・遅れましたがSB55の振り返りになりす。
SB55 レビュー
Tom Brady vs Patrick Mahomes、2000年代を代表するGOATと、将来のHoFを既に手中に収めていそうな若手のホープとの対決となりました。まさに世代の代表が衝突する1戦ですね
TBはKCにレッドゾーンを割らせないこと(TDを取らせない)が焦点になります。KC側はBradyにプレッシャーをかけてターンオーバーを取れるかがポイントになります
KCは序盤からMahomesのスクランブルが目立ちますね。TBがHillにダブルチームを使ってる影響でもあります。しかし、TBのゾーンカバーは距離間が素晴らしいですね。ゾーンカバーの理解度が高い証拠です
TBはランで押して、ショートパス投げてますね。3番手WRがAntonio Brownで、2番手TEがCameron Brateは豪華ですね…最後はGronkへのTDパスを通して先制しました。
KCはRACで稼ぐオフェンスなのですが、TBのLBコンビLaVonte DavidとDevin Whiteが速いですね。速すぎて意図したプレイが出来ていません。
TBはランで進んでいますが、Rob Gronkowskiが素晴らしいです。エッジブロッカーてしては現在のNFLでもトップクラスの実力者ですね。そしてTBのブロッカーはミーンな(卑怯な)ブロッカーが多いですね。性格の悪いプレイしてます。更に縦の得意なMike Evansとインブレイキングルートが得意なChris Godwinを並べてからの、Evansにインブレイキングルートを走らせるという。お互いの得意なルートを交換させるのは結構効果的なんですよね。一気にRZまで来ましたが、KCディフェンス決死の守備でギャンブルまでストップ。これはモメンタムを相手に渡さない素晴らしいものですね
Hillへのパスで危険域から脱出したKCですが、スクリーンはめちゃめちゃ警戒されてますね。そしてKelceがドロップ。波に乗れませんね。と思ったらTyrann MathieuのINT!もペナルティーで取り消し…波に乗れない…更にFG蹴らせたのにオフサイドで1stダウン…これは愚かなペナルティー…有り得ない…
KCなんとかFGを返しましたが、1分でTBはレッドゾーンまで侵入しました。ここら辺はBradyさすがですね。Mathieuまじで可哀想。あのカバーでDPI出されたらDB何も出来ないです。アンキャッチャブルやろ。そして単騎セットする3番手WRがAntonio Brown。えげつないデプスチャート
後半開始。Clyde Edwards-Helaireの良いラン2つでKCが進みますが、LaVonte DavidがTravis Kelceをマンツーマンで抑え込むという。Davidのカバー能力がえげつない
TB次のドライブであっさりTDラン決めました。上手に中央のゾーンを意識させての、powerですが綺麗に決まりましたね。KCはLB陣のリアクションが悪かったです。
LT Mike RemmersがShaq Barrettに蹂躙されてサック献上。更に無理なげした結果INT。KCらしくないミスが凝縮したドライブですね。
TBがあっさり進みますね。お手本のような4-3マンカバー攻略ですが、何よりOLが強いです
TB何が凄いって、ゾーンカバーの中央をLB1人でカバー出来てるってことなんですよね。そのお陰でディープにSF2人置けるので、Hillへのダブルカバーなどをやりやすくなっています。ゾーンの受け渡しも上手ですし、ゾーンの間隔の取り方も良いですね。タンパ2は極めればは最強であることを証明中
Mahomesエスケープ能力も恐ろしいが、なぜその体勢から30ヤードほどボールが飛んでくるのか。意味がわからない。そして2連続でえぐい体勢からエンドゾーンへパスが届く。やー意味がわからない。笑えるほどわからない。体幹と投擲能力カンストしてるな?
TBはランで時間潰しに走りますね。見え透いたランプレイですがKCは止めれてません。ライン戦で完全に負けています。
Kelceがミドルでオープンになってロングゲイン。足痛そうですがMahomesかんばる。えぐいラッフィングザパサーで反則もらいました。このサックの形はPeyton Manningの怪我を思い出しますね…幸いにも重傷ではなかったです。
TB4Qの残り5分を切っても一切プリベントなし。Mahomesに攻める隙も与えません。そしてAntoine Winfield Jrはめちゃ煽ってますね。ピースサインはTyreek Hillの決めポーズです。
Mahomes最後まで果敢にエンドゾーンを狙うもINTされてゲームエンド。プロ入り初のTDなしがSBになりました
雑感