K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:レギュラーシーズン > 2018NFL


・CARかNEが人権活動家Colin Kaepernickと契約間近という噂が出てきました。本当なんですかね?普通のQBと契約した方が問題少ない気がします…

・このシリーズが終わったらコンバインに向けて注目プロスペクトを紹介します。まだスリーパー系ではなく、2日目(1〜3巡)までに指名されそうな選手になります


Chicago Bears
12-4(NFC3位)
   今年のサプライズチームとなりました。久々のプレイオフしかもホーム開催と、Matt Nagy1年目は成功でした
   最大の要因はKhalil Mackだと思います。1巡2つを使った上に6年141Mという大型契約を結びました。彼の加入とドラ1 Roquan Smithの存在は大きかったですね。
   これ以上の成績を望むなら3年目になるQB Mitchel Trubiskyがより安定して点を取る必要があります。その為にWRやOLの整備は続けていきたいですね。守備はDC Vic Fangio離脱がどう影響するか。Chack Paganoの手腕が問われます


Minnesota Vikins
8-7-1
   NFC決勝まで行った前年とは違いプレイオフにも進出できないと大きく期待を裏切るシーズンとなりました。
   3年84Mで獲得したKirk Cousinsは最低でもプレイオフという目標は達成できず。1年目は金額に見合った成績を残せませんでした。OCのプレイコール問題などもありますが、Cousins自身もより良いプレイヤーになる必要があります。守備は悪化したラン守備の改善が求められますが、LB Anthony BarrがFAになり弱くなりそうなのが懸念です


Green Bay Packers
6-9-1
   長らくN北の覇権を握っていたGBですが、今年はシーズン当初から低迷しました。シーズン終了を待たずにHC Mike McCartheyが解雇されました。
   Aaron Rodgers頼みでしたが、そのRodgersが不調になったことで低迷した印象です。オフの補強の目玉だったJimmy Grahamは機能せずDevante Admasに依存することになりました。集中的に投資したCBに目処が立ったのは1つ朗報ですね
   HCになったMatt LaFleurにはRodgersを気持ちよくプレイさせることが重要になります。彼の調子が良くなれば成績は必然と付いてきます。あとはWR補強したいですね


Detroit Lions
6-10
   NEからMatt Patriciaを迎えた1年目は手応えと課題の見つかったシーズンとなりました。
   手応えとしては強力なDT陣が形成されたことです。A'shawn RobinsonDaShawn Handのアラバマ出身にトレード加入したDamon Harrisonはリーグ屈指の陣容です。あとはDEを加えてPatricia好みのDLを作りたいです
   1巡はDEとして、2巡以降でパスターゲットの補強とKerryon Johnsonの組めるパワーバックが欲しいです。Kenny GolladayとKerryonの活躍は良かったですが、更に駒を増やしたいです。Kerryonは耐久力にも疑問がつきますしね


まとめ
   CHIの地区優勝というサプライズがありました。これが今後も続いていくのか楽しみです
   プレイオフを逃してもMINは戦力的にポジティブに考えられますし、GBもRodgersがいる限り成績がV字回復しても不思議ではありません。NE式を導入するであろうDET含めて面白い地区になると思います
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・ドラ1予想もあるオクラホマ大のWR Marquise "Hollywood" Brownがリフスラン関節の手術をしたため、コンバインのドリル参加を見送りました。リフスラン関節は痛みが長く続くタイプの怪我なので予後が気になりますね


New Orleans Saints
13-3(NFC1位)
   序盤から好調で、2009年と同じ流れを辿るなど2009年以来スーパーボウル制覇に最も近いシーズンでした。
   Drew Breesが40歳ならではの円熟味を感じさせるプレイでチームを牽引しました。Michael ThomasAlvin Kamaraはオフェンスの核として素晴らしいシーズンでした。守備も各セクションにタレントが揃い、高い強度のプレイを見せていました。
   アキレス腱を断裂したDT Sheldon Rankinsの復帰が最重要ですね。あとはCB Marshon Lattimoreの逆サイドをどうするのか。Eli Appleと再契約するのか、P.J.Williamsに託すのかドラフトするのか。Thomas以外のWRも欲しいです


Atlanta Falcons
7-9
   Kyle Shanahanロスから立ち直れないシーズンになりました。オフェンスはタレントがいるのに生かしきれず、ディフェンスはタックルリーダーのSS Keanu NealとILB Dion Jonesが序盤に怪我で離脱するなどネガディブでした
   Julio Jonesはヤードを稼いだもののTDは少ないメガトロンパターンになりました。Damontae Kazeeがブレイクしました
   OCをSteve SarkisianからDirk Koetterに変えました。不振に終わったラン攻撃の立て直しが期待されます。ディフェンスはHC Dan Quinnが直々にプレイコールすることになりました


Carolina Panthars
7-9
   中盤までは好調でしたが、肩を怪我したCam Newtonのパフォーマンスが落ちたことでチームも落ちました
   2年目のChristian McCaffreyを酷使しました。年間通して健康でしたが、このような無理な使い方を続けるのは無理でしょう。あとはWR D.J.Mooreが良いパフォーマンスでした
   Camは全休する可能性があるなど先行きが不透明です。Thomas Davisの退団、Julius Peppersの引退と中心だったベテラン勢がチームを去りました。来年は変革の年になりそうです


Tampa Bay Buccaneers
5-11
   Ryan Fitzpatrickの大活躍で幕を開けましたが、それも結局は長続きせず。コーチ陣一掃という幕切れになりました
   Jamies Winstonが信頼を得られずレシーバーユニットが宝の持ち腐れになっています。補強したDL陣もJason Pierre-Paulを除いて期待通りとは行きませんでした。
   ARIを強豪に押し上げたBruce Ariansの招聘に成功しました。当時のARIのメンバーの多くが参加していますので、作りたいチームの方向性は見やすいです。Winstonの処遇含めてどう動くのか注目です


まとめ
   ここ4年でCC出場チームが3つと接戦の多い地区ですが、今年はNO以外うまくいきませんでした。それを受けてそれぞれ変化しています
   注目したいのはBreesに時間のないNOがオールインしてSBを狙うのかどうか。そしてCARとTBがQB問題にどういう答えを出すかですね。
   来年はNO一強!となるかわからないです。強いでしょうが、ATLあたりがやってくれそうな気がします

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Los Angeles Rams
13-3(NFC2位)
   Sean McVay就任から2年でスーパーボウルに到達するまでチーム力が高まりました。結局弱点を攻略されて負けましたが、その前の長きに渡る低迷を考えたら素晴らしいシーズンでした
   Todd Gurleyを軸にしたオフェンスは高い汎用性がありました。モーションとゾーンリードの組み合せ、そこからのブーツレッグは止めるのがかなり難しいものでした。
   オフの問題はタレント力の高かったディフェンスの再編です。Ndamkong Suh, Dante FowlerJr, Aqib Talib,Lamarcus JoynerなどFAとなる先発が多いです。Marcus Petersも来年までの契約ですし、どうやってメンツを揃えるかが重要になりそうです  


Seattle Seahawks
10-6
   開幕2週は内容が悪く、Earl Thomasの怪我が重なるなど暗雲が立ち込めましたが、その後は持ち直してプレイオフに進出しました
   2年目のChris Carsonが牽引したランオフェンス中心にしたことでRussell Wilsonの負担が減ったことは大きかったです。改善されたとはいえOLはまだパスプロの安定感がないです。ディフェンスはLoBが完全解体になりそうですが、若手が台頭するなど世代交代が起きています
   オフの最重要事項はDE Frank Clarkとの再契約です。シーズン前から注目していましたが、予想通り立派なエースラッシャーとなりました。彼をまずは引き止めたいです 


San Francisco 49ers
4-12
   序盤にJimmy Garoppoloが怪我したこと、期待した戦力が機能しなかったことでチームは低迷しました。昨年から「接戦を続く勝ちきれない雰囲気」が今年もありました
   George Kittleの大ブレイクは嬉しい悲鳴でしたが、後に続くレシーバーがおらずターゲット不足に悩まされました。GarconGoodwinなどFAが働かず。またReuben Fosterが解雇され、Solomon Thomasがバストになるなどドラフトの失敗も引きずっています
   ABのトレードが噂されていますが、そうでなくともターゲットとしてWRは欲しいです。あとは全体2位でDEが欲しいですね。4-3ならNickBosaですが果たして…


Arizona Cardinals
3-13
   Steve Wilks1年目でしたが、シーズン途中でOC Mike McCoyを解雇し、シーズン終了後にWilksも解任するなど完全に失敗のシーズンでした
   ODともに酷かっだです。オフェンスは獲得ヤードなどの主要スタッツが軒並みリーグ最低。OLのレベルの低さやJosh Rosenに優しくないプレイが多かったです。ディフェンスは3-4→4-3への移行が完全に失敗しました。スピード重視の選手が中心なのにそりゃそうだよねという感じです  
   新HCにKliff Kingsburyが就任しました。エアレイド系の若いコーチで、Rosenとは相性が良いと思います。DCには元DENのVance Josephが着きました。HCとしてはダメでしたが、DCとしては優秀なので立て直しが期待されます


まとめ
   プレイオフでた2チームとドラフトトップ2と対照的な地区成績になりました。LARとSFはQBこのままで行っていいの?という問題が出ています(LARに関しては贅沢なんですけども)。SFは数年後にドラフト指名しても驚きはありません
   逆にSEAはWilonいる間に勝てるチームを作りたいです。OL整備(特にOG)とFS Thomasの穴埋めは考えなくてはいけません。後者に関してはシステムから変える必要あるかもしれません
   ARIはRosenを上手く育てる必要があります。彼をサポートして負担を減らすのが今年の目標でしょうか。NFLでコーチ経験のないKingsburyの手腕に注目です
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