・嬉しいニュースが届きました。Tim Patrickと契約延長です


3年30M(18.5M保証)
   年平均10Mになりました。一昔前なら高く感じますが、時は令和。トップWRのサラリーが20Mを突破したことを考えると、これは割安となります。WRで22番目とのことです
   WR22番目ですが、ここ2年のドラフトはWR大豊作てあり、ベテランからルーキーへ転換を図ったチームも多かったです(ブロンコスもそうですね)。それも加味すれば順位ほど高くはないでしょう


Tim Patrickという男
   Tim Patrickはユタ大学を卒業して、2017年のUDFAでBALに入りました。しかし、キャンプ中にカットされて、SFのキャンプに参加しました。残念なことにSFの最終ロスターに残ることは出来ませんでした。その後DENのPSに拾われ、1度カットを経験しますが、再契約によりPSでシーズンを終えました。
   転機が訪れたのは2020年です。エースWR Courtland SuttonがACL断裂により、Week2でシーズンエンドとなりました。ドラフト1位のJerry Jeudyはプロのスピードに苦戦して落球が増えていました。その中で堅実なキャッチ力と高さを備えたPatrickがメインターゲットとなる機会が増えたのです。そうして800ヤードを稼ぎブレイクしました


Patrickの特徴
   とにかく落球しません。届く範囲のボールは全てとる集中力は素晴らしいですね。PFFに評価されているように、キャッチ力ならばNFLでも屈指の選手です。
   そして凄く献身的です。サイズを活かしたブロック能力、ルートラン全てで手を抜くことはありません。怪我もせず、スロットからワイドアウトまで対応できるのも魅力ですね


まとめ
   昨年のNT Mike Purcell, DT Shelby Harrisに続いてキャリアの崖っぷちから成長して、チームに貢献した選手と契約延長しました。安い給料でチームに貢献してくれたら、あとはサヨナラなんてことはよくあるNFLですが、こうやって大金を掴むサクセスストーリーには夢がありますね
   高額なFA選手が来るのも魅力的です。生え抜きのドラフト選手との契約延長も最高です。それらと同じくらい、苦労人が掴む契約延長は最高ですね
   これでオフシーズンはSuttonとの契約延長に全力を出せます。今年は先発のFAが多いため、Gm George Patonは大変でしょうが、頑張って欲しいです