17TFLで初の2桁サックに2年連続のプロボウルと充実のシーズンでしたが、他のメンバーはあまり爪痕を残せないシーズンとなりました。
   しかし、今シーズンはDCにEjiro Everoを招聘しました。Everoは昨年DENのDCでしたが、あの最低最悪のオフェンスを超強力に援護し続けて、接戦を演出していた実績があります。CARもEveroの守備で一気に成績が良くなる可能性がありますね。
   その中で注目したいのがILB Frankie Luvuです。昨シーズンは先発となり、15試合で19TFLを記録しました。これはリーグ4位の数字であり、もしかしたら今年はブレイクアウトしてのプロボウル選出なんてこともあるかもしれません。あとは怪我の多いCB Jaycee Hornが元気にシーズンを終える姿をみたいですね。


まとめ
   主力の放出が続いたオフェンスに対して、ディフェンスは割とタレントが充実しています。守備が支える中で攻撃が得点をする。今シーズンの勝ちパターンになるかもしれません。
   何としてでも勝つというシーズンではないので、Youngに経験を積ませながら拾える勝ち星を拾うチームになりたいです。

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Buffalo Billsへの所感
   昨年はついにSB制覇かと期待したシーズンでしたが、一昨年の方が強かったのでは?と思うシーズン終盤となってしまいました。OC Brian Dabollの栄転やVon Millerの離脱がかなり響いたシーズンでした。
   BUFオフェンスにおける課題は不安定なOLとAllen頼みすぎたオフェンスです。OLは元から不安要素があったところに、両OTも今シーズンは不安定で余計に崩れていますね。Josh AllenもあまりOLを信用していなさそうなポケットワークをしていて、問題の根深さを感じます。昨シーズンを見てもわかるように、Allenが投げて、Allenが走ってを主軸にオフェンスが組み立てられています。確かに昨シーズンのAllenはキャリアハイに近いパフォーマンスを披露していました。しかし、肘の怪我をしても依存が激しいこと、失点に繋がる致命的なミスが多いなどの欠点も目立っていました。年間を通して30ターンオーバーを記録しましたし、あの判断は正しかったのでしょうか。


ターンオーバーを減らせるのか?
   KCが強いのは、Patrick Mahomesの変態的なパスもありますが、それ以上にミスが非常に少ないチームであることが挙げられます。ターンオーバーは少ないですし、3rdダウンコンバージョンの成功率も高いです。
   それに対して昨年のBUFはJosh Allenだけで年間30ターンオーバーをしています。ここに他の選手のターンオーバーも加算されると考えると、よく13勝したな…と思いますね。打倒KC、悲願のSB制覇に向けて最も改善したいポイントになるでしょう。


Von Millerが復活のキーマン
   BUFのラストピースが本当にラストピースだった件について。Von Millerが離脱した残り6試合は、その前11試合と比較してプレッシャーのかからない場面が増えました。もちろん、同じ相手とやった訳では無いので統計的に有意とかではありません。しかし、プレッシャー率やサック数などの数字にも反映されるくらいには、大きな離脱でした。
   Von MillerはSBにおける歴代最強Edgeの1人であり、PO・SBでの無類の強さを見込まれてBUFと6年120Mの大型契約を締結しました。優勝請負人である彼が復活する今期、BUF守備はどのようなパフォーマンスを見せるでしょうか?


まとめ
   BUFにとって今のコアメンバーでSBを狙うための最後のチャンスかもしれません。これ以降のシーズンで、ロスターを維持するのはサラリーキャップの観点から難しくなりそうです。そういった事情もあり、今シーズンにかける思いは強いでしょう。
   しかし、OLの弱体化や特定の選手への依存度が高いことなど懸念はあります。それらをチーム力やプレイコールでどこまで補えるのか。今シーズンのBUFの命運を左右しそうです。

   
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