K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

NFLのデンバー・ブロンコスに関するブログ
リーグ全体の怪我人、選手情報、契約情報なども書いていきます^ ^
タイトルの画像はポテトバサーさん(@potatobasser)さんの作品です


Jaylen Waddleをトレードで獲得!
   再契約ばかりでファンからは不満の声が上がっていたブロンコスさん。なんとMIAからWR Jaylen Waddleを獲得しました。ここ数日、OG MeinerzやOLB Cooperの契約再構築によってサラリーキャップを捻出していましたから、あるかも?と思ってはいました。

(トレード内容)
DEN獲得
WR Jaylen Waddle
2026年4巡

MIA獲得
2026年1巡
2026年3巡
2026年4巡


Jaylen Waddleという選手
   Waddleは2021年全体6位で指名された選手で、NFLトップクラスのスピードを活かしたRACやロングパスのターゲットとして活躍しています。ルーキーから3年連続で1,000ヤード超えを記録しています。ここ2シーズンは2~3試合、怪我で欠場しています。
   MIA時代はTyreek Hillという規格外の同型WRがいたことで見劣りしましたが、比較対象が悪すぎました。Waddle自身かなり良い選手で、そのスピードを活かしたプレイはかなり脅威でしょう。


トレードの所感
   1-30で誰を指名するのか?を最近考えていましたが、だいたいLB C.J.Allenになるんですよね。私は常々、ドラ1でのRB, ILB, OG指名アンチですが、それでもILB指名するしかないのか?と思うほどには、他の候補の選定が難しかったです。まぁ30位なので仕方ないです
   それを考慮するとWaddleレベルのWRを30位+αで取れたのは大きいです。対価も1, 3, 4巡を出したように見えて、実質DENの3巡とMIAの4巡がスワップ、1, 4巡を渡したトレードと見ることができます。出しすぎという訳でもないですから、良いトレードだったのではないでしょうか。


まとめ
   Sutton, Waddleとディープで脅威になるターゲットが2枚になりました。Waddleはショートパスからの爆発力もあり、ここはDENに欠けていた要素ですから、オフェンスの幅は広くなりそうです。
   トレード市場に出ていたとされるWRとしてはAJ. Brownよりも若いですし、中長期的な視点でも戦力になる可能性があります。
   課題であったWRルームが強化され、残るはILB, TEですね。ここはドラフトでしょうか?今後の補強が気になるところです。
   まずはNixとWaddleのコンビに思いを馳せたいところです。
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・振り返りを書くつもりがFA解禁。だと!?


2025シーズンのDenver Broncos
   2024シーズンに9年振りのPO進出を果たし、2025シーズンはそこからの成長を求められたシーズンでした。結果は14-3で第1シード獲得、AFC決勝進出とリーグでもトップクラスのチームとなりました。最後は残念ながら負けてしまいましたが、26シーズンのSuper Bowlを期待させるには充分なシーズンでした。
   ここからは主力メンバーを中心に25シーズンを振り返ります。


QB
Bo Nix, Jarred Stidham
Nixのレギュラーシーズン成績は、388/612(63.4%), 3931ヤード25TD12INT, ラン356ヤード5TDでした。パス成功率やTD数では前年を下回り、試合によってパフォーマンスの波が激しかったです。しかし、Patrick Mahomesに比肩するレベルで1ポゼッション差に強く、クラッチなQBであることをリーグに示しました。4Qで1ポセ差以内であればNixが同点までは持っていってくれる。そう思わせる信頼を感じさせるシーズンでした。
   シーズンベストのパフォーマンスはGB戦なのですが、瞬間最大風速はNYG戦でしょう。4Q残り6分強で26-8の18点差、ここから3TD1FGで逆転まで持っていきました。なかなか試合中にパフォーマンスを向上させるのは難しいのですが、Nixはそれが出来ています。必要な場面で出力を上げ、結果に結びつける。SBで勝つために必要だとされる能力が高いために、不安定さがあれどNixに夢を見るのでしょう。来年は怪我せずSB制覇まで行って欲しいものです。

RB
J.K.Dobbins, R.J.Harvey, Tyler Badie, Jaleel McGlauglin
   1年2Mで契約したDobbinsがエースとして大活躍。10試合で772ヤードを走る活躍でしたが、怪我でシーズンエンド。中盤からはHarveyがメインのRBとして活躍しました。Harveyは噂通りのパスキャッチ能力の高さも活かし、ランパス両面でTDを記録し10TD超えも決めています。
   一方で3番手のBadieは出番が少ないにも関わらずイージーなドロップが多く印象が悪いです。McGlauglinもランは良いもののパスもブロックも苦手かつフィジカルが弱く出番を一気に減らしました。
   FAではKen Walker, Travis Etienneを取らず、Dobbinsと2年16Mで契約しました。RBは基本的にローテーションするSean Paytonの方針からして、年平均で15M, 13MをRB1名に払うのはコスパ悪いので、まぁ仕方なしとも思います。もう少し安ければ契約したと思いますし、来たら激アツでしたけれども、、、ドラフト下位では指名して欲しいですね。Badieが3番手はちょっと、、、
   
WR
Courtland Sutton, Troy Franklin, Pat Bryant, Marvin Mims, Lil'Jordan Humphrey
   昨年の布陣からDnVanugn Veleを4巡でNOに放出し、ドラ3でPat Bryantを加えました。
   Suttonは2年連続の1,000ヤード超え。他のAFCの選手に怪我が重なったこともありますが、プロボウル選出となりました。今年も困った時のSuttonは変わらず強力でした。2番手Franklinは落球が多いし、ロングのタイミングがNixと合わないながらも700ヤード6TDを獲得。印象ほどは悪くなかったです。
   逆にBryantはシーズン終盤から出場を増やしましたが、2度の脳震盪による離脱が痛かったですね。堅実なキャッチ力とルートランでフリーになれる選手で、ブロックもよしとスロットにいると便利な選手でした。MimsはHarvey加入でRZでのRBポジションという役割が無くなりました。それでも怪我人が続出したPOのBUF戦では100ヤード近く稼ぐなど、WRとしてのポテンシャルの高さを見せつけました。来シーズンはMimsをどうオフェンスに絡めていくのか?は重要なミッションではないでしょうか。

TE/FB
Evan Engram, Adam Trautman, Adam Prentice,
Nate Adkins
   一番がっかりなポジションです。FA補強の目玉だったEngramはドロップが多すぎて信頼を失いました。WAS戦のOTで見せたロングゲインのように彼自身の能力が衰えた訳ではないですが、とにかく噛み合いが悪かったですね。まぁここら辺はNix側の責任もあるとは思います
   26シーズンはAdam Trautmanを3年17Mでキープ。サラリーキャップの高騰が激しい現代ではめちゃくちゃ高い訳ではないです(2015年ごろの3年9M契約とほぼ同等)。Trautmanをレシーバーと考えると物足りないですが、パスもとれるブロッカーとして考えればお得な契約ではないでしょうか?また、マーケットにはDavid Njokuという実績のあるベテランがいます。ドラフト次第では彼の獲得もあるかもしれませんね。
   
OL
Garett Bolles, Ben Powers, Luke Wttenberg, Quinn Meinerz, Mike McGhlinchey, Alex Palczwski,  Frnk Crum
   BollesとMeinerzがオールプロ1st選出、リーグ屈指のOLユニットでした。代打でLGに入ったPalchoも素晴らしいプレイでした。Wattenbergと契約延長(これは結構びっくり)したこともあり、もう1年このユニットで戦うことが決定しました。
   多少の入れ替えはあれど、ほぼ同じメンバーでRussell Wilson時代は2年で100サックでしたが、Bo Nixになってからは40サック程度まで下がりました。間違いなくQBの判断力や機動力に助けられていますが、それでもNixに安定した環境を提供していることは間違いありません。あとはランブロック頼む


DL
D.J.Jones, Zach Allen, John Franklin-Myers, Malcolm Roach, Oniyama Uwazurike, Sai'vion Jones
   AllenとJFMが6サック超え。Roachも序盤4試合を欠場しましたが、4サックを記録。優秀なローテーションプレイヤーとして活躍しました。Allenはついにオールプロ1stに選出されました。
   DJ, Allen, Roachと契約延長を果たし、コアを固めました。一方でJFMはサラリーの高騰が激しいことから放出となり、TENと3年63Mの契約を結びました。残そうと思えば残せたと思いますが、契約期間が3年以上のベテランDLが増えすぎてしまい編成バランスが崩れていたとも思います。ここは昨年ドラ3のJonesやスポット的に良い活躍を見せたUwazurikeに期待したいです。

OLB
Nik Bonitto, Jonathan Cooper, Jonah Elliss, Dontdrea Tillman, Que Robinson
   上4枚が磐石なユニットでした。Bonittoは序盤大爆発、中盤失速も最終的には14サックを記録しました。Cooperは7.5サックもハイモーターなEdgeとして活躍しました。Ellissはハムストリングの怪我に悩みながらも2.5サック、Tillmanは4サック2INTを記録しています。
   5人とも契約が残りますので、あと気になるのはVon Millerが帰還するかどうか?ですね。昨シーズンも9サックとまだ一線級で活躍できるボンちゃんは人として成熟し、2度のSB経験を持ち、Denverが大好きなレジェンド選手です。本人はオフシーズンからずっとDENに戻りたいアピールを続けていますので、それが叶うのでしょうか?最後にトロフィーを掲げてDENで引退するボンちゃんを私は見たいです。

ILB
Alex Singleton, Dre Greenlaw, Justin Strnad
   ほぼ3人回しでした。というよりも、ニッケル、ダイム体型が多くILB2名セットの使用機会も多くなかったです。控えのStreadはGreenlawの欠場が多く、ほぼ先発のような扱いで試合に出ていました。大きな破綻は見られなかったですね。逆にGreenlawは怪我で約半分を欠場し、残念な活躍でした。プレイ面でのインパクトも限定的でしたね。
    Singleton, Strnadを残してGreenlawをカットしました。Greenlawの怪我の多さ、フィールド外でも好戦的すぎる性格、サラリー保証の低さなどが相まっての放出となりました。せめて稼働率が高ければ、、、と思わずに居られません。ILBに大物を取って欲しい!という気持ちもありますが、ぶっちゃけVJ守備におけるILBが与えるインパクトは限定的かつ、一番目立つのはブリッツですからまぁ先発2枚確保は悪くないと思います。ここに怪我でプロ入り以来ほぼ試合に出ていないDrew Sandersとか、ドラフトされるであろう新人が絡めるとベストなシナリオでしょう。


CB Pat Surtain Ⅱ, Riley Moss, Ja'Quan McMillian, Jahdae Barron
   PS2は怪我での欠場がなければオールプロ1stだったでしょう。Stingleyよりは上だったと思いますが、まぁいっても仕方の無いことです。現代CBは上手い選手が多すぎます。
   Mossは不当なDPIコールをされることが多く可哀想ではありましたが、シーズン中に改善し安定感が増しました。タックルも上手いのはオープンを任せる上で良いですね。JQMはブリッツでの活躍が印象的ですが、パスカバーも前年より持ち直しました。BUF戦のINTは震えましたね。
   逆にシーズンを追うごとに出番を減らしたのがBarronです。上3人の牙城が硬いこと、CB4人S2人よりもCB3人S3人の方が対応力が高いことなどが原因でしょう。来年どのように使われるかのか?は注目です。


S Talanoa Hufanga, Brandon Jones, P.J.Locke, Devon Key, JL. Skinner
   FAで加入したHufangaが大当たり。守備範囲の広さを活かしてボックスSSからディープSまで幅広い活躍を見せました。キャリアで見るとINTの数が少なくスタッツは見劣りしますが、前年から大幅なプラスを作りました。FS Brandon Jonesも前年に続いて大きなインパクトを残しました。怪我で終盤は離脱となりましたが、それまでの貢献度の高さは見逃せません。3番手Lockeは先発落ちという難しい立場ながらSTと控えSの役割を受け入れてチームにプラスをもたらしました。BUF戦のINTは今シーズンのハイライトの1つです。
   Devon Keyは守備では限定的な出場でしたが、STでタックルリーダーとなりオールプロ1st選出。かつてのSTリーダーDavid Brutonを思い出す活躍でした。素晴らしい。


ST
Will Lutz, Jeremy Crawhsaw, Mitchell Fraboni
   Lutzはシーズン終始安定し、クラッチにも強く頼れる存在でした。とはいえ、IND戦とNE戦のFG失敗が負けに繋がるなど印象の悪いキックもありました。とはいえ、彼以上の精度と距離を蹴れるキッカーの方が少ないですから、贅沢な要求でしょう。
   Crawhsawは序盤戦かなり悪かったですが、徐々に良くなり、最終的には飛距離も時間も稼げ、インサイド20も狙えるPになりました。もちろん精度や再現性などはまだ課題ですが、序盤を考えれば素晴らしい結果でした。


まとめ
   SBでSEAに勝てたか?と聞かれれば、Noでしたが、2年前まではPOから遠ざがっていたチームであることを考えれば、ここまで順調も順調なステップアップです。Sean Paytonはもちろんですが、Bo Nixの与えたインパクトは素晴らしいです。
   NixはCaleb WillamsやJayden Daniels、Drake Mayeと比較するとスタッツや安定感で見劣りしますが、こと試合に勝つことにおいては最高クラスです。今年もNixが怪我しなければNEに勝てたのに、、、そう思わせるだけの結果をここまで見せてきました。来件こそSB制覇まで走りきって欲しいです。
   守備はかなり極まった戦力です。JFMは抜けましたが、それでもまだ強いと胸を張れるほどのロスターです。なかなかNFLという制限の厳しいリーグでこれだけの厚みと強度を維持することは難しいです。
   とはいえ、現状維持で勝てるの?という疑問はありますから、FAとトレードでの補強に注目したいです。もちろん若手の成長も楽しみです。個人的にはWR Franklin, Bryant, RB Harveyの3人が伸びてくるとかなり強そうだなと思います
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・タイトルから察してください。ネタバレあります


SEA vs NE 結果
   昨日のプレビューでこんなことを書きました。
試合展開としては、両チームしっかりとした準備をしてくることを前提ですが、前半は拮抗した展開になると思います。お互いの守備が持ち味を発揮しつつも1~2ずつ得点ドライブは見られるでしょう。逆に前半でワンサイドゲームになったら、あとは消化試合になるでしょう。
   しかし後半になると地力で勝るSEAが押す展開になると思います。NE守備は耐えるでしょうが、NE攻撃の得点が止まってしまい、最後はリスクのあるプレイからターンオーバーになりゲームエンド。という展開を予想してみます。これはあくまで一例ですが、考えられるシナリオの1つです。
   後半の予想は当たっていたと思いますが、前半は外しましたね。NEが全く点を取れないとは思わなかったです。
   結果は29-13でSEAが勝利。最終的なスタッツは見栄えのするものですが、3QまでNEは0得点でしたから、試合内容はだいぶ辛かったです。


NEの攻撃をとめ続けたSEA守備
   勝因の多くはSEA守備にあります。試合を通じて良いプレイを披露し、6サック2ファンブル、1INTに1つのリターンTDを決めました。
   NE攻撃の核であるランとショートパスを対策し、NEがリスクをとったプレイでターンオーバーを奪う。理想的な試合運びを実現しました。
   

NE守備の奮闘が前半の接戦を演出
   この試合が接戦になったのはNE守備の奮闘があってこそです。前半からパントが多い中で、SEAに攻め込まれてもRZにすら入れない硬さがありました。特にCB Christian GonzalezはマッチアップしたWR Jaxon Smith-Njigbaを抑え込むだけでなく、2つの大きなPBUも決めました。さすがオールプロ級のCBですね。
   それでも3QのMayeのファンブルで心の折れた様子が見られ、その後にTDを許してしまいました。最終的に守備は1TD5FGを決められるという結果でしたが、味方の得点がない中でも集中力を切らさずにプレイを続けたように、とても規律のある訓練されたチームでした。


まとめ
   この試合について多くを語ることはしませんが、SEAが自分たちの持ち味を発揮して勝った試合でした。おめでとう
来年はブロンコスが勝つ番ですね。
   オフシーズンに入りますが、各チームのニーズ解説や、昨シーズン出来なかったドラフトプロスペクト紹介もやりたいな〜と思っています。マイペースに更新していきますので、お付き合いください。
   シーズンお疲れ様でした!

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・シーズンは全然見ないけれども、SBは見るというそんなあなたに贈るプレビュー記事。これを読めば、試合の流れを追う時の参考になるかも?

1、両チームの特徴

Super Bowl NE vs SEA
   60回目を迎えたSuper BowlのマッチアップはNE vs SEA。2014年因縁のマッチアップが実現しました。2014年はMalcolm ButlerのゴールラインINTでNEが劇的な勝利を飾りました。あれから11年。紆余曲折はあり、選手もコーチも変わりましたが2チームとも11年前と似たような特徴をもって今シーズン勝ち上がりました。


今年のNew England Patriots
   昨シーズン4-13だったチームが13-4で地区優勝、そのままSB出場まで果たしました。チーム成績を劇的に向上させたHC Vrabel, OC McDanielsは最優秀コーチ賞を受賞しています。
   さて、そんなNEですがBelichick時代の"NEイズム" の復権を感じさせるチームでした。攻撃はランアタックとショートパスを中心にポジティブヤードを稼ぎ、時折投げ込むロングパスでフィールドに奥行きを生み出しました。とにかくミスを最小化しつつ、TDを決めていく効率の良さが特徴ですね。
   守備もフィールドの11人が自分の役割を正しく理解し、安定して遂行することで失点を防ぎます。ラン守備ではDLがしっかりギャップを埋めつつLBがタックルを決めるパターンを確立。パスカバーではDBユニットを中心に受け渡しの上手なゾーンカバーを展開、穴のないパス守備を実現しています。
   タレントで見るとCB Christian Gonzalezはオールプロ級ですが、それ以外の選手はプロボウルなどにも縁が遠いいです。局所でプレイを決める能力はありつつもスターではない。いぶし銀の選手が多いのは2010年代中盤~後半のNE守備と似ていますね。


今年のSeattle Seahawks
   QB Russell Wilson, HC Pete Carollという2010年代を牽引したキーパーソンからの世代交代を完璧にかつスムーズに行ったのがSEAです。HC Mike McDonaldはいまやNFLのトップHCの1人と目され、QB Sam Darnoldはかつてのバストという評価を覆し、トップ10QBの一角として見なされるようになりました。
    そんなSEAのキーパーソンを2名挙げるのであればRB Ken Walker, WR Jaxon Smith-Njigba(JSN)でしょう。Walkerはエッジを回るだけのスピードがありながらも、インサイドでLB, DBに簡単に負けないパワフルなランナーです。NFC決勝のSF戦でも大活躍し、SEAオフェンスを牽引しました。そしてJSNは今年の最優秀攻撃選手賞を獲得したWRで、レギュラーシーズンでは1,793yard 10TDを記録しています。スロットの位置から長短問わずミスマッチを作り出し、またRun after catch(RAC)が良いのも特徴ですね。今年のSEAにおける最大の飛び道具でしょう。
   一方のディフェンスはMcDonaldが作り上げた最強ユニットです。DLはDT Byron Murphy ⅡとDT Leonard Williamsのコンビのプレッシャーが強く、DEもサック数こそ目立つ数字ではありませんがプレッシャーをかけることに特化しています。SSにはNick Emmanworiがおり、かつてのKam Chancellorを彷彿とさせるバーサタリティと万能性を見せています。同じ見た目から多様なパスカバーを繰り出すことを得意とし、非常に攻撃的でフィジカリーな守備が特徴です。

2、試合のシナリオ

NEが勝つためのシナリオ
   これは先行逃げ切りしかありません。そもそも今年のNEというチームが先行逃げ切り型です。強力なラン攻撃で自分たちは攻撃を安定的に継続させながら、強力な守備が相手に得点を許さない。そのような苛烈さをもって試合をコントロールしてきたのがNEです。今回もこのパターンに当てはめないと勝ち目はないでしょう。
   アメフトというスポーツは試合終了の時点で1点でも得点の多いチームが勝つ訳ですが、途中の時点ではどのくらいのリードがあればNEは勝てるのかを予想したいと思います。
   個人的には前半終了時点で17点差ならNE勝利。10~14点差でNE微有利、10点差以下だとSEA有利だと予想します。17点差もあればSEA守備を攻略しているでしょうから、ゲームプランで勝っています。その場合のNEは負けないです。10~14点差は2ポゼッション差ですが、この程度だと捲られる可能性はあります。現代NFLではよくある話ですね。しかし、2ポゼッションも差があればNEは少し後半の攻撃が上手くいかなくても逆転されません。その余裕をもって微有利です。10点差以下だと厳しいですね。この点差は本当に簡単にひっくり返ります。NE攻撃が追加点をどの程度取れるのか?で試合結果が変わります。

SEAが勝つためのシナリオ
   いつも通りが出来ればSEAは勝てると思っています。INTを投げずにTDを決め、守備は相手の攻撃を抑える。SEAが今シーズン通してやってきたことを発揮できれば負けることはないでしょう。
   しかし、SBという舞台に緊張をしてミスをする展開だと怪しくなります。NEはミスを見逃さないチームですから、一気に試合の流れを取られる可能性がありますね。


3、試合におけるXファクター

Drake Mayeのパフォーマンス
   RSのDrake MayeはMVP候補に名前が挙がるほどのパフォーマンスでしたが、一転してプレイオフではパス成功率が60%を切り、INTやファンブルなどのターンオーバーが増え、決して褒められたパフォーマンスではありません。もちろん局所的に難易度の高いパスは決めていますが、一貫性のあるパフォーマンスとは言い難いです。
   もちろん対戦したのがLAC, HOU, DENと今年のトップ10守備(HOUとDENに至ってはトップ4)だったというのはあります。しかし、SEAの守備もトップ4ですから、Mayeはまた苦戦するのではないか?という疑問があります。
   SEAのインサイドプレッシャーや硬いゾーンカバー相手にどの程度やれるのか?それがこの試合の結果を左右するといっても過言ではありません。Mayeのパフォーマンスが低調であればNEの勝ち目は限りなくゼロです。

コーチ陣の経験値
   NEはNEイズムの復権を果たしたと冒頭で述べましたが、それはSBの準備にも現れると考えています。OC McDanielsは11回目のSB出場ですし、HC Vrabelもかつて選手としてSBを経験しています。彼らの中にはNEが長年培ってきたSB仕様の準備のノウハウがあるでしょう。
   一方のSEA側はHC McDonaldをはじめ若いメンバーが多いです。もちろん対策を怠ることはないでしょうが、SBという唯一無二のプレッシャーがチームの運営を邪魔する可能性はあります。
   このようなミスがクリティカルな形で出る可能性はSBA側の方が高いと考えています。普段では考えられないようなイージーなミス、スーパーボウルの魔物が出るかどうかにも注目です。


勝敗予想
   さて、長々と書いてきましたが、トータルで見ても私はSEA勝利が優勢だと思います。さすがにチームとして総合力が違いますからね。順当に力を発揮すればSEA有利でしょう。
   試合展開としては、両チームしっかりとした準備をしてくることを前提ですが、拮抗した展開になると思います。お互いの守備が持ち味を発揮しつつも1~2ずつ得点ドライブは見られるでしょう。逆に前半でワンサイドゲームになったら、あとは消化試合になるでしょう。
   しかし後半になると地力で勝るSEAが押す展開になると思います。NE守備は耐えるでしょうが、NE攻撃の得点が止まってしまい、最後はリスクのあるプレイからターンオーバーになりゲームエンド。という展開を予想してみます。これはあくまで一例ですが、考えられるシナリオの1つです。
   さて、予想はここまでにして明日のSuper Bowlを盛り上がって見て行ければと思います。この記事があなたのSB観戦に役立てば嬉しいです。
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・Sheduer Sandersがプロボウルに繰り上げで選出。プロボウルQBの価値ってなんでしょうね?

NE@DEN レビュー
   10-7で敗戦。いくつかのターニングポイントはありましたが、尽くものにできませんでした。Nixがいたら勝てたな〜と全ブロンコスファンが思ったことでしょう。

前半の4th&1はFGを蹴るべきだったのか
   難しい判断ですね。NixがQBなら当然ながらGoでしたが、Stidhamだったので3点でも取るべきだったのでは?という疑問が出ています。
   個人的にはGoで正解でしたし、プレイコールが特別悪かったとも思いません。KCがよく4thダウンでやるコールです
   ただ、あの状況でOGが割られて2枚漏れてくるのはダメです。本当にダメ。プレイの前提が崩壊したがために失敗したプレイだったと思います。
   まとめると、ギャンブル判断もプレイコールもそこまでおかしくはないものの、プレイ遂行に問題があったと思います。


一番の敗因: Stidhamのファンブルロスト
   あれがなければ3失点ですからね。かなりもったいなかったです。
   プレイが崩れていましたから、とっとと投げ捨てるしか無かったですが、粘りすぎた結果のファンブルロスト。このプレイだけではないですが、Stidhamは判断の遅さがありました。試合に出ていない弊害もあるでしょうが、先発失格の烙印を押された理由も同時にわかる結果でした。


守備はかなり良かった
   Drake Mayeに足でやられるプレイはありましたが、パスは81ヤードのみ、ランでもTre'Vevon Hendersonはほぼシャットアウト、Stevensonも多くのプレイで抑え込みました。
   NEは後半、安全なプレイ選択ばかりでしたのでターンオーバーを奪う機会はありませんでしたが、ここまでやって守備を責めることはできませんでした。2015を想起させるDLの圧力とDBのカバーの完成度でした。


まとめ
   悪天候が攻撃の選択肢を奪った側面はありますが、そもそもデンバーは雪が降る試合がほぼありません。選手も不慣れな展開であったと考えます。NEの方が雪の試合慣れてると思います。
   オフェンスはStidhamならこんなものでしょう。守備が強すぎて接戦になっただけです。
   Sean PaytonはNixを失ったチームのモチベーションを維持するどころか、より高めて試合に望みました。結果こそついてきませんでしたが、勝てるプランを持ち込んだと私は考えています。プラン遂行の部分でいくつかミスが出てしまいましたが、これはコーチの責任ではありません。負けたからゲームプランがミス。勝てばゲームプランに問題はなかった。とはなりません。そんな単純な話ではありません。
   これでSBはNE vs SEAですね。私はSEA勝利予想です。NEのPO3試合はお世辞にも良いとは言えませんでしたし、正直SEAの方が全然強いからです。2週間でその差がどこまで縮まるのか?はたまた逆転するのか?そこら辺が注目ですね。
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