チーム分析
昨年は前半は負けるに負けましたが、後半は怒涛の連勝をするなど、終わってみればPOまであと一歩の9-8でした。前年がリーグワースト2位でしたから、一気にポジションが良くなりました。
目を引くのがオフェンスでした。強いOLがいたとはいえ、多彩な若いスキル陣を活かして得点を重ねました。守備も序盤は本当に酷かったですが、FS Kirby Josephなどの台頭もあり、後半は失点が激減しました。
勝ち越ししたにも関わらず6位があるのはSEAと似ていますね。ここ数年はドラフトが上手くいっているので、今年も継続をして久々のPO進出に繋げたいです。
Lionsの指名予想
Jared Goffに変わるフランチャイズQB獲得の可能性はありましたが、あまりそのような素振りは見せていませんね。恐らく今年の上位指名を使うことはないと予想します。他のオフェンスポジションですが、強いていうならTEですが6位に見合う選手はいないので2巡以降になると思います。今年のTEクラスは層が厚いと評判なので、2~3巡まで待てます。
そうなるとディフェンス側がトップピックになる可能性が高いです。最大のニーズであったCBには、Cam Sutton, Emmanuel Mosleyを加えました。それでも、Jeff Okudahはエースとして充分な活躍ではありません。以前としてCB指名は考慮されるでしょう。そうなると6位ではDLの可能性が高まりますね。4-3守備はDLの質が高いほど強力になります。昨年Hutchinsonをとったことに満足せず、DEかDTを加えたいです。
ではDTかDEどちらでしょうか?DT Jalen Carterの予想が多かったですが、プロデイでも全く振るわずリスクが更に上がりました。こちらはスルーすると予想します。その場合のDTはLucas Van NessやBryan Breseeですが、トップ10で指名されるほど抜けた実力者ではありません。やはりDEの方が可能性を感じますね。
6th Pick, Tyree Wilson, DE, Txas Tech

まとめ
昨日に触れたように、Tyree Wilsonはポテンシャル枠であり、成功するかはわかりません。ただ、身体能力の高さは本物であり、賭ける価値はあるでしょう。どこまでやれるのかわかりませんが、DETのように周りのDLも強い環境があれば、Wilsonの強みであるスピードも発揮される可能性があります。
正直に言えば、今年の6位は難しいです。前のIND, SEAとDETのニーズが被っていること、ポテンシャル枠が多く、カレッジでの実績が充分な選手が少ないことが理由です。同時にトレード相手を見つけるのも難しいポジションになります。そのような状況でDETがどのように立ち回り、誰を指名するのかに注目です。
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