K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:レギュラーシーズン > NFL2017


・まだWeek2ですが、DENのラン攻撃がリーグトップだそうです。今年は全体的にラン攻撃が不調なのも関係していると思います。これがあと14週続くといいです

・Demarcus Wareのトリビュートをやりましたが、Peyton Manningも来ていたそうです。ManningがINDよりもDENに顔を出している気がします。気のせいですかね?


1、LeSean McCoyを止めろ!
   BUFのOCは昨年までDENにいたDennisonです。つまり、昨年DENでやっていたこととほぼ同じオフェンス、ゾーンランのWCOです。
   DENファンの皆さんは覚えているでしょうが、このオフェンスはランが出ないと成立しません。ですので、BUFのオフェンスを止めるためにはエースRB McCoyを止める必要があります。


2、ランを出す
   BUFと言えばDLが強いことで有名です。今年も例外ではなく、ランをしっかり止めて来ています。
   DENオフェンスが好調なのはランによって安定してヤードを稼げていることにあります。今週はここまで好調のランを試す試金石となるでしょう。
   不安があるとすれば、ここまでLT Bollesの離脱ですね。ランブロックでの貢献も高かったので、Stephensonに変わってどうなるか?注目です


3、ゾーン守備を攻略する
   BUFのHCは元CARのSean McDermottで、タンパ2由来のゾーン守備を特徴としています。前2試合以上に複雑なカバーになります。
   ここまでしっかりとカバーを読んでいるSiemianですが、BUFはよりタイトなコントロールとタイミングが求められるでしょう。ここで結果を残せば今年はいよいよ期待できます。


4、終盤の時間の使い方
   4Q前後からDENオフェンスは保守的になり、ボールを進めることが出来なくなっています。時間は使えず、フィールドポジションは悪いので、守備への負担も増えます。またINTも出てますね
   今回は4Qの15分間でもボールをコントロールする攻撃が見たいです。これが出来なければ強豪相手には厳しいですし、POへ出ても期待は薄くなってしまいます。リスクを減らしつつ時間を使う。そんな攻撃に期待です。


   今シーズン初めてのアウェイの試合になります。BUFは先週ロースコアゲームでした。攻撃にとっては大きな挑戦になるでしょう。
  ここを勝って同地区OAKを迎え撃ちたいですね。
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・今回は、昨年のリーディングラッシャーであるEzekiel Elliottを8ヤードに封じたDEN守備のやり方を見ていきます。

・LT Garett Bollesはハイアンクルの捻挫と骨挫傷で数週間outとのこと。ハイアンクルは人によって治り方が違うので復帰時期はまだはっきりしません。無理せず完治してから帰って来て欲しいです。bye明けのWeek6が目処になりそうです。

・Aqib Talibが通算10個目のPick6。これでDeion Sandersを抜いて単独4位になりました。上の3人はRod Woodson, Charles Woodson, Darren Shanperという豪華なメンツ


Elliottの止め方 アライン編
   アラインとは、守備のセットの位置のことを言います。相手の体型や自分たちのカバー状況で決まります。

   今回DENが採用したのは5-2-4でした。普段の3-4守備というよりは、4-3underと呼ばれる体型に近いです。

   正面からはこんな感じです。かなり奥にFSがぽつんといますね。1発TDだけは絶対に阻止する布陣です。DALがランを捨てるまで試合を通してこのアラインを使いました。


How to Stop

1、ギャップを埋める
   ギャップとは、OLとOLの間のことを言います。RBはこのギャップを走ってヤードを稼ぎます。守備側はギャップを埋めて、RBが走る場所を潰そうとします。
  CとOGの間をAギャップ、OGとOTの間をBギャップ、OTとTEの間をCギャップとそれぞれ呼びます。
   DENはこのうち、両方のAとBを3人のDLで塞ぐことを意識していました。


2、コンテイン
   コンテインとは、ボールキャリアーを内側に追い込むためにブロッカーの外側から顔を出す人のことを言います。これをすることで、守備側は人数の多い中央にキャリアーを追い込んで止めます。
   今回はスクリメイジにセットした2人のOLBがこの役割を担いました。彼らがOTやTEの外側からElliottを見ることで、Elliottは外を走ることが出来ませんでした。

3、押し負けないこと
   これが1番大事なのですが、リーグ屈指のDALのOLを相手に押し負けなかったことです。特にNT Pekoはオールプロにも選ばれたC Fredrick、RG Martinのダブルチームで押されませんでした。やはり、ランはCが押し込めないと出ません。なので、Pekoの存在がかなり大きかったです。


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・新加入のRubin、WR Taylor、OG Turnerが普通にinactive。NT Kerr、QB Lynch、RB Booker、CB Langleyが怪我でout

・カートで退場したLT Bollesはアキレス腱を怪我した模様。レントゲンでは怪我の状態がわからず、明日の朝にMRIをします。脚をブーツで保護して松葉杖…最悪も想定したいです。
本人は来週の試合に出るつもりらしいですが、無理だけはダメです。

・Demarcus Wareのトリビュートが行われました。Wareはアメフト関連のものは身につけず

・結果は42-17で勝利。DALオフェンス攻略の解答を示した形になりました。


オフェンス
   Siemianやばい。4TDですか…ロングドライブでのTDもあり、投げどこも素晴らしくコントロールも良い。INT投げてしまったのは残念ですが、この2試合は充実した内容を送っています。正直ここまで良いとは想像していなかったので、嬉しいサプライズです
   RBはC.Jが113ヤードを激走。フィジカルを活かした強い走りを見せました。TDも獲得。Charlesも49ヤード獲得でC.Jとの1、2パンチを形成。頼れるベテランです。
   開幕から好調のDemaryiusだけでなく、Sandersも躍動。2TDおめでとう。Latimerが地味に2キャッチ
   OLはBollesの奮闘が目立ちました。それだけに怪我が心配です。今シーズンの楽しみのひとつなのに…RT Watsonは酷いプレイが多いですね…ファンブルの原因となるサックでも負けていました…ランブロックが良いのが慰めか

   3rdダウン9/15。ランで178ヤード。33分以上の時間を使う素晴らしい内容でした。これを毎試合続けたいですね。今週はテンポ良くヤードを取れていたので、3rdダウンもショートが多かったです。それをランで取れたのも成長ですね。
   とはいえ、ターンオーバー2つから14失点しましたからそこは反省したいです。



ディフェンス
   フロント7がランをシャットアウト。あのElliottを8回9ヤードに封じました。これはDAL対策における解答となるかもしれません。100ヤード以下に抑えられるかが鍵だと思っていたので、これは完璧ですね。相手のリズムも壊せました
   Vonちゃんは4Qに2サック。おめでとう。さすが
   TalibはDezにTDを取られましたが、最後に103ヤードINTリターンTDを記録。通算10個目は名CB Deion Sandersを抜いて歴代4位です。HarrisもINTを記録。Robyも反則なく、良いカバーが多かったです。
   
   ランを封殺したことで、パス一辺倒になりPrescottに50回投げさせました。それでも238ヤード喪失ですから、以下に短いパスしか投げさせなかったかわかります。4thダウンでは2/5しか許さず、改めてタフなことを見せてくれまして。TDもターンオーバーからですし、まともに進ませ無かったですね。


ST
   McManusは47ヤード失敗。反則で無くなった50ヤードは成功。外さないで〜
   Dixonは4Qまでパントを蹴らず。リターンされた2本目は良く無かったですね。
   McKensieはナイスPR。Latimerはファンブルしないでね


   昨年からDALに初めて完勝したチームになったのではないでしょうか?相手の弱いところにつけ込み上手く主導権を握りました。
   オフェンスが安定し、時間を使ってTDを取れるようになったのでディフェンスが疲れない。という好循環ですね。これを続けていきたいです。
   とはいえ、OL中心に怪我人が出ているのは心配です。まだ控えの弱いポジションもありますから、怖いです。
   ホームで試合の間に貯金を作りたいです。本当にタフなのはシーズン後半の遠征が連続する時です。
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