K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

NFLのデンバー・ブロンコスに関するブログ
リーグ全体の怪我人、選手情報、契約情報なども書いていきます^ ^
タイトルの画像はポテトバサーさん(@potatobasser)さんの作品です


・Pat BryantへのDPIは誤審であり、本当ならINTで試合は終わっていた!LARの勝利が盗まれた!というのがSNSの論調ですが、それは本当なのでしょうか?LARの勝利は本当にあの1プレイで奪われたものなのでしょうか?
答えはNoだと思います。あの判定は勝利を逃した免罪符に使われているだけで、LAR側にも問題はありました。という内容の記事です


敗因① RZでのTD率で上回ったこと
   この試合、DENは4TDで30点、LARは2TD4FGで26点という得点の内訳でした。DENはHufangaのPick6、LARはMumpfieldのロングTDがありました。これらは再現性の低いプレイなので、ちゃんとドライブをしたプレイに限ると、DENは3TD、LARは1TD4FGという結果でした。
   得点ドライブは少ないものの、その機会における得点効率を最大化したDENと最大化しきれなかったLARという差異が見えます。特にLARのFGは35, 36, 40, 48ヤードと比較的イージーなものが多い=敵陣深くまでは攻め込んでいたと言えます。
    昨年のデータになりますが、LARのオフェンスはRZ侵入回数がリーグトップ、TD率が約68%でリーグ6位でした。回数×高確率のコンボでTDを量産していたことが、破壊力の高いオフェンスの理由の1つです。それをこの試合では発揮できなかったと言えます。
   アメフトの得点効率は1TD>2FGですから、LARの方が得点効率で下回りました。敵陣深くまで攻めながら決めきれなかった。実力を発揮しきれなかったのは明確な敗因の1つです


敗因② 後半のアジャスト勝負で負けた
   前半は全てのスタッツにおいてLARが圧倒しました。オフェンスは200ヤード超え、ディフェンスは100ヤード未満に抑える完璧な内容でした。しかしながら、後半は3TDを取られる一方で、10点しか取れず、更にPick6を献上しており実質3点しか取れていません。
   特にオフェンスはDENのアジャストに悩まされました。前半は有利だったDavante Adams vs Pat Surtainのマッチアップも後半は抑えられました(前半5キャッチ71ヤード、後半1キャッチ4ヤード)。その分ゾーンカバーをAdamsは攻略しましたが、それもPick6で数字ほどの意味は無くなりました。後半にFGを決めたドライブもINTからの攻撃でしたので、距離のあるドライブをほとんど出来ませんでした。
   ディフェンス側はDENのランを止め、プレッシャーをかけてミスを誘発するプランが成功していました。後半も守れていましたし、試合を通してDENはパスで170ヤードしか獲得できていません。まぁそのほとんどが後半の特定ドライブに集中したのは反省です。CB Watsonが怪我でいなくなりForbesが増えてからキャッチを許す場面が増えたように思います。


敗因③ Bo Nixに時間を与えてしまった
   Bo Nixはスタッツで見れば微妙なのですが、とにかく4Q1ポゼッション差ビハインドのシチュエーションでとてつもなく強い選手です。単純比較はできませんが、2024シーズンからの4Q/OTでの逆転ドライブ数はあのMahomesを超えて1位です(Mahomesは去年の後半戦欠場していますが)。4Q1ポゼッション差ビハインドはだいぶ限定的ですが、それでもその瞬間だけエリートQBになります。
   そんなNixに4Qで3分半も時間を与えてしまいました。もちろんTDがマストなタイミングですから、時間をコントロールする優先度は低かったです。とはいえ、試合を通して刻みながら時間を使うコントロールオフェンスが出来ていたら、攻め方も変わっていたでしょうし、時間を残さずにいられたかもしれせん。敗因①で挙げた得点効率がこんな形でも影響していました

DPIは本当にあったのか?
   敗因は3つほどですが、肝心なDPIはおかしいだろ!という話もしていきます。
   結論から言えばDPIでは無かったと考えます。厳密に言えば、DPIを取らない審判もいるし、取らない審判もいる。試合中の基準によるという感じてす。因みにですがOPIはないかな?というのが私の見解です。両者それなりにコンタクトしていますし、ジャージが伸びるなど明らかに掴んではいません。アメフトは掴むだけでは反則にならず、掴んだ上で相手のプレイを一定以上制限しないと反則になりません。
   では、なぜ、DPIが投げられたのか?これはフラッグを投げた審判の位置が関係しています。映像を見れば分かるのですが、フラッグはプレイよりもエンドゾーン寄りの審判から投げられました。この審判はField Judgeと呼ばれるポジションで、自分サイドのパスプレイを見る責任があります。ディープジャッジと呼ばれる3ポジションの1つでもありますね。
(参考)   そして、この審判の立ち位置を考えるとPat BryantとWallaceの競り合いの様子の表側は見えていません。これは推測ですが、審判からはWallaceがBryantを押したように見えているはずです。それでDPIと判断したと思います。
   プレイの近くにいた審判は見ていないのか!という話もありますが、こちらは別のレシーバーを見る責任があるので、詳細には見ていないと思います。審判ごとに見る責任が異なるので、目の前にいるから詳しく見ている訳ではないですし、DPIの審議がほぼ無かったことを考えると、別の選手を追っていて見ていないように思います
    判定を覆そうにも、DPIはレビュー対象外ですし、ライブボールファウルなのでINT成立の有無についてもレビューできずで抗議が精一杯という感じですね。
   これは余談ですが、このプレイの引き合いに2018NFC決勝 LAR@NOのDPIを持ち出す方がいます。しかし、あちらは責任審判がレシーバーを見ていないという、素人レベルのミスなので同情の余地はありません。誤審レベルはダンチです。

(参考動画)
https://x.com/brickcenter_/status/2104415884748230845?s=46


まとめ
   疑惑のDPIが全て悪い!という結論は早急では?と思い、私の思う敗因をまとめました。DPIがINTだったら!は確かにそうですが、審判の判定はコントロールできない部分ですが、自分たちがコントロールできる部分でも反省点はあったよね?という趣旨で書いています。
   実際LARの選手も後半だけで30点も取られたのがダメだ。。。と自分たちの反省をしていたようです。HC McVayは怒っているようですが、それはHCの仕事ですからパフォーマンス込みで正しいリアクションです。 
   これも勝敗に関係ないですが、LARのラストドライブでプレイコールが聞こえないStaffordがサイドラインのMcVayに直接聞きにいくシーンがありました。あの時McVayはフィールド内に入りましたが、ルール的にはアンスポ取られます。タイムアウトがない状況でコーチはフィールドに入れないです。
   敗因をつらつらと書きましたが、PukaとGarrettというスーパースター2名がいない状況でこの結果ですから、シーズン終盤には完全体ラムズとしてかなり強いだろうな〜と思いました。次はスーパーボウルで会いましょう
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・前の投稿から4ヶ月。この企画だけは完走したい

Seattle Seahawks
   昨シーズンは2013年以来のSB制覇を達成。奇しくもその13年と似たような堅守+ランアタックを軸とした試合プランで勝ち切りました。SBが割とワンサイドだったのでケチを付けられることもありますが、SB制覇の偉業は褪せません。
   オフェンスはWR Jaxon Smith-Njigbaにボールを集めまくる "戦術ジグバ" がフォーカスされました。Njigbaはスロット専門選手という理由で評価を落としましたが、活躍で言えばGarrett Wilson(NYJ), Chris Olave(NO)を抑えてエースをしていた程のポテンシャルがありました。その才能が開花したシーズンでしたね。とはいえ、余りにも目立ち過ぎたのて、SBでChristian Gonzalez(NE)にNjigbaは抑え込まれてしまいました。ここら辺は今年も同様に課題かと思います。また、オフェンスの軸として安定したグラウンドアタックがありました。Kenneth Walker Ⅲ(現KC)とZach Charbonnetの2枚看板がいたことで、常にフレッシュで実力のあるRBがフィールドにいました。一発のあるWalker、肉弾戦が得意なCharbonnetとスタイルの違いもハマりましたね。Walkerの後釜として獲得したドラ1 Jadarian Priceのプレイに注目です。
   オフェンスが目立つのはアメフトの常ですが、SEAの強さの源泉は間違いなくディフェンスにあります。Leonard Williams, Byron Murphy Ⅱが揃うDT, ローテーションまで含めて充実したEdge, ILBには司令塔Ernest Jones, 鍛え上げられたDBにはSS Nick Emmanworiが加わったことで完成しました。そこに現役DC最強とも言われるMike McDonaldの指揮が加わり、リーグ屈指の硬さを誇りました。特にドラ2ルーキーだったEmmanworiのフィットが予想外でしたね。Emmanworiはスーパーフィジカルエリートでしたが、テクニックやプレイリードの部分で評価を下げており、NFLへの適応には時間がかかる可能性も示唆されていました。それが1年目からDROY候補になる活躍を見せました。Kam Chuncellorを思い出すプレイを見せており、SEA守備の心臓になっています。
   26シーズンは当然連覇を狙うことになりますが、同地区LARの大補強、怪我人の復帰するSFなど勝ち上がるのは容易ではありません。強みの守備からS Coby Bryant, CB Riq Woolen, DE Boye Mafeも抜けてデプスは弱くなりました。層が薄いとは思いませんが、昨年ほどの強さは無いです。今年のSEAの戦いに注目です。


Los Angeles Rams
   FA解禁に合わせてCB Trent McDuffieをトレードで獲得し派手な動きを見せたと思えば、6月にはDE Myles Garrettを獲得。2020シーズン以来のSB制覇に向けてオールインの姿勢を見せてきました。
   オフェンスは昨年MVPを獲得したQB Matthew Staffordとリーグ有数のWRになったPuka Nacua, ベテランになってもルートランで勝てるDavante Adamsのホットラインが強かったです。特にNacuaはJustin Jefferson, Ja'Marr Chaseと肩を並べるほどの安定感とプレゼンスを見せています。RBのKyren Williamsも3年連続1,100ヤード10TDを達成し、攻撃の要の1人となっています。リーグ屈指の攻撃力があり、SEA相手にも点を取れる数少ないチームです。
   一方の守備については、昨年は結構酷かったです。自慢のフロント(Jarett Verse, Braden Fiske, Kobie Turner, Byron Young)は破壊力があったもののDBがパスを止めれず、後半戦は失点が増えていました。そのテコ入れとしてCB McDuffieをトレードでCB Jaylen WatsonをFAでKCから獲得しています。両者ともフィジカルでWRを抑え込むのを得意とするCBであり、スピード・テクニック系のWRには強いです。Garrett獲得の対価としてVerseの放出こそありましたが、昨年度よりアップグレードしたメンバーに注目です。
   今年は打倒SEA、そしてSB制覇が目標になります。Staffordが年齢的に引退が近いことはチームがよく知っています(ドラフト13位でQB Ty Simpsonを指名)。Stafford引退前にもう1つリングを取ることはできるのでしょうか?


San Fransisco 49ers
   昨年は主力に怪我人が続出しましたが、2桁勝ってPO進出を果たしました。POでは戦力差からSEAにボコボコにされましたが、健闘したシーズンだったのではないでしょうか。
   オフェンスはWR Brandon Aiyukの謎の離脱を見据え、大ベテランMike Evansを獲得。サイズ、経験のある選手がどこまで活躍できるのか?に注目です。今年ブレイクアウトが期待されたWR Rickey Pearsallは怪我でシーズンエンド。チームにとっても誤算でしたが、ドラ2のDe'Zhaun Striblingがプレシーズンで良い活躍を見せており、期待がかかります。RBにはChristian McCaffrey(CMC)とKyle Juszczykのベテランコンビは安泰です。控えの選手たちがどれだけ走れるのか?がポイントではないでしょうか。CMCの負担を軽減しながらオフェンスを展開できればベストです。問題はOLでLT Trent Williamsは良いですが、それ以外のユニットは今一つ。ユニット力やプレイコールでカバーする側面もありますが、上位チームとの対戦では個の力も問われるため、SB制覇を目指す上では懸念点です。
    ディフェンスはDE Nick Bosa, LB Fred Wernerが怪我から復帰するのが大きいですね。また昨年は怪我でパフォーマンスの悪かったDre Greenlawは古巣でのパフォーマンス回復が期待されます。不安なのはDB陣、特にSFです。弱点とまでは言いませんが、SS Mike Mustapha, FS Ji'Ayir Brownともにボールに絡めるタイプではなく、ビッグプレイを起こしにくい選手です。このポジションのアップグレードが叶わなかったことはSFにとって懸念材料になるかもしれません。
   今シーズンもSB制覇を狙うシーズンですが、2019や2022と比較するとロスターの厚みが足りていません。SEA, LARと同地区がSBへの障壁でしょうから、この2チームとの対戦は大きな意味を持つでしょう。


Arizona Cardinals
   エースQB Kyler Murrayの復帰とともにPO進出、SB制覇を狙う!という計画は肝心のMurrayのローパフォーによって頓挫してしまいました。結果、タイムラインの合わないMurrayを放出し再建に舵を切りました。ほんの数年前に守備を解体しましたが、このタイミングでチーム全体の解体に踏み切りました。
   注目はドラフト3位で指名したJeremiah Loveですが、プレシーズン初戦で足首を捻挫してしまいました。開幕に間に合うのか?間に合っても万全なのか?というところは気になります。Loveは3位指名ですから、大活躍してもらわないと困ります。目標となるのは2016年のDavid Johnsonですね。Johnsonのキャリアは怪我で3年目以降、下降線を辿りましたがLoveには長く活躍して欲しいです。レシーバーに目を向けるとWR Marvin Harrison Jrのブレイクアウトに期待をしたいです。全体4位で指名されてから、それはそれは高い期待をされていますが、3年目の今年は1,000ヤード超えを期待したいです。本当に素晴らしいWRはどんなQBと組んでも1,000ヤードを取りますから、MHJにもそのレベルを期待したいです。リーグトップTEになったTrey McBride, 2番手?WRのMichael Wilsonには昨年に引き続きの活躍が期待されます。QBはJacoby Brissettが先発ですが、負けが続けばどこかでCarson Beckの出番もあるのではないでしょうか?
   ディフェンスは2年目のDT Walter Nolenが健康に居られるか?が1つのポイントです。昨年は怪我で大半の試合を欠場しましたが、数少ないスナップの中で素晴らしい輝きを見せました。今年は試合に出てコンスタントな活躍を期待したいです。あとはCB Will Johnsonも同様に活躍を期待したいです。ドラフトではトップ15評価もありながら2日目までスリップしました。結果として1年目は良い活躍でしたから、これを更に伸ばしていきたいです。この2名が活躍するとARIの再建の軸になりそうです。
   今年は再建の年ですから、ルーキー契約下にある若手選手たちの活躍に注目したいです。その中から契約延長する選手、しない選手を見極めていく作業になると思います。フランチャイズQBを獲得するまでの数年は我慢の年になりそうです。
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・ブロンコスとして8年間プレイしたFS Justin Simmonsが引退しました。
2010年代後半から2020年代前半にかけて、ワンハイFSとして一時代を築いた選手であり、その活躍はPOから遠ざかるブロンコスにとって、ファンにとって数少ない誇れる選手でした。

Justin Simmonsが引退を報告
   SimmonsがDenver Broncosと1日契約を結び、Denver Broncosとして引退しました。Simmonsは2016~2023の8年間をDenver Broncosで、2024年はAtlanta Falconsで合計9年間プレイした選手です。2025年はプレイせず、このたび引退となりました。
   彼が入団した2016から、退団する2023までの期間はちょうどブロンコスがPOから遠ざかっていた時期でした。彼が退団した翌シーズンである2024にはPOに出ているのですから、ちょうどすれ違いでした。悲しいですね。
   そんなSimmonsが引退に際して話したトリビュート動画があります。この動画を見ると、彼がDenverに貢献をしたこと、Denverを好きになってくれたことが伝わります。ありがとう
https://youtu.be/Wx6FBhcKFtA?si=rPX0xSgsjmthSIru


Justin Simmonsの思い出(ブログ)
   当ブログも年季はありますから、過去記事を見るとSimmonsに関する記述がたくさんあります。過去の自分のブログ記事を読むのは恥ずかしいですが、探してきました。ブログの書き方がダサいですね。これが黒歴史。。。

https://www.kcatfootball.net/archives/58221883.html
   調べた限りの初出は、2016年ドラフト前のニーズチェック記事でした。まったく記憶にないですが、3巡でJustin Simmonsが欲しい!と書いていますね。図らずも希望とピックが噛み合っていました。

Justin Simmonsの記憶
   ドラフト後の活躍については、多くのDenverファンが記憶するところでしょうから、ドラフトの時の思い出から。2016年ドラフトはドラ1 QB Paxton Lynch, ドラ2 DT Adam Gotsisとバストを2連ツモ。その後に指名されたのがSimmonsでした。当時のGM John Elwayはとにかく2日目の指名が下手でして、2012年のDE Derek WolfeとSimmonsくらいしかまともに活躍していません。その中でSimmonsを指名できたのは幸運でした。
   プレイとしては、広大なカバー範囲とボール奪取能力を活かしたFSですが、6-2という大型サイズでもニッケルCBができるほどアジリティーも高く、フィールドのどこにいても活躍できました。また、7年連続で守備スナップの98%に出場していた鉄人でもあります。2023年ごろにSimmonsがサイドラインにいただけでニュースになりましたから、彼が守備スナップに出ているのは当たり前でした。本当に怪我が少なく安定した選手でした。
   Simmonsは9年間のキャリアで41INTを記録していました。2019~2022あたりの全盛期では年間5INTは取れる選手でしたね。また、QB Patrick Mahomesに対してかなり強く、通算6回のINTを決めています(もちろんMahomesからINTした選手では1位)。試合には負けてもSimmonsの活躍は心の支えでした。
   他にもWR Demariyus Thomasが急死し、ホームでの追悼試合では、QB Jared GoffからINTを決め、フィールドに描かれた88のペイントにボールを捧げたプレイが印象的です(88はDTの背番号)。あとはルーキー年のNO戦で決めた、PATブロックそしてリターンで2点とって勝った試合ですね。あのPATをブロックしたのがSimmonsでした。
    その他にもチームリーダーでもあり、また地域コミュニティへの貢献が大きかった選手でもあります。3回のWalter Payton Man of the yearへのノミネートにも表れるように、ボランティア活動を積極的に行っていました。

まとめ
   9年間で4回のオールプロ、2回のプロボウラー選出という輝かしい成績を残しました。No Fly Zoneからの教えを最後に受けた選手であり、NFZの精神を宿した選手だったと思います。
   あの負けばかりの厳しい時代で、ファンにとって数少ない誇れる選手であり、みんなか好きな選手だったと思います。
   選手生活、お疲れ様でした。長年の活躍に感謝しています。今後は奥様とお子さんと一緒に幸せに過ごしてください。ありがとうありがとう
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・ドラフトまであと2週間?いいえ、今週です。(書き始めた時期よ)


Pittsburgh Steelers
   Aaron Rodgersを迎えたシーズンは、Rodgersの衰えもありオフェンスが停滞。ディフェンスも良いところは良いが悪いところは悪いという感じで可もなく不可もなく。それでもチームビルディングとMike Tomlinの統率力でPOには進出しました。POでは全くもって上位シードに歯が立たずシーズンオーバーとなりました。
   オフェンスはQBが安定しないことで低空飛行が続いています。Aaron Rodgersは年齢による衰えには勝てず、好不調の波が激しかったです。RBもWarrenはエースというタイプではなく、厳しかったですね。レシーバーでは、エースWR George Pickensを放出してD.K.Metcalfを獲得しましたが、このムーブも疑問です。Pickensの方が素行不安はあれど、若いですしMetcalfと同タイプです。TEも含めて小粒なレシーバー陣ですね。
   一方でチームを支えたのはディフェンスでしょう。T.J.WattはWatt比較で不調(怪我の影響あり)でしたが、Alex HighsmithにくわえてNick Herbigの台頭も大きかったです。懸念があるとすればSS DeShon Elliott, FS Jalen Ramseyのベテランコンビが先発であることでしょうか。怪我のリスクが怖いですね。
   Mike Tomlinが引退し、Mike McCarthyが就任しました。McCarthyは強豪にはなれどSBに勝てないという近年の評価ですが、果たしてどうなるでしょうか?個人的にはPITのHCは長期政権であって欲しい(先見の明でHCを選んで欲しい)ので、McCarthy就任は残念でした。とりあえず、Roethlisberger引退後から不安定なQBの発見とオフェンスの建て直しが課題でしょう。


Baltimore Ravens
   今年こそはSB制覇!と意気込んだものの、POにも出場できずに終わりました。シーズン終了後にはHC John Harbaughを解任するサプライズムーブがありました。後任にはLACのDC Jessie Minterが就任しました。
   オフェンスはLamar Jacksonの成績低下の影響が大きかったです。特に怪我明けからのパフォーマンス低下は得点力低下というところに如実に表れていると思います(サンプル数は少ないですが、平均得点が10点近く落ちました)。パス成功率もキャリア最低と、怪我が治りきる前に試合に出ていたのはほぼ確実でしょう。そこまで無理するべきだったのか?は議論の余地があるでしょう。あと期待を裏切ったのはWRでしょう。Zay Flowersはパフォーマンスを上げましたが、契約延長したRashod Batemanの大不振(そもそもこの契約延長がミスではないか?)、TE Mark Andrewsのスタッツ低下(年齢による衰えか?)は懸念材料です。レシーバー陣のTDが少ないのはRB Derrick Henryというクローザーがいるので仕方ないですが、ヤードの少なさは気になります。
   ディフェンスは弱くなりました。1桁失点の試合もありますが、昨シーズンのCLEやMIA、NYJ相手に決めても価値は低いです。KC, DET, BUF, HOU, CINなどオフェンスが強いチーム相手には30失点以上を許していますし、失点の多い守備になっています。守備悪化の要因の1つはプレッシャー減少、ひいてはサック数減少でしょう。チームトップがDT Travis Jonesというのは。。。ここ数シーズンのエースだったKyle Van Noyはスタッツを大きく落とし、Odafe Owehは結局トレードされました。しかもS Alohi Gilmanということで、DBの層の薄さも課題として露呈しました。DT Madubikeが怪我で離脱してしまった影響もありますが、それでもEdgeは弱いです。全体的にベテランが多い守備なだけに、一気に崩れる危険性も感じました。新HC MinterはLACでネームバリューに左右されない守備を構築していました。彼の手腕でBALが再生される可能性もあります。
   さて、26シーズンに向けてベテランFAの放出というか見送りが多かったです。FB Patrick Ricard, TE Isiah Likely, C Tyler Linderbaumなどですね。OGが弱い上にこれらの選手を失っています。逆にDE Trey Hendricksonを獲得しています。ポジションだけを見るのであれば、ドラフトはオフェンス補強が優先!と思われがちですが、弱点はFB, TE, OG, Cとポジションバリューの低い4ポジションです。これを優先して埋めたところでチーム力はそこまで上がりませんし、放出したところを埋めても昨シーズンからの上積みはありません。私としてはEdge or DBの上位指名を推します(オフェンス側なら将来のLT候補)。Hendricksonをとったところで逆サイドのEdgeは弱いですし、デプスを考えてもEdgeは4人くらい欲しいです。CBもMarlon HumphreyがいてNate Wigginsも獲得していますが、怪我人が多く出るポジションですから良い選手がいれば逃す手はありません。SだけはMalaki Starksを獲得した翌年も取るのはちょっと、、、です。
    長々と書きましたが、BALは来年すぐにコンテンダーというより、2年後にピークを持っていくのが強いと思っています。1年で埋めるにはロスターの戦力が足りていません。Linderbaum, Hamilton, Flowers以降のドラフト指名選手が伸び悩んでいますから、戦力の充実度が現時点では満足いくレベルではありません。しかしながら、ベテランが多いので衰える前にSB制覇を狙いたい。時間の猶予はありませんので、2年かけてピークを持っていく方が強くなりそうだと思ってます(もちろん26シーズンも勝ちにいきますが、今のAFC強いですからBALが簡単に勝てるとは思えません)。


Cincinnati Benagls
   この記事を放置している間に10位指名権でNT Dexter Lawrenceを獲得しました。いや、良い選手です。これは間違いない。しかし、なんでLawrence + 指名権ではないのか?これは問うべきではないでしょうか。3巡ないしは4巡くらい取ってこなくては。。。と書こうと思っていたのですが、DALがNT Quinnen Williamsの対価として26年のドラ2+ 27年のドラ1+選手を放出していました。ほな仕方ないかぁ。まったくDALのオーナーな迷惑な前例を作ったものです
   CINというチームは非常に分かりやすく、QB Joe BurvowとWR Ja'Marr Chaseが元気であれば得点力がとても高く派手な撃ち合いができる火力があります。問題はBurrowが割と怪我することでしょうか。来年は元気でいて欲しいですね。2番手WRにはTee Higginsがいます。契約金額が高すぎる以外は欠点のない2番手です。RBにもChase Brownが出てきたのはプラスですね。OLはまぁどこも強くは無いですが、Burrowのサック回避能力が高すぎて誤魔化されている側面はあります。LT Orlando Brownはだいぶベテランですから、そろそろ後釜が欲しいでしょうか。OLについては間違った投資が多いだけで補強の数は打っていますね。当てろ
   ディフェンスはDE Trey Hendricksonを放出もとい、トレード失敗によって失いました。愚かすぎる。しかも同地区BALに移籍はちょっと。。。FAではDE Boye Mafe, S Byran Cookを獲得しました。FAマーケットの高騰に巻き込まれた側面もあり、金額に対するバリューは高くないですね。特にCookなんてパスカバーできないSですが大丈夫でしょうか?Daxton Hillが外CBの先発になっていますが、これも大丈夫でしょうか?特徴から考えるとNCB/Sタイプですが。。。
   HC Zac TaylorとGM Duke Tobinが残留してしまいましたので、26年シーズンはBurrowの頑張りで順位が変動することになりそうです。なぜ彼らは職を守れたのか?NFL七不思議ですね。CINの選手に目を向ければ、SBに進出した20年シーズンから緩やかにチーム力が低下しています。特に守備の成績低下は顕著で、ここがPO当落選上で争っている要因でしょう。もう少し強い守備があれば安定して10~12勝出来るはずです。CINが強くなりきらない要因はドラ2, ドラ3の的中率が低いことも一端にありますから、今年の2, 3巡指名には注目です。


Cleveland Browns
   Deshon Watsonのトレードが失敗に終わった時点で彼らへのダメージが相当なものであることは見えていました。ある意味、社運をかけた肝いりプロジェクトが失敗したようなものですから、低迷期がやってくることは仕方ないとも言えます。
   オフェンスについては、GabrielやらSandersやらが先発している時点で語ることはありません。ドラ3とかドラ5のQBですぐに勝てるほどNFLは甘くありません。オフにはOL5枚を刷新するなかなか見ないムーブを見せてくれました。元ドラ1のTytus HowardにZion Johnson, ドラ2のTeven JenkinsにElgton Jenkinsを獲得しました。注目したいのはElgton Jenkinsですね。GB時代はLTからCまで卒なくこなす選手で、ACL断裂前はオールプロ級の選手でした。ここ2シーズンははプレイ内容の悪化が凄いですが、元のパフォーマンスに戻れば大当たりFAになるポテンシャルがあります。WRはJeudyが王様ムーブしている間は強くないです。
   ディフェンスはDE Myles GarrettがMichael Strahanの記録を打ち破るシーズン23サックを記録しました。更にLB Carson SchwesingerがDROYを獲得するハイパフォーマンスを見せました。ドラ1 Mason GrahamもGarrettのパフォーマンスに良い影響を与えているようですし、昨年のドラフトは良い結果だったのではないでしょうか。それでも、Wardの逆側のCBだったり、Garrettの逆側のDEだったり光が強すぎるからこそ目立つ影もありますね。
   特に言うことはありません。Kevin Stefaskiは優秀でしたが、QBが定まらないチームで勝てるHCはいません。Todd Mokenで良かったのか?は別の話です。Monkenは2年くらいかもしれませんね。CLE長年の願い、QB探しはつづいています。


まとめ
   昨年のAFC北は地区として弱かったです。チームの動きとしてはBALとCINがオールイン傾向、PITは安定を求め、CLEはリビルド状態です。オールインするほどBALもCINも強くないとは思いますが、彼らのQBの実力を考えると上振れればSB狙えそうですから、思考として分からなくはないです。
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さて本編

Jacksonville Jaguars
   24シーズン4-13から、13-4で第3シードになりました。前半戦は微妙な戦いでしたが、後半戦は怒涛の8連勝と勢いに乗ってPOに突入しましたが、LawrenceのいくつかのミスとJosh Allenの勝負強さに破れました。それでも、HC Liam Cohenを中心としたチームビルディングは素晴らしい結果を出し、フランチャイズに明るい光が差しています。
   オフェンスで最大のトピックはTrevor Lawrenceにブレイクアウトの兆しが見えたことでしょう。Lawrence自体は全体1位指名ですし、5年間は先発していますし、素晴らしいプレイを見せてきましたが、一方で安定感がなく、プレイの一貫性が課題でした。しかし、昨年の後半から一気に安定感が増し、ターンオーバーをせずにTDを決めるスーパーQBになりました。このLawrenceが続くのであればJAXは安泰でしょう。WRにはトレードの噂がちょくちょく聞こえるBrian Thomas JrにTravis Hunterがいます。Hunterは怪我で早々に離脱してしまったのが残念ですが、その影を縫うようにParker Washingtonの台頭があったのは大きかったですね。TE Brenton Strangeも戦力になってきています。課題はOLでLT Walker Littleの安定感のなさ、OG陣の脆弱さは上位対決における課題です。
   ディフェンスは選手の入れ替えがありながらも強度の高さを見せています。数年前のFA中心からドラフト中心の移行が少しずつ発生しています。CB Montaric Brownのブレイクはチームとしても大きかったでしょう。EdgeのHines-Allen, Travon Walkerの強力な二枚看板も健在です。課題としては、全体的な層の薄さとLB Devin Lloydの穴でしょう。先発に怪我人が増えた時の守備強度の低下が懸念ですし、Lloydはかなりのスナップ数出ていましたから、そこの強度低下も気になります。
   26シーズンに向けてRB ETN, LB Lloydの流出がどう響くのか?は注目です。両ポジションともドラフト上位におけるポジションバリューが低いですから、安直にドラフト上位を使って補強なんてムーブは許されません。上位はLT, CB, Edgeに使っていきたいところです。RBは2巡の下位から、LBは3巡からというイメージで補強できるのがベストシナリオでしょう。


Houston Texans
   25シーズンはJAXの後塵を拝したものの、12-5という好成績でPOに進出しました。しかしながら、POではNE相手にオフェンスがほぼ通用せず敗退となりました。
   オフェンスはシーズン前にLT Laremy Tunsilを放出する動きに驚かされました。Tunsilはリーグトップ級のLTであり、Win nowモードのHOUに欠かせない選手だと考えていたからです。しかしながら、新たにLTになったルーキーOT Aireontae Erseyが悪くないプレイで大穴にはなりませんでした(他のポジションが悪かっただけとも言う)。26シーズンに向けてOL再建を意気込んだものの、いきなりTytus Howard放出という雲行きの怪しさを見せます。これはサラリーの都合から仕方ないムーブとはいえ、当時のベストラインマンを放出せざるを得ないところがHOUの苦しさでした。結果、FAとトレードでOG Wyatt Teller, Ed Ingram, RT Brendan Smithと補強しました。このベテラン達がどこまで期待通りの活躍を出来るのか?が1つ注目です。スキルポジションに目を向けると、RBの弱さが目立ちました。ベテランNick Chubbに往年のキレはなく、シーズンを通して苦しかったです。トレードで獲得したDavid Montgomeryがどこまでランゲームを支えることが出来るでしょうか。WRはNico Collinsという絶対的な柱はいるものの、2番手以降の不安定さは課題ですね。来年はドラ2 Jayden Higginsのブレイクアウトが望まれます。QB CJ. Stroudについてはよく分かりません。本人の自己評価はリーグトップ5QBらしいですが、強い守備と当たるとパフォーマンスが下がる選手で、POを勝ち抜けるのか?という疑問が残ります。ベストパフォーマンスがルーキー年というのは、、、
   ディフェンスはほぼ完璧でした。DE Will Anderson Jrはモンスターシーズンを送ったMyles Garrettに負けたもののDPOY2位ですし、逆側のDanielle Hunterもオールプロ2ndに選出されました(個人的にはHunterではなくBonittoだと思うが)。DBに目を向ければCB Kamarri Lassiter, SS Calen Bullockが素晴らしい活躍をしています。DC Demeco Ryansがいる限り守備は問題ないでしょう。
   オフェンスに投資していますが、その結果が出ていないというのが実情です。特に大型投資をしてきたOLが振るわずPOに負けたのは問題でした。ターゲット不足と相まってQB Stroudのパフォーマンス低下にも繋がっています。今年のドラフトもオフェンス中心でしょう。個人的にはドラ1でWRとかありだと思います。


Indianapolis Colts
   前半戦のサプライズチームでしたが、後半戦に大失速。Daniel Jonesでは厳しかった。というよりも、あの守備では勝てなかった。という側面も強いのかな?なんて思いました。
   オフェンスはRB Jonathan Taylorのランを軸に、TE Tyler Warrenの万能性、WR Alec Pierceの身体能力を活かしたオフェンスが機能しました。OLが優秀だったこともあり、Daniel Jonesの弱点であるプレッシャーに弱い部分を消すことにも成功していました。Jonesの怪我で失速したかと思いきやQBにPhilip Riversを据えることで補うなど、最後までオフェンス力は一定の成果を出しました。
   一方のディフェンスは微妙でした。DT DeForest Buckner, DE Laiatu Latuなど局所的に光る活躍をする選手もいましたが、全体で見れば貧弱なパスラッシュに安定しないカバーリングと長所のないユニットだと思います。特にDLはLatuの8.5サックの次がBuckerとDE Payeの4.0サックでかなりキツイです。先発も弱ければローテも弱いと明確な弱点でした。DBもトレードデッドラインでCB Sauce Gardnerを加える積極性を見せましたが、全体的にカバーの脆弱性が目立ちました。
   26シーズンに向けてドラ1がない状況は苦しいですね。ディフェンスの建て直しが出来れば勝てるポテンシャルは大いにありますが、ブレイクアウトするプレイヤーは出てくるでしょうか?


Tennessee Titans
   焼け野原に咲く一輪の花こと、Cam Wardは健闘しましたが、人材不足とHCの悪手も相まってかなり負けました。最終盤にWardのプレイ内容が向上してきたのは良い傾向でしょう。
   オフェンスはCam Wardを迎え入れる体制ではありませんでした。OLは高額FAで獲得したLT Mooreが穴、期待の若手RT JC. Lathamはそれ以上の穴と頭を抱える布陣でした。まぁOG/Cも良いプレイとは言い難いので、ユニット全体で穴でした。WRもエースのCalvin Ridleyが全然ダメ。トップレシーバーがTE Chig Okonkwo、2番目がWR Eric Ayomayor、しかも獲得ヤードは600ヤード未満と頭を抱えたくなる現状です。FAでWan'Dale Robinsonを獲得しましたが、彼もガジェットタイプでありエースWRタイプではないです。RB Tony Pollardもエースというよりは、強い2番手というタイプですので、オフェンスはスキルユニットの弱さも気になったところです。
   ディフェンスはDT Jeffery Simmonsの孤軍奮闘が光りました。Simmonsはトレードでも引く手数多だったでしょうが、チームリーダーとして必要という判断だと思います。まだ最低でも2巡は取れたでしょうから。チーム状況としては放出もやむ無しでした。その他の選手について語ることはほぼありません。誰1人先発確約ではないです。これから少しずつ入れ替えが進みそうです。


まとめ
   総合力のあるJAX、オフェンスに難のあるHOU、ディフェンスに難のあるIND、再建途上のTENという4チームですね。現状JAXが1歩リードしていますが、HOUは追い抜くチャンスがありそうです。TENはある意味今年のドラフトが再建の成否を担うことになりそうです。今年の指名選手が活躍すれば、2~3年後にPO出場できるだけの戦力が整うでしょう。
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