・評価方法は悩みました。基本はスタッツ判断で、そこにオールプロ選出、プロボウル選出、先発試合数7割(45/65)、各個人賞を加点として評価することにしました。
   また、指名順位やポジションによって基準は厳しくなります。そして3順までの選手を対象にします。大変なので。4順以降で活躍した選手は個別に取り上げます。


1-2 RB Saquon Barkley
44試合(44先発)、659キャリー2937ヤード19TD,190キャッチ1482ヤード8TD
    1年目は1307ヤード11TDで、これがキャリアのほぼ半分という…足首、膝と怪我をしてからバランスを崩してしまっています。
   カレッジでは最強で、そのままNFLでも活躍しました。しかし怪我してからはスピードが落ち、キレもなく平凡なRBです。昨年は13試合に出たのに593ヤード2TDと非常に寂しい数字でした。残念です


2-34 OG Will Hernandez
62試合(56先発)
   パワー自慢で、ランブロックが高評価のOGとしてドラフトされました。2年目までフルスターターでしたが、3年目に先発から控えに降格しました。4年目に先発に戻りましたが、消去法的な選択であることは否めませんでした。オフシーズンに1年1.1MでARIへ移籍しています。
   特徴とされたパワフルなランブロックはほぼ見られず、パスプロの苦手な長所のないOGになってしまいました。この時期のNYGは割とOLに投資しているのですが、Hernandezのように期待ほど活躍せず補強効果が出ないパターンが多かったです。


3-66 DE Lorenzo Carter
49試合(33先発)、153タックル, 14.5サック, 21TFL, 3FF, 1INT
   フルシーズン戦ったことなし、シーズン最多サックは4年目の5サック。4-3のOLBではなく、3-4OLBや4-3DEメインでこの数字はかなり厳しいですね。せめて8サックくらいはしないと…
   Carter悪い選手ではないですが、Edgeとして考えると微妙すぎます。控えならいいですが、先発としては凡庸です。ここら辺は3巡指名パスラッシャーあるあるなので仕方ないのでしょう。


3-69 DT B.J.Hill
48試合(17先発)、116タックル,7.5サック, 10TFL, 3PD
   前年に指名したNT Dalvin Tomlinsonと合わせてラン守備の要となりました。しかし、翌年Dexter Lawrence指名によって控え落ちしました。酷いドラフト戦略だ。DTは3年連続で上位指名するポジションではないです
   控え落ちし、スタッツも下がったことで4年目始まる前にCINにトレードされました。CINでは16試合(2先発)、50タックル, 5.5サック, 6TFLと控えとしては最高レベルの活躍でした。結果的に3年30Mの大型契約を勝ち取っています。
   このHillを放出してNYGが獲得したのがC Billy Priceでした。カレッジ最強のパスプロテクターは、パワー不足と怪我によってまともに活躍出来ませんでした。パワーのないOLはダメと教えてくれた選手でもあります。現在はFAで未所属が続いています。


まとめ
   トップが2位で3巡まで4つ持ちという恵まれたドラフトでしたが、そのアドバンテージを全く生かせていないドラフトと言えるでしょう。特に上位でセーフピックとされるOG, DTで外すのはきついですね。後者は自業自得な面もありますけど
   ドラフト直後はBarkleyという10年に1度の逸材に、ドラ1予想もあったHernandezの時点で勝ち組扱いでしたが、4年経つと分からないものですね。ドラフト直後の評価がいかに信用ならないかという証でもあります