K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:レギュラーシーズン > 17年ポジション別振り返り



Darian Stewart
16試合(15先発)、63タックル、5PD、3INT
   DC変更の煽りでポジションが動きました。スタッツは昨年と変わらなかったものの、マッチアップでやられるシーンが増えました。
   3列目でシングルハイだったのですが、2.5列目でハードタックルを活かす戦術になりました(T.J.Wardの役割だったものです)。その結果、TEカバーの役割が増えてしまいました。
   Stewartはマンカバーが苦手な選手(基本となるクイックネスが足りてません)ので、ここでTDを稼がれました。結局シーズン途中から従来のFSの役割に戻りました。


Justin Simmons
13試合(13先発)、68タックル、1サック、5PD、2INT(1TD)
   Ward放出に踏み切ったのは2年目のSimmonsにプレイ機会を与えるためでした。広範囲に顔を出し、持ち前のタックルで仕留めていきました。彼が出るとやれることが増えますね。
   クッションを大きく取るため、PDは少ないです。経験を積めばここで駆け引きできるでしょうから、今後に期待です。セレブレーションで自爆してシーズンエンドは情けない…


Will Parks
16試合(5先発)、51タックル、4PD、1INT
   スイスアーミーナイフ(十徳ナイフ)という愛称のように、様々な役割をこなしました。とはいえ3番手Sですから、絶対的なクオリティーには限界があります。
   ダイムDBやったり、ニッケルLBやったりと大忙しでした。タックル数もDBの先発とそう大きな差がないことが、それを示しています。
   問題はTEカバーで、サイズのミスマッチで狙われました。Kelceのような速い選手ですと、クイックネスも足りてなかったです。


Jamal Carter
16試合(0先発)、11タックル、1PD
   UDFA上がりでキャンプから調子が良かったです。ロスター入りしましたが、ほぼST要員でした。
   そもそも今年のロスターに残れるのだろうか?


まとめ
   Simmons、Parks、Su'a Cravens、Carterとルーキー契約2年以上残っている選手が4人います。今年のStewart解雇はない(3月にボーナス発生しているので、今後の解雇は損です)ので、4〜5枠になると思います。非常に将来性のあるユニットです。
   汎用性、応用力まで考えるならSimmonsとCravensのコンビでしょうが、StewartとSimmonsが先発になるでしょう。Cravensは脳震盪問題が気になります。怪我しなければリーグでもトップレベルのユニットでしょう。
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・あと2週間ほどでキャンプ、60日ほとでシーズン開幕だとか。もう少しの辛抱です


Aqib Talib
15試合(15先発)、31タックル、7PD、1INT(1TD)、1FF
   スタッツが軒並み下がりました。TEカバーが狙われていたので、その反動でパスが来なかったです。それでも4年連続のPick6を決め、通算リターンTD数を10としています(通算トップはRod Woodsonの12)。
   残り契約1年、32歳、デッドマネー僅かだったのでLARへトレードされました。当初はSFの予定でしたが、Talibの意見を聞いてLAR(白熊がいて、すでに知っているスキームのため)になりました。


Chris Harris
16試合(15先発)、40タックル、7PD、2INT、1FF
   今年も安定した活躍を披露しました。スロットCBとしてはリーグ屈指で、外CBとしても素晴らしいです。80試合連続出場を達成
   少しずつ離される場面も見られますが、完璧は難しいので仕方ないです。TDを許すシーンは少ないですし、正確なタックルとサイズに見合わないアグレッシブなプレイは守備陣にとって大きいですね。何よりパフォーマンスが安定しており、安心できる選手です。


Bradley Roby
16試合(4先発)、42タックル、17PD、1INT、1FF
   ニッケルの外CBだけではなく、基本パッケージの外CBに入る場面もありました。その中で17PDは立派ですね。ポカも減り、安定感のあるプレイをシーズン通して見せました。
   今年は先発が期待されています。ドラ1から5年経ちました。長く3番手でしたが、今年は日の目の当たる年になるかもしれません。契約延長交渉もあるので、本人もやる気が満ちているはず


Brendan Langley
11試合(0先発)、3タックル
   荒削りな素材型であり、プレイも技術不足が目立ちました。HarrisやRobyからどれほど盗めるか注目です。


Lorenzo Doss
3試合(0先発)
   シーズン途中に解雇


Marcus Rios
5試合(0先発)、5タックル、1PD  
   印象になし


まとめ
   Talibが抜け、NFZも半分になりました。先発にはRobyが上がるでしょう。FAでTramaine Brockを獲得し、ドラフトではIsaac Yaidomを加えました。Harrisは先発を確約されていますが、ほかの序列はまだ決定されていません。
   若い世代が伸びてくることに期待です。
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Brandon Marshall
16試合(16先発)、106タックル、3サック、4PD、1FF
   2シーズン振りのフル出場で3度目の100タックルを達成しました。106タックルはチームトップです。
   DLの強化でタックルまで行けることが増えていました。TEカバーも担っていましたが、Corey Nelsonが怪我してからはMLBとしてパスシチュエーションで残る場面も多かったです。
   

Todd Davis
14試合(14先発)、82タックル、1サック
   先発2年目でした。パス守備では下がりましたが、ラン守備でのタックルの強さが光りました。  
   ラン守備はやはり得意ですね。Melvin Gordonを4th&1で止めたり、RBに負けないパワーは魅力的でした。Marshallとの意思疎通も出来ており、連携面でも強化されました。
   一方のパスカバーは穴でした。シーズン序盤にはNelsonと交代でしたし、Nelsonの怪我後はダイムパッケージでした。今年も2ダウンLBになりそうです。


Corey Nelson
5試合(0先発)、4タックル
   肘の怪我で早々にIR入りしました。3番手兼パスカバー要員でした。オフにPHIへ移籍
   スピードを活かしたパスカバーで頼れる選手でしたが、タックル強度が低く、先発にはなれませんでした。シーズン序盤でIRに入り、DBへの負担が増えました。


Zaire Anderson
16試合(2先発)、23タックル
   Davis欠場で先発になりました。思ったよりも良かったですが、フルタイムの先発としては計算しづらいです。
   今年もST要員でしょうが、彼レベルが控えでずっといるのも問題ではあります。


Joseph Jones
7試合(0先発)、3タックル
   シーズン中盤に加入したスピードのあるLBですが、昨シーズンはST要員でした。Zaireとのロスター争いから


まとめ
   Marshall、Davisの次はドラフトしたJewellになる予定です。4番手をAndersonとJonesが争う形になります。シーズン途中でJewellが先発になるかもしれません。Trevathanを失って以来ラン守備が安定していないので、期待したいです。
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