K猫のDENファン日記

NFLデンバーブロンコスのファンブログです! その他にもドラフトやFA、プレイ解説も行っています!

Category:FAまとめ > 2017FA


・札束ビンタは一段落したものの、能力の高い選手は残っています。ここからが第2ラウンド。


DT2人獲得
 CINのNTドモタ・ペコと前INDのDTザック・カーを獲得しました。とりあえずデプスは埋まったものの、昨年ひどかったDTクリックが2番手です。更なる補強が欲しいです。
 しかし、これで先発が埋まったと見るのも早計だと思います。ペコはNFLで大ベテランに入る12年目を迎えます。数年前のような活躍を期待するのは難しいかもしれません。カーも若手ながら問題があり、FAになっています。ラン守備の改善にはなるかもしれませんが、マリクの穴は埋まっていません。


ロモどうなるの?
 OsをトレードしたHOUが先頭を走っているのは間違いないです。彼らはロモを取るためにCBボイエも手放しました。
 それに加えて、ロモが放出されてもブロンコスが取りにいく保証はない。という報道もされています。
 ブロンコスとしてもチーム整備が中途半端な状態ではロモに飛びつけないのがあります。彼を取ったからすぐにSBではないです(POは行けると思います)。それに昨年とったリンチに見切りをつけるほど素晴らしい選手でもないと思います。
 14M相当のキャップヒット(今のブロンコスが動けるほぼ限界額)、数々の故障歴、37歳という年齢、PO経験の少なさを考えるならば良い選択ではないと思います。


OL整備はまだ終わってない
 先日Over The CapのLTの契約を見ました。えぇ、BRONCOSという文字がゼロでした。ゼロ。
 LTマストニーズですが、FAでは並のLTにトップ10級のお金を払うので、獲得出来ませんでした。ということはドラフトなのですが、今年は近年稀に見る不作の年…幸い20位という位置はトップOTを狙える位置であります。(下にHOUとSEAがいます)
 ドラフトでLTを取るならほぼ1巡です。具体的にはギャレット・ボールズかライアン・ラムチェックですね。まぁボールズ取りたい。取れなかったら負けかもしれません…
 RGはT.J.ラングを狙っているという話もあります。しかし、昨年の先発だったガルシア、スコフィールドがいますので値段次第でしょう。ドラフトのOGは比較的層が厚いので、4巡辺りでの補強になりそうです。


リチャードソンをトレードで獲得?
 ペコは2年7.5Mのスターター待遇ですので、NTはデプス補強だと一先ず考えます。そうなると先発が欲しいのはDT(3テク)になります。ここはマリクが抜けてからの穴ですし、パスラッシュの肝を握っていたことを考えると、それなりの代償が必要になります。(だから年13Mを出してまでカライス・キャンベルに手を出してます)
 持ち上がっている話題でこの条件に当てはまるのは、NYJのシェルドン・リチャードソンです。チームにはモハメド・ウィルカーソン、レナード・ウィリアムスという先発がおり、リチャードソンは控えになっています。更に薬物使用で4試合の出場停止も受けるなど、フィールド外での問題もあります。
 NYJはベテランカットでキャップを開けたので、リチャードソンを安く放出することはないでしょうが、今年がオプション5年目で来年UFA、タダで流出させるくらいならトレードしたい思惑があります。それに今年の動きの無さから、来年から一気に再建したい意図も見え隠れしています。
 リチャードソンのトレードで問題になるのは、ドラフト指名権でしょう。控え、8Mのサラリー、薬物問題、来年UFAで大金マストだとは言え、守備新人になるほどの逸材です。NYJも2巡は欲しいと思っているでしょう。エルウェイだと…4巡+6巡とかでしょうか?
 最近だとシーミアンを絡めてのトレード話もあります。詳細はわかりませんが、シーミアンを失わず、2巡を残して(3巡放出は仕方ないです)、リチャードソン取れると良いシナリオになりそうです。


デプス補強どうするの?
 OLBはウェアとの再契約があるのでしょうか?
 ウェブスターの穴はドラフトでしょうか?
 ILBはこのままのメンツで本当に大丈夫でしょうか?  
 
ブロンコスは優勝したときほどデプスは厚くないです。今年のドラフトはOTマストですし、TEでディファレンスメイカーを狙っているとの噂もあります。上位指名を上手く活かして将来のスターターになれる選手を獲得してもらいたいです。

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・そして誰もいなくなった。ついにNFLにも札束でビンタする時代がやってきたようです。


札束燃やすぜオスウィーラー
CLEゲット Os+18年の2巡+17年の6巡
HOUゲット 17年の4巡+10Mのサラリースペース
 100Mという広大なキャップスペースを生かしてまさかのOs獲得。ついでに2巡も獲得。これがマネーボールか…詳しい考察は「野犬留置場」を見てください。
 1年前は未来のブロンコスの先発とか言われていたFAの目玉だったのに…これからロンダリングされてどこぞへトレードされるでしょう
 CLEはサラリーキャップ下限対策も兼ねているでしょうね。これで7巡でも貰えれば大成功でしょうね


OL高い
 LT経験者(並)が軒並み年11Mを超える契約をゲット。オクーンもリーフもカリルも高いですねぇ…ウィットワースを取ったLARが1番の勝ち組かもしれません(全体2位OTに見切りをつけてますが…)。RTに年9M払う時代になったんですね…
 一方のOGもザイトラー5年60Mを皮切りに昨年のオセメレ価格が続いていますね。
 ブロンコスはLGロナルド・リーリーを4年35M、20M保証、RTメレニク・ワトソンを3年18.3M、11M保証で獲得しました。両者ともに先発経験があり、怪我さえなければグレードアップ間違いないでしょう。あとはLT(マストニーズ)、RG(グレードアップしたい)でしょう。


爆買いジャガーズ
 SSバリー・チャーチ、CBボイエ、DEキャンベルを獲得。相変わらずの金満を見せつけます。ドラフトでWRかRBとってオフェンスを整備すれば一気に化けるかもしれませんね(ボートルズ契約延長あるので続くかは知らない)。
 JAXの先発DLだけで46M近いキャップを喰っており(ここに控えが加わる)、破綻していないことに感心しますね…


ブロンコス評価
 元より高額FAにそこまで興味津々ではなかったですが、DEキャンベルに逃げられたのは痛かったです。JAXとの契約が4年60M、30M保証でした。ブロンコスの提示は4年52M、24M保証と言われており、マネーパワーに負けた感じです…DEクリス・ベイカーもTBにとられており、完全に後手に回りました。
 LGリーリー獲得(値段も抑え目)、RTワトソン獲得と着実にアップグレードに成功しました。しかし、LTに関してはオーバーペイが目立ち補強しませんでした。FA高騰の煽りを受けましたし、現状いない中では痛いですが、払いすぎは失敗したときが辛いです(昨年のように)。ドラフトマストニーズになりました…
 残るFAではOGラングが大物でしょう。あとは出戻りFAやNTですかね。ここら辺は豊富に残ってます。値段を抑えて獲得したいところ


仕掛けるNE
 CBスティーブン・ギルモアを5年65M、40M保証で釣り上げたのを皮切りに、INDがTEアレンと6巡を4巡でお買い上げ。さらにCARからDEイーリーと3巡を2巡でお買い上げ。さらにNOからWRクックスと4巡を1、3巡で買い上げました。指名権は減ったものの、昨年のDEジョーンズ、LBコリンズでもらった指名権を上手く使っていますね。これでハイタワーと再契約でもしたら…
 昨年あの戦力で勝てましたから、今年はガチで来てますね。とりあえず、ブレイディの給料を2倍にしましょ。罰あたりませんから。みんなディスカウント禁止で吹っ掛けないと…


WASのGM解雇
 スコット・マクルーエンが初日に解雇されました。コンバインにも来てませんでした。いやーやばいでしょw


トレードするかも?
 NYJとシーミアンをリチャードソン+指名権でトレードするという噂があります。しかし昨年の先発QBであり、リンチに時間がかかる現状では手放せません。ロモの動向次第とも言われており、獲得したならば一気に話が進みそうです。そのロモも値段とキャップ次第ですからわかりません。DALはトレードしたいらしいですが、DENもHOUも応じないと言われています。ロモの引退の話も出ていますし、どうなることやら…



FAだとまだRBとNTを中心に選手が残っています。欲しい選手もいますから、取って欲しいですね。
とりあえずのニーズはLT(もはやドラフト)、RG(アップグレードしたい)、NT(安くとりたい)、DE(ドラフト微妙なんだが…)ですね。あとは可能ならば…くらいでしょう


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・前回のエントリーで書きもらしが多かったです。申し訳ありません。加筆修正して新しい記事を書くことにしました。すぐに新しい情報出てきたしたし‥

・MINが年18MになるRBエイドリアン・ピーターソンのオプションを破棄しました。このままだとピーターソンはUFAとなります。あと10日でMINは新契約を結ぶのでしょうか‥オプションを破棄したことからその可能性は低いと思われます。

・KCがRBジャマール・チャールズを解雇しました。度重なる怪我で思うように働けず、ここ数年はパフォーマンスの低下も見られました。おまけに、チームはチャールズ抜きでも勝てましたからね。予想されていたことですね。
 そして、SSエリック・ベリーと6年78MというS最高額で再契約しました。優先度は高かったですが、値段も高くつきました。それでも値段通りに働くでしょう。

・NYJがCBダリル・リーヴィスを解雇しました。「リーヴィス・アイランド」とも呼ばれた変態マンカバーは年齢から来る衰えで陰りを見せていました。さらに先日の暴力事件もあり、解雇されたしたね。悲しい晩年になりそうです。
 NYJはマンゴールド、クレイディ、ジャコミニ、フォークなどのベテランのカットで計37Mを削ったそうです。これでリチャードソンのトレードも焦る必要はなくなりました。着々と再建への道を進めているように思います。
 
・NOがFSジャイルス・バードを3/10(FA解禁初日)に解雇するそうです。4年前のFAの目玉も度重なる怪我で不甲斐ないパフォーマンスに終わりました。新天地でBUF時代の輝きを取り戻せるのでしょうか?

・NEがLBドンタ・ハイタワーにタグを使用しないそうです。LBはボンちゃんなども含まれるので値段が高い傾向にあるからでしょう。数年前のFSマコーティーのように解禁してからの再契約もあるでしょう。ハイタワー移籍となるとNEとしてはかなり厳しいシーズンになりそうです。


FA戦線
前回でも述べた通り、大きなターゲットはOLとDLだと思います。ここで先発級を獲得してグレードアップしたいところ。


OT
・アンドリュー・ウィットワース CIN
・リッキー・ワグナー BAL
・ライアン・リーフ DET
・ライアン・クレイディ NYJ
・ラッセル・オクーン DEN
・ダグ・フリー(解雇されたら) DAL
 ビーチェムなど他チームで先発失格の烙印を押された選手は省きます。
 35歳のウィットワースは実績、能力ともに申し分ないのですが、その高齢が問題となります。いつ衰えが来るかわからず、この1年にかけるなどで無いと獲得するのがリスキーだと思います。CINから出る原因もここです。
 ワグナーは今年評価を上げた選手でRTをやっています。BALはキャップが厳しいので、ほぼ確実にUFAとなります。パスプロまで含めればこの人もありです。NFLで1年だけの活躍は怖いですが…
 リーフは元LTで今年はRTでした。ランブロックに特に定評がありますが、パスプロも及第点以上で、平均的なスターターにはなるでしょう。値段も4年28M程度で済む可能性が高く、狙い目だと思います。
 クレイディとオクーンはバックアップ想定です。彼らがRTの先発がギリギリのラインだと思います。 
 フリーはキャップがカツカツのDALの放出候補の一人です。ロモの動き次第では市場に出てくるでしょう。彼が取れればRTの最適解になりそうです。


OG
・ケビン・ザイトラー CIN
・ラリー・ウォーフォード DET
・ロナルド・リーリー DAL
・T.J.ラング GB
・ルーク・ジョッケル JAX
 
 ザイトラーは昨年のオセメレのような選手であり、プロボウル級の実力をもつ選手です。高くつく可能性が高く、金額を重視されてしまうとブロンコスは手を出せないと思います。
 ウォーフォードは素晴らしいOGですが、怪我が多く、耐久力に不安があります。このタイプに大金を払うのはエルウェイが嫌がるところでもあり、縁がないと思います。
 リーリーはDALの強力OLの一角であり、人気銘柄だと思われます。しかし、両隣がオールプロという環境は本人の実力を引き上げている側面もあります。移籍してもしっかり能力が発揮できるのか、果たして…
 ラングはGBの強力OLの一角ですが、高齢と怪我が気になります。昨年のシットン放出でも残ったということは、あと数年は働けるのではないかと思っております。ブロンコスが狙っているという噂もあります。
 ジョッケルはOGとして素晴らしい働きでしたが、怪我で全休となりました。これが4年間で2度目になり、耐久力が危ぶまれます。持っているポテンシャルや運動能力は高いですが、果たして…


DL
・カライス・キャンベル ARI
・ドンタリ・ポー KC  
・ブランドン・ウィリアムス BAL
・ジョナサン・ハンキンス NYG 
・ベニー・ローガン PHI

 キャンベルは今年のFAでは有数の実力者です。3Tというあまり人の多くないポジションで活躍している選手でもあり、3-4経験者ということからも、ブロンコスの獲得が有力視されています。ぜひ取りましょう
 ポーとウィリアムスはトップクラスのNTであり、中のランを封殺しながらも、パスラッシュでも貢献できる選手たちです。こちらは若いこともあり、年10M近い額が予想されます。
 ハンキンス、ローガンもNTですが、こちらはパスラッシュ能力がそこまで高くなく、よりリーズナブルな金額になるでしょう。Slyと同じグループと考えることもでき、デプス要員という考え方と期待値になるのではないかと思います。スナップ率40%程度の選手にいくら払うのか?という問題にもなりそうです。


例外
RB エイドリアン・ピーターソン MIN

 殿堂入りレベルの選手ですから、ニーズなどを無視して獲得に動くかもしれません。このレベルの選手はドラフトでも滅多にゲットできません。プライスレスな選手ですから、条件が合えば獲得の可能性はあります。  
 しかし、ADを獲得することで、CJのスナップ数は大幅に減りますし、オフェンスも彼中心になるでしょう。彼がチームの一員としてスナップ数が減ることなどに納得しないのであれば、獲得はないでしょう。
 個人的には面白そうですが、それで他のポジションに手が回らないなら獲得は見送るべきです。まずは攻守のラインから補強しなくては。


LBやCB、スロットWR、RBなどは控えレベルが多く、これならドラフト生え抜きや今のロスター要員でも充分に事足りると思います。
今年のFAはニーズを埋めつつ、土台となれる選手を獲得することが大事だと思います。数年後のSB制覇を目指した補強になると良いです。

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