K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category: Super Bowl 52


・この記事はネタバレを含みます。まだ見てない方はブラウザバックを推奨します。

・凄い試合でした。大味な試合ではなく、お互いの準備したこと、試合の中でのアジャストを上手く引き出しての結果でした。素晴らしかったです。お疲れ様でした


パス→ラン→Zach Ertz
   大方の予想を裏切ってPHIはパスから入りました。NE側は先発にJames Harrisonを出してますので、予想していたとは思います。最初はCB Eric RoweにAgholarやJefferyをぶつけてミスマッチを作りました。最初のドライブはパスカットからFGに抑えましたが、次のドライブで47ヤードのロングパスTDを決められてしまいました。NE側はJefferyにGilmoreをマッチアップさせ、2ディープを3ディープにすることでサポートを厚くしました。
   ミドルパスを封殺されたPHIは次にパワーランを織り交ぜました。プルアウトを使いながらの遅めのラン、インサイドゾーンが多かったです。OLがLBまで伸びるのを待ってRBが走るシーンが多かったです。NEはDT Guy、BrownがOLとの1vs1を勝つことで、ランを封殺するようになりました。
   最後に使ったのが「戦術Ertz」です。ショートパスで組み立て、困った場面はErtzとSS Chungのミスマッチを使っていました。最後のTDのシーンが象徴的でした。
   これにRBへのパスを織り交ぜることで、NE守備の的を散らし、アジャストに時間をかけさせました。それもOLが終始イニシアチブを取れたことが大きかったです。


Cooksの離脱、戦術Gronk
   NEはいつも通りショートパスで的を散らすオフェンスを展開します。しかし、FG失敗からリードが広がると積極的なキャッチアップオフェンスに移行しました。
   プレビューでも挙げたCooksの奥は脳震盪による離脱で使うことが出来なくなってしまいました。前半はGronkowskiもほぼキャッチできず、Hogan、Whiteに多くを依存する形となりました。
   後半開始からは「戦術Gronk」全開でした。ミドルでトリプルカバーだろうがお構いなくキャッチをし、TDで締めくくります。ここからGronkを使い、囮にしながらの3連続TDと反撃を開始しました。


アジャスト出来ないNE守備
   NE守備は3rd&longを作るという、基本は出来ていましたがそこからのパスを止めることが出来ませんでした。2度の4thダウンでも成功を許すなど、シーズン中とは大きく違う出来でした。
   後半でのアジャストに定評があるNEですが、この日はできず。DLがOLに負けていて、Folesに時間を与えてしまいました。それにより、余裕を得たFolesが素晴らしいパスを多く通しました。元からコントロールには定評がありますから、Folesにとって最高の環境でした。
   さらにPedersonはアジャストされ始めると、次々とプランを変え、Patriciaに負担をかけました。60分間を戦い抜ける数のプランがあったことに脱帽ですね。


QBキャッチ、4thダウン
   NEとPHIの数少ない差だったと思います。落球したBradyとキャッチしたFoles。Bradyへのパスは優しくなかったですが、あの状況は取らなくてはいけなかったです。
   また4thダウンを2度成功させたPHIと失敗したNE。PHIは2つのTDに繋げたことを考えると、NEは成功させなくてはいけなかったです。



雑感
   書きたいことが多くてまとまりません。また分けて書くと思います。
   素晴らしい準備、素晴らしい実行力、高い実力、駆け引き、布石など多くのことがありました。本当に面白かったです。
   PHIファンの皆様おめでとうございます。本当に強かったです。
   これにてNFLの試合はお仕舞いになります。皆さまお疲れ様でした。また来年もNFLを楽しみましょう^ ^


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・さて明日はいよいよSuper Bowlになります。やはり2週間しっかり準備しての対決は楽しみです。どんなプレイが飛び出すのか、どんなドラマがあるのか、どんな結末が用意されているのか。


Philadelphia Eagles
   MVP級の活躍していたQB Carson Wentzを失い、控えはNick Foles。その実績からファン以外はほとんど勝ち上がることを予想していませんでした。アンダードッグを覆してきたチームがミネソタの地でどんなパフォーマンスをするのか。

パワーランで主導権を握る
   PHIにはAjayiとBlountという2人のパワーランナーがいます。さらに強力なOLがおり、彼らがNEのフロント7相手に主導権を取れるかは序盤における最大のポイントでしょう。ここで勝てれば前半は有利にオフェンスを展開できる可能性が高いです。ランを機能させてFolesの負担も軽減したいですね。


INTを投げない、ファンブルをしない
   Folesが主体となって勝ちを導くプレイを期待するのは酷でしょう。彼にはゲームマネージャーてしてミスすることなく、出来ることをこなしてTDを取ることが求められます。
   そのためにはターンオーバーで攻撃権を手放すことは避けなくてはいけません。実力が伯仲しているだけに、ターンオーバーから一気にモメンタムを失うことに繋がってしまいます。堅実なプレイを期待です


高速DLでプレッシャーをかけろ!
   破壊力はJAXのDLの方が上だったかもしれませんが、スピードとデプスの厚さではPHIの方が上でしょう。常にローテーションすることでフレッシュな状態を保つ彼らは終盤になっても脅威です。
   DT Coxが有名ですが、DE Grahamも実力者。サックまで至らなくても常にブラインドサイドからLTを押し込み、QBにプレッシャーを与えます。Bradyを焦らせてタイミングを狂わせたいです。


RBとWR Cooksを抑える
   White、Lewisに代表されるRBたち、そしてWR CooksはNEオフェンスに縦の幅を与える選手たちです。彼らを1対1で抑え込むことが出来れば、TE Gronkowskiにダブルカバーを引くことが出来ます。どちらかのマッチアップでPHIは勝ちたいです。
   RBにはスピードのあるLB Kendricksがマッチアップすると思います。早いRBへのパス、サイド際へのタイミングパスをどれだけ防げるかが重要になるでしょう。タックルを外すのも上手いですから、タックルミスも気をつけたいです。
   WR CooksにはエースCBのDerbyがマッチアップするでしょう。Cooksのスピードのクイックネスは脅威ですが、アグレッシブに攻める必要があります。1試合通してこの攻防は注目です。


先行逃げ切りを決めれるかどうか
   NEに追いついて逆転する展開はかなり珍しく、また難しいものです。PHIとしては先行してリードを保ったまま4Qに入りたいです。
   そのためにはやはり先制TDを取りたいです。ODともに入りかたが重要になるでしょう。先制し、追加点をとり、常に14点差を保つようなプレイが出来れば勝利はぐっと近づきます。
   とはいえSBという舞台で普段通りのプレイをすること、普段通りのゲームプランで行くことは不可能に近いです。相手はアジャストが得意な百戦錬磨のNE。細かくて早い修正を施しながら、頭をフル回転させる必要があります。このアジャストの攻防にも注目です。


雑感
   DLでアドバンテージを取れるか、ラン攻撃を機能させることが出来るか?この2つが重要なファクターです。仮にここのマッチアップで勝てないと厳しい戦いになります。
   とにかくミスをしないことが重要です。攻めながらミスをしない。かなり難しいですが、やらなくてはいけません。豊富なタレントを活かして目線を散らしながら試合を進めたいです。
   PHIは決してアンダードッグではありません。彼らは強い。良い試合になることに期待したいです。
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・Kirk Cousinsの移籍先のオッズが出てます。1番人気はブロンコス。そこにNYJやCLEが追随するとの予想です。キャップの空き状況からするとDENは厳しいんですけどね…Cousinsはお金も大事だけど、勝てるチームかどうかも大事と話しています。さてどうなるか

・TE Gronkowskiはようやく制限付きながら練習に参加したようです。2週間あるので脳震盪からの復帰は可能でしょう。問題は体が鈍っていないかどうか。


New England Patriots
   みなさんご存知「東の帝国」ことNEです。昨年のチャンピオンであり、2000年代以降最強のチームですね。ここ4年で3度目のSB制覇を狙います。今回はNEのポイントを何点か取り上げたいと思います。

RBを上手く使う
   おそらくPHIはマンカバーを使用してきます。NEはマンカバーでミスマッチを作れる選手が何人もいますが、もっとも序盤で使うのはRBになります。LewisとWhiteですね。
   この2人がフラットゾーンやカールゾーンといった短いパスからのRACなどを稼ぐことが出来れば5ヤードは期待できます。これが出るかどうかはドライブ継続力に大きく影響してきますので、序盤の攻防で最重要ポイントになるでしょう。
   もちろんRBですから、中のランも重要ですが、PHIのラン守備はリーグ屈指であり、ここが出ると皮算用するのは危険だと考えています。出れば選択肢が増えるので、NEとしては中ランも機能させたいです。


ミドルのGronk、ディープのCooks
   Gronkowskiは「戦術グロンク」と言われるように、ミドルでマッチアップする選手やカバーを無視してキャッチできる選手です。この戦術グロンクが機能することでNEのオフェンスはアンストッパブルになります。マッチアップするであろうMalcom Jenkinsとの攻防は注目ですね。完璧に抑えていても1発でひっくり返す可能性があるので、最後まで気が抜けません
   CooksはNEオフェンスに奥行きを与える選手です。Cooksの奥があるからこそFSはそちらを気にするため、Gronkowskiが空くという好循環も生まれています。逆に言えばCooksがCBとのマッチアップでフリーになれない状況(CB1人に抑えこまれる状況)ですと、NEオフェンスは苦しくなるでしょう。


パワーラン潰し
   PHIは多彩な攻撃が特徴ですが、軸となるのはAjayiとBlountを使ったパワーランになります。特にプルアウトを多用してのランは強いです。NE守備はまずこのランを止めることが重要になります。鍵を握るのはNT Malcom Brownではないでしょうか?C Jason KelceやRG Brandon Brooksの強烈なダウンフィールドブロックを阻止して、LBがタックル出来る環境を作る必要があります。これが止まらないと、去年と同様にハーフまで手を焼くことになるでしょう。


Folesへプレッシャーをかける
   エースQB Carson Wentzは離脱したものの、先週のFolesを見るにPHIオフェンスの強さは健在です。Folesは多彩なWRに投げ分けていて、彼らを全て同時に抑えきるのはいかなNEといえど難しいでしょう。そこで、Folesにプレッシャーをかけることで焦らせて、パスの精度を落としたいです。投げられなければパスは怖くありません。パスラッシュの工夫に注目です
   またプレッシャーをかけて投げ急がせることが出来れば、ゾーンカバーによってINTできる可能性があります。そのアドバンテージを得るためにもパスラッシュは重要です。


ゲームプラン
   NEが苦戦する試合はほぼ全て先制された試合になります。特に14点差をつけられると、逆転勝ちしても厳しい試合が多くなっています。まずは14点差をつけられないことがポイントになるでしょう。
   2つ目はターンオーバーです。NEの負けパターンの1つにターンオーバーによって劣勢になるものがあります。自陣では絶対に避けなくてはいけません。ターンオーバーの出る位置とタイミングも試合の趨勢を大きく左右するでしょう。


雑感
   NEは強い。これは純然たる事実です。徹底した準備、最悪まで想定しそこから巻き返すプラン、そして実行力。チームとしてのお手本ですが、言うは易く行うは難し。素晴らしい組織です。
   でも、そんなNEも最近はPOでの苦戦が目立ちます。負け試合が増えてきて、相手チームもNE対策をしっかり行っていることの証でしょう。ですので、今年のSBでPHIに余裕で勝つという展開はおそらく望めません。控えQBでも勝てるチーム力は侮れるものではないです。
   それでも、慢心や油断と程遠いNEですから勝つ可能性は十二分にあります。展開としては3Qの終わりに7点差以内ならほぼ確実に勝てると思います。でも14点差ついていたら厳しいでしょう。
   NEとしては序盤でミスマッチを見つけてそこを足がかりにTDを重ねる展開です。またTD取れなくてもPHIを自陣の奥に縫い止めて、ロングドライブを強いること。Folesに時間を与えず、考える時間を奪い、ミスを誘発すること。これが出来れば勝つでしょう。
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