・水曜に上げるはずの記事が木曜になっていた…(/)・ω・(ヾ)ツライム


Tampa Bay Buccanners
   大ベテランTom Bradyの獲得に成功し、そのネームバリューもありTE Gronkowski, WR Antonio Brown, RB Fournetteといったプロボウル経験者がチームにやってきました。長年POから遠ざかっていたTBを1年目からPOに導いたのはさすがBradyですね
   Bradyが素晴らしいのはそうですが、フロント7の強さもかなりのものです。Jason Pierre-PaulとShaq BarrettのデュオはNFL屈指のEdgeコンビですし、NT Ndamkong Suh, LB LaVonte David, LB Devin Whiteも素晴らしいです


Washington Football Team
   BLM問題もあり、長年のRedskinsから改名しました。開幕時の先発は2年目のDwayne Haskinsでしたが、内容の悪さと規律違反から解雇されています。先発に定着したベテランのAlex Smithが5-1の成績でチームを立て直し、同地区が軒並みコケたのもあってPOに進みました。
   着実に強化しているODのラインが強みです。POではTaylor Heinickeが先発しました。


TB@WAS レビュー
   TBがパスや反則で前進するとFGを決めて先制します。その後、INTをきっかけにAntonio BrownへのTDパスを決めて9-0となります。反撃したいWASもHeinickeのスクランブルやパスを絡めて前進し、最後はRB McKissicのTDランに繋げます。しかし、次のドライブでTBはWR GodwinへのTDパスを決めて15-7と再び突き放します。その後はお互いパントを蹴り合う展開が続きますが、前半残り2分を切ってからTBがFG成功。18-7として前半を折り返します。
    3Q開始の攻撃で攻め立てたWASはFGにたどり着き18-10と点差を縮めます。3Q残り6分からのドライブでは、Heinickeの奮闘によってTD、さらに2ptコンバージョンを成功させて18-16まで持っていきます。
   TBはBradyのパスで前進しますが、RZに入ったところでWASのサック、良いカバーがありFG止まりに終わり、21-16とします。続くWASのドライブを3&outにすると、ランを中心にフィールドを横断して最後はFournetteのTDランに繋げて28-16とリードを増やします。しかしながら、WASもHeinickeがミドル、ショートのパスを通してTDゲットで28-23と点差を縮めます。
   逃げ切りを図りたいTBでしたが、WAS守備の粘りもあり2分ほど時間を使いFG獲得になり31-23となります。8点差を追いかけるWASでしたが、TB守備のプレッシャーもあり最後はパス失敗でゲームエンドとなりました。


キーモーメント
2Q 10:03 Tom Brady pass to Chris Godwin TD
  この場面は、TBがTDを決め、WASもTDを返した次のドライブでした。WASとしてはここをFGに抑えていれば12-7とTDで逆転という場面でありました。しかしながら、2ドライブ連続でTDまで持っていかれたのは試合の流れを厳しいものにしてしまいました。全体的にWAS守備は奮闘しましたが、この2ドライブのどちらかを抑えたかったです


まとめ
   TBとWASの力の差はありましたが、Heinickeの奮闘がそれを点差に表しませんでした。WAS側はパスドロップや反則など減らせるミスが多く見られました。WRやRBのタレントの差も如実にありました。
   TBは目を見張るような強さはなかったです。しかしながら、BradyとArians HCの熟練コンビによって着実に試合時間を潰していきました。DB陣がもう少し安定すれば次も面白い戦いになるのではないでしょうか