・2024年明けましておめでとうございます!2024年最初の記事が6月…プレイオフもドラフトも飛ばしたのは初めてです
・4月末をもって当ブログは開設11年目を迎えました。今年はもう少し情報発信をするとともに、KCをボッコボコにして強いDenver復活の1年となることを期待しましょう
All Decadeチームを組んでみよう
なんで今なんだ?と問われれば、やりたくなったから!としか言えないです(特に下調べなくてもチーム作れそうとかそんな安易な理由ではないですよ、えぇまったく)。
そんな訳で2010年代が終わって5年ほど経ちましたが、改めてかつて活躍した選手たちをチームごとにピックアップしたいと思います。目標は32チーム完走です。
スタッツや実績は、在籍時のもののみです。
それではDenver Broncos編はじめます
QB Peyton Manning
【スタッツ】
58試合57先発(45勝12敗)
17,112ヤード140TD53INT
【実績】
プロボウル3回、オールプロ2回、カムバック賞1回、OPoY1回、MVP1回、SB50優勝、殿堂入り
【総評】
Peyton Manning前後のブロンコスのQBの惨状を考えれば、彼以外はありえません。わずか4年の在籍ながら圧倒的なスタッツをたたき出し、当日の最強チームNEにPOでは勝ち越すレベルでした。短くも極太のインパクトをたたき出したPeyton以外いないですね。
RB C.J.Anderson
【スタッツ】
58試合(36先発)、693回3051ヤード20TD、103キャッチ859ヤード4TD
【実績】
プロボウル1回、SB50優勝
【総評】
RBはCJでしょう。2013年の加入から5年間チームに貢献してくれました。若い時は重心の低さとカットバックのキレでヤードを稼ぎ、カットバックのキレが落ちてきてからはよりフィジカルなスタイルに移行しました。他の候補はNowshon Morrenoですが、彼は2013年のインパクトが大きかっただけなので落選です。
WR Demariyus Thomas
【スタッツ】
125試合(111先発)、
665キャッチ9055ヤード60TD
【実績】
プロボウル5回、オールプロ2回、SB50優勝
【総評】
ブロンコスのエースであり、リーグを代表するWRでした。111キャッチ1619ヤード11TDを残した2014年ですらオールプロ2ndだったのが悔やまれますね…
そんなDTも3年前に亡くなり残念でありません。人間性は間違いなく殿堂入りとまで評された最高のWRでした。
WR Emmanuel Sanders
【スタッツ】
78試合、404キャッチ5361ヤード28TD
【実績】
プロボウル2回、SB50優勝
【総評】
Sandersは2014年に加入し、5年半在籍しました。2014年のオフにブロンコスは前年の惨敗を受けて大補強を敢行したわけですが、その1人がSandersです。金額は3年15M。当時ですら先発WRとしては安かったです。
しかし、そんなサラリーにも関わらずSandersは最初の3年間1,000ヤードレシーブを記録しました。バーゲンセール契約が特大バーゲンセール契約になりました。
デカくて速くて強いDTと、速くてキレキレでキャッチの良いSandersのコンビはとても強かったです。懐かしいですね。あの頃は楽しかったです
TE Julius Thomas
【スタッツ】
36試合(25先発)、109キャッチ1282ヤード24TD
【実績】
プロボウル2回
【総評】
ブロンコスはShanon Sharpこそいますが、彼以外のTEは割とさっぱりなチームです。そんな中で10年代で最も良かったTEはJuliusだと思います。スタッツこそ地味ですが、24TDを2年間(13,14年)だけで記録しています。短くも太いインパクトのある活躍でした。
OT Ryan Clady
【スタッツ】
66試合66先発
【実績】
オールプロ1回、プロボウル2回
【総評】
怪我さえなければ…という選手でしょう。プロ入り2年目の2009年にオールプロ選出、そこからもリーグを代表するLTでした。しかしながら2013年に開幕2戦目で足の怪我で戦線離脱、2015年にも大怪我でシーズン全休となってしまいました。
この2つの怪我がなければあと5年は一線級の選手で入れたのではないでしょうか。怪我をしたのがSBに出場した年だったのも残念でした
OT Orlando Franklin
【スタッツ】
63試合63先発
【総評】
ブロンコスは毎年のようにRTが変わっているので、特定の誰かがいないんですよね。在籍期間が被ればRyan Harrisだったのですが…調べていたらFAバストの歴史を掘り起こしてしまいました(Donald StephensonとかMenelik Watsonとか)。
Franklinが特別良かったわけではないのですが、大きて強くて頑丈な選手なので選びました。ちなみにですが、引退後めっちゃ痩せました。痩せすぎて別人かと思いました。気になる人は検索してみてください。誰だこいつ?ってなるので
OG Louis Vasquez
【スタッツ】
48試合47先発
【実績】
オールプロ1回、プロボウル1回、SB50優勝
【総評】
まだ選手を見る目があった頃のJohn Elwayが連れてきた大当たりFA選手です。移籍1年目にいきなりオールプロ1st選出でしたからね。
Haloti Ngataを1人で抑えれるパワーとテクニックの持ち主で、間違いなくブロンコス優勝の立役者でした。RTもできるクイックネスもありました。
OG Zane Beadles
【スタッツ】
64試合62先発
【実績】
プロボウル1回
【総評】
2010~13年に在籍し、その期間先発を務めていました。プロボウル1回選ばれたこともあり、リーグでも注目の若手OGという感じでしたね。FAでJAXに移籍しています。
機動力の高いOGでしたが、パワーレスな側面も見えていました。それでも4年間先発やっていたOG他にいないのでBeadlesでしょう
C Matt Paradis
【スタッツ】
57試合57先発
【実績】
SB50優勝
【総評】
SB50優勝時のセンター。2014年にドラフトされると、その年から先発に定着しました。ランブロッカーとして高い評価を得ていて、リーグ有数のゾーンブロッキングセンターとして活躍しました。一方でパスブロッキングには課題があり、総合的に見ると平均ちょい上の選手でした。
DL Malik Jackson
【スタッツ】
62試合24先発、134タックル14.5サック15PB
【実績】
SB50優勝
【総評】
SB50優勝メンバー。通称、破壊神マリク(今命名した)。
DTの位置からOGとのマッチアップに勝てるDTとして、チームに貢献してくれました。先発定着が4年目と遅かったものの、5巡目指名なので望外の結果でしたね。
最強のオレンジクラッシュディフェンスを構築した1人です。
DL Derek Wolfe
【スタッツ】
108試合108先発、350タックル34サック15PD
【実績】
SB50優勝
【総評】
ブロンコス在籍期間はなんと8年間。Wade Phillips就任後の3-1守備で覚醒し、その後ブロンコス守備の中心選手として活躍しました。
特にVon Millerとタッグを組んだ左サイドからのプレッシャーは強烈でしたね。
引退後はハンターになり、定期的に野生動物を狩っています。
DL Terrence Knighton
【スタッツ】
32試合32先発、61タックル5サック9TFL
【総評】
DLの最後の1枠はめっちゃ迷いました。別の候補がSylvester Williamsなのですが、Slyはそもそも活躍してないんだよなぁ…ということで、2年という短い期間でもインパクトの大きかったKnigtonにしました。怪我がなければKevin Vickersonも候補でした。
OLB Von Miller
【スタッツ】
134試合134先発、471タックル106サック135TFL、2INT 21PD
【実績】
オールプロ7回、プロボウル8回、新人王、SB50優勝、SB50 MVP、2010' All Decdae Team
【総評】
オールタイムでもブロンコス史上最高の守備選手でしょう。リーグに入ったシーズンから支配的な活躍を続け、10年代前半のブロンコスを支えてきました。年齢が上がるに連れてチームリーダーとしての振る舞いも身につき、弱かったブロンコスの数少ない希望でした。
特に圧巻だったのが2015年のプレイオフですね。3試合で13タックル5サックINT, 2FFと大暴れでした。この年のハイライトだけで僕はまだ生きています
OLB Demarcus Ware
【スタッツ】
37試合33先発、81タックル21.5サック、26TFL,3FF
【実績】
オールプロ2回、SB50優勝、2010' All Decdae Team、殿堂入り
【総評】
わずか3年の在籍であったものの、Wareが魅せた強烈なリーダーシップと活躍は間違いなく2010年代において超重要でした。Wareが加入したことでVon Millerは成熟し、素晴らしいリーダーになり、そのメンタリティーは形を変え、人を変えながらも連綿とブロンコスに息づいているはずです。
Elvis DumervilやBradley Chubbも候補には挙がりますが、Wareがフィールド内外で与えたインパクトを考えて選出しました。
ILB Brandon Marshall
【スタッツ】
69試合64先発、416タックル6.5サック28TFL、5FF、2INT2PD
【実績】
SB50優勝
【総評】
ブロンコス在籍はなんと6年間。毎年先発を務めていました。軽量で高速なILBとして、守備の中心にいました。在籍期間最長なので選出
ILB Danny Trevathan
【スタッツ】
50試合32先発、282タックル3サック11TFL、5INT18PD
【実績】
SB50優勝
【総評】
スピードはないものの、ポジショニングの良さとフットボールIQで活躍したILB。移籍後のCHIでも守備の中核選手でした。
パスカバーに秀でた選手で、RBカバーを得意としていました。またタックルも正確で2010年代のブロンコスのILBでは総合的に見てNo.1だったのではないでしょうか。
CB Aqib Talib
【スタッツ】
58試合58先発、183タックル5TFL、11INT48PD(6リターンTD)
【実績】
オールプロ2回、プロボウル4回、SB50優勝
【総評】
No Fly Zoneのメンバーであり、フィジカルを活かしたパワフルな守備とビッグプレイ能力が魅力の選手でした。時にはラフプレイもありましたけれども…
4年間で6リターンTDも結構やばいですし、通算10リターンTDは歴史的に見ても上位に入ります。間違いなく10年代のCBでは10本指には入る選手だったでしょう。
CB Chris Harris Jr
【スタッツ】
139試合121先発、518タックル23TFL、20INT86PD(4リターンTD)
【実績】
オールプロ3回、プロボウル4回、SB50優勝、2010's All Decdae Team
【総評】
UDFAから先発に定着し、9年間チームに在籍しました。2011年ドラフトは全体2位がVon Miller、UDFAにHarrisと今考えれば特大ホームラン2本という年でしたね。
Harrisはスロットも外もできる器用な選手でした。カバーはもちろんのこと、タックルも上手いです。チームリーダーでもあり、彼の存在は大きかったですね。
SS T.J.Ward
【スタッツ】
41試合41先発、222タックル5サック11TFL、3INT5PD
【実績】
プロボウル2回、SB50優勝
【総評】
実は3年間しか在籍していなかったという。ハードヒットでならしたSSであり、ブロンコスの守備強度を高めていました。基本的に前目のポジションなのですが、FSの位置に入ってディープゾーンを守れたりと器用な面もありました。
FS Justin Simmons
【スタッツ】
58試合48先発、289タックル2サック8TFL、11INT28PD
【実績】
オールプロ1回