K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category: その他


・ご無沙汰しております。リハビリの一環でライフワークのお話です。


ビールが大好きという話
   私のTwitterを見てる方は、私が無類のビール好きだと知っていると思います。ビールという麦、水、酵母を突き詰めた先に出来上がる多様性はシンプルが故に奥が深く、そして楽しみ方も多様な世界は私を魅了してやみません。
   私自身はIPAやHazy IPAといった混ぜ物たくさん!みたいな変わり種も大好き。最近のHazy IPAは度数に反比例して飲みやすさが高いものもあり、ビール苦手な人におすすめしづらいという悲しいこともあります。
   さて、そんな僕ですが、休日の昼間からビールで優勝したので、ちょっとした自慢をします。


1本6000円のビールを見たことがあるか?
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   こちらの商品をご存知だろうか?プレモルの中でもスペシャルな位置づけをされるマスターズドリームシリーズの最高傑作。そうマスターズドリーム〈白州原酒樽熟成〉である。お値段なんと6,600円(税込)/720ml。単純計算にはなるが、ショート缶1本(350mL)で約3,300円という脅威の値段を誇っている。最近発売された白州ハイボールが660円/缶で高い!と叫ばれていることを考えれば、いかに高いか伝わるだろうか?
    私は気の迷いか知らないがこやつを購入してしまった。ただ届くのが楽しみでしかない。しかし、ビール狂以外からすれば、ビール1本に6,000円は狂気の沙汰でしかない。私は狂人でした。
   なぜ購入したのか?は愚問です。気づいたら決済終わっていたので。予想外の出費をしたのならば、残りを清貧に過ごせばいいだけです。ただ1つ。私はこの商品を購入したことに後悔はありません。故に自慢です。


最後に
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   本日はこちらのバニラアイスとコーヒーで優勝しました。凄いですよね、ビールなのに香りも味もコーヒーなんですよ。アルコールが含まれていても、これはコーヒーです。優雅な午後のコーヒータイムを過ごしております。最高の休日ですね


まとめ
   1本6,000円のビールのレビューは気が向いたらやります。さすがに素面で飲むので味の感想は出せると思います。
   この文章を読んで気になったそこのあなた。次はマスターズドリー厶〈山崎原酒樽熟成〉の発売があります。ぜひこちら側に足を踏み入れる同士をお待ちしております。
   ビールは奥が深く、そのくせ何千もの顔を見せてきます。最近の若い人を中心にビールが苦手な方はたくさんいますが、1ビール好きとして、ビールに興味があるのであれば合いそうなビール紹介します。ぜひ気軽にご連絡ください。美味しいビール、教えます。

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・ついに今週末、カレッジ王者が決定します。昨年王者であり、ここ10年常にトップレベルをキープしているアラバマ大学と、同じカンファレンスに所属して、何度も煮え湯を飲まされているジョージア大学との試合です。12月の試合では41-24でアラバマ大学が勝ちました。


アラバマ大学の特徴
・オフェンス
   エースWR#1 Jameson Williamsがガチでやばいです。エースWRとなった世界線のJaylen Waddleみたいな感じですね。つまりNFLドラフトでトップ10級ということです。このWilliamsの個人技を活かしつつも、ランなどを絡めていくのが主なスタイルです。LT#73 Evan Neal(今年のトップOT、ドラフト5位以内の指名が有力視されている)を初めとするOL陣も強力です。
   QBはBryce Young(#9)、2年前の全米トップの高校生としてバマに来ました。タイトウィンドウに投げ込むコントロール、充分な肩の強さ、モビリティーと総合的に良い選手です。ターンオーバーも少ないですね。今年のハイズマン賞も取りました。
・ディフェンス   バマらしいフィジカルでクレバーな守備ですね。各ポジションにタレントが揃っている訳ではないのですが(例年比較)、よく鍛えられています。ゾーンカバーとかかなり上手ですね。   12月の試合では2INT(1つはPick6)を決めて試合を優位に進めることに成功しました。かなり硬いのが特徴です

ジョージア大学の特徴・オフェンス   強力なOLと多彩なスキル陣によって変幻自在に攻めてきます。OLはミシガン大学のDE#97 Aidan Hatchenson(今年のドラフトトップ3で間違いなく指名される)、DE#55 David Ojabo(こちらもドラフト評価でトップ15)を完封しました。   スキル陣はWR#1 George Pickensが最大のタレントです。他にもRB#3 Zamir WhiteRB#4 James Cook(MINのDalvin Cookの弟、ミシガン戦で大活躍)、TE#19 Brock Bowers(スピードのあるTE。なんと1年生)などの選手にボールを散らしていくのが特徴です。   QBはStatson Bennett。苦労人の5年生ですね。詳しくはこちらをhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2d2e6b87749f1be3d22098e733a08bb96461169c?page=3
・ディフェンス   フィジカル&スピードを体現した強力な守備ですね。タックル力がかなり高く、DBまでよく鍛えられています。   DLにはDT&99 Jordan Davis(ドラ1候補の超巨大NT)、LBには#17 Nakobe Dean(トップ10指名の可能性もある今年のトップLB)という素晴らしいプレイヤーがいますが、ローテーションを回しています。その結果、フルタイムスターターではないので、試合の終盤でも元気であり、それが安定感を産んでいます。   弱点はDBですね。両CBは良い選手ですが、トップレベルではなく試合で何度かやられることがあります。

戦前予想   12月の対戦から、アラバマ大学はWR John Metchieがシーズンエンドとなってしまいました。その結果、Jameson Williamsへの依存がより強まっています。12月の試合では2つのロングTDを決めました。今回の対戦でも、Jamesonが何回スペースでボールを持てるかが鍵になってきます。   GeorgiaはロングTD2つやられたこと、INT2つなどがあって負けました。オフェンスが細かく刻むスタイルですので、ミスすると厳しくなってしまいます。オフェンスがミスなく堅実に攻めていけるかが鍵になります。

まとめ   アラバマ大学有利だと見ていますが、今年のジョージア大学はフィジカル的に近年最強であり、それが1試合を通して持続するのが強いです。フィジカル勝負で負荷をかけていくことができれば、勝機はあるでしょう。   大事なのは最初のドライブですね。強い同士で最初にモメンタムを掴むのは大きいです。爆発力があり、後半にもまくれるアラバマ大学ですが、悠長な試合展開をすれば負けます。どういったゲームプランを用意しているのか楽しみですね   
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・約2ヶ月ぶりですね。どうも筆が乗らず、今年はNFLオフを満喫していました。まもなくHoFゲームということで、NFLが帰ってきます。今年は無理せずゆるっとをモットーにブログを続けたいと思います。n回目のリハビリ記事はカバーについて


ゾーンカバーとマンカバー
   日本でアメフトをする際、DBやった人は1度は聞いたことはないでしょうか?

「マンカバーより、ゾーンカバーの方が簡単だよ」

   確かに高い身体能力、反射神経、先読みといったスキルが必要なマンカバーはかなり難しく、それと比較して、リアクションが遅くても大丈夫なゾーンカバーは、初心者にとっては簡単に感じます。
しかしながら、アメフトを続けて行くうちにこうも思います。

「ゾーンカバーでもマンカバーでもWRに全然ボール取られるんやけど…」

   ゾーンカバーは簡単なのにパスカットが出来ない…→ゾーンカバーはマンカバーより劣る。こう結論づけるのは短絡的ですが、そういう考えが出てくるのは理解できます。その原因についてお話します


マンカバーに必要なもの
   マンカバーに必要なものはそう多くありません。

  1. 適切な筋力
  2. 自分の肉体をコントロールすること
  3. 相手の動きに正しくリアクションすること


この3つです
   1つ1つの難易度がSSSなのでマンカバーは難しい訳なんですけども…人間思ったよりも自分の体を自由自在に扱えません。右利きの人は左手で箸を使ったり、ボールを投げるのが苦手ですよね?
   指や足の末端部をバラバラに動かすのも苦手です。僕は小指を動かそうとすると薬指も動きます。自分の体をコントロールするって字面以上に難しいのです
   とはいえ、マンカバーもWRが走るコースが分かってしまえば非常に簡単です。終点が分かっているならば、そこで待っていれば良いのです


ゾーンカバーに必要なもの
   一方のゾーンカバーでは

  1.  正しいカバー理解
  2.  相互理解
  3.  経験則からくる判断力


の3つが必要です。マンカバーと比べると肉体よりも、精神や頭脳面が必要と言えます。これがゾーンカバーを難しくしている要因です
   ゾーンカバーは頭脳面で整理が出来ていなければ完成しません。曖昧な理解では隙が生まれ、ボールに対してアタックすることは出来ません。
   マンカバーが肉体面の要求が高いのに対して、ゾーンカバーは頭脳面での要求が高いのです。なので、フィジカルが出来ていない初心者にとってマンカバーは確かに難しいです。しかし、頭脳の整理も出来ていないのでゾーンカバーも難しいのです


ゾーンカバーにおけるカバー理解とは

「カバー2は5ヤード以内にきたやつだけ見ればいいよ」
「カバー3は奥までカバーするから大変だね」

過去にこういう教え方を聞きました。まぁ間違ってないのですが、こういう疑問が出てきます


「5ヤード以上奥に行ったらそのWR無視していいのですか?」
「目の前にWRが2人来ました。どっちをカバーすればいいですか?」

    これはケースバイケースなので難しいです。チームによっても考え方が変わってきます。

  • 自分のサイドにWRは何人いるのか?
  • 他のWRはどのようなパスルートを走っているのか?
  • ショートパスをケアしたいのか?
  • ロングパスはDPIしてでも止めたいのか?


   このような疑問を1つ1つ解消して、同時にフィールドに立つメンバーで全てを共有する必要があります。新しいパスパッケージと対峙するたびにこれは行われます。
   1つのパスパッケージに対して使われるカバーは1つではありません。そのため、覚える量は日本のサークルレベルでも50は超えます。NFLなんて日には200とか行くのではないでしょうか?それだけの時間はないから、NFLはマンカバーを多く導入しているとも言えます


アウトプット出来なければ意味が無い
   さて、大変な思いをしてMTGで時間を重ねて、パスカバーの理解を深めても、実際に使えなければ意味などないのです。
   実際のパスプレーで判断に使える時間は2秒程度です。バックペダル2~3歩でパスコースをある程度判断する必要があります(とりあえず5ヤードのショートパスか、それ以外の判断がつけばよいので)。
   これを判断するのは経験則です。実際にフィールドに立った経験、練習でのDB vs WR、フィルムを見ることで吸収した知識。これらをすぐさまアウトプットする必要があります。
迷いなく、正確に。これがかなり難しいです。パスプレイでは、1歩余計に踏んだことでTDになった。なんてプレイは枚挙に暇がないです

マンカバーのように見る対象が1つならば判断するのは相手の行く先だけです。

しかし、ゾーンカバーでは人とパスコース両方の判断を求められます。時には両者を視界に入れながら、自分と仲間との位置関係、QBやヤードマーカーから自分の位置を把握し、自分とWRの位置関係を正しくキープする。これらのマルチタスクを瞬間的な思考の元にこなすのは頭脳的な整理と経験がかなり重要なのです




まとめ
   マンカバーとゾーンカバーの難しさの違いは理解していただけたでしょうか?分かりやすいフィジカルの問題からマンカバーは難しいと言われます。これは事実です
   しかし、ゾーンカバーでは頭脳的な負担からマンカバーとは別のベクトルで難しいです。それでも身体能力が高くないならば、頭の整理をしてゾーンカバーで戦うのが賢かったりします。脳みそまで筋肉にするなら、筋肉で思考できるようになりましょう
   本当はゾーンカバーの半分はマンカバーみたいな話をしようと考えていました。見事に脱線してますね…この話はまた別の機会に
   
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