・2試合目は同じNFC西地区に所属するSEAとLARの試合です。


Los Angeles Rams
   2018シーズンにSBに進出するも、昨シーズンはOLの不調もありPOを逃しました。しかし、今年はD#の大奮起もあり10-6で再びPOに帰ってきました。
   DT Aaron Donaldは13.5サック19.5TFLと変わらずモンスターですし、OLB Leonard Floydも10.5サックと守備にフィットしたのが大きかったです。この2人に加えてCB Jalen Ramseyがオールプロの活躍で、守備ランキング1位でした。


Seattle Seahawks
   2年目のWR D.K.Metcalfがそのポテンシャルを遺憾無く発揮し、強力なパスアタックを展開しました。一方でRB陣は今年も健康に過ごせず、Russell Wilsonがラッシュヤードでチーム2位でした。
   守備ではトレードで加入したSS Jamal Adamsが良い活躍をしていました。それでもチームのベストプレイヤーはLB Bobby Wagnerでした


LAR@SEA レビュー
   LARは先発がJared Goffではなく、John Walfordでした。ショートパスを中心にリズム良く進んでいましたが、スクランブルの際に脳しんとうでoutとなってしまいます。あれは反則でした
   1Qはともに守備がよくLARの3点止まりに終わります。2Qに入ってGoffはCooper Kuppへのロングパスをヒットさせますが、この後は続かずFGの3点を追加するだけになります。この時点で6-3とロースコアな展開でした。しかし、続くSEAのオフェンスでCB Darious WilliamsがスクリーンパスをINT、そのままエンドゾーンまで持ち込むPick6で13-3と突き放しにかかります。食らいつきたいSEAはWilsonがプレッシャーから逃れ、WR Metcalfへのロングボムをヒットして13-10と追いすがります。この返しのドライブでLARはRB Cam Akersがパスを受けて大きく前進すると、ランを重ねてエンドゾーンまでボールを運んで20-10と再び10点差にリードを広げました。
   3QはSEAのD.J.Reedのビッグリターンから始まり、それを足がかりにSEAはFGを追加します。その後試合は膠着し、両軍とも無得点のまま3Qが終わります。
   WR Robert WoodsへのパスとRB Cam Akersのランを足がかりに前進したLARですが、3rdダウンショートのランプレイはSEA必死の守備に阻まれ、FGでの加点に終わります。SEAのD.J.Reedがパントリターンでファンブルし、これからLARはRobert WoodsへのTDへ繋げました。次のドライブでWilsonの個人技で前進すると、Metcalfへのパスを通して30-20とします。試合を終わらせるためにギャンブルでの1stダウン更新を狙ったLARですが、ここでもSEAが気迫の守備でターンオーバーにしましたが、最後はLARのパスラッシュによって4thダウンでサックされて試合終了となりました。


キーモーメント 
2Q 2nd&7@SEA47  LAR Pick6(Darious Williams)
   試合結果は30-20ですが、ここに大きく寄与したのがLAR守備です。特に得点に直結したこのPick6は前半のモメンタムを決定づけるものでありました。このプレイはスクリーンをINTする難易度の高いものでもあり、余計にSEA側にプレッシャーを与えました。
   これとは直接関係はないですが、SEAのプレイコールは似てましたね。パスシチュエーションでacross, fade, post, comebackのコンビネーションがほとんどであり、あれならカレッジでも止められる可能性あります。Lockett, Metcalfという素晴らしい選手がいても、これだけ読まれていたら厳しいです


キーモーメント2
2Q 2:53@LAR26  LAR Cam Akers44ヤードキャッチ
   お互いTDを取り合う均衡展開の直後のドライブです。SEAはQB Goffにプレッシャーをかけてスクランブルレーンも潰していましたが、Akersへのショートパスが決まり、そこから40ヤード近く運ばれました。これで一気に敵陣に入ったLARは2プレイでTDまで持っていきます。13-10→20-10になったのはかなり痛い展開でした。
   

まとめ
   Russell Wilsonがこれだけパスに苦しむのは珍しいことです。パス成功率が50%を切れば勝つのは難しいです。DLのプレッシャーが厳しかったですね。Leonard Floydは常にRTに勝ち、LGは回転ドアとなっていました。Aaron Donaldが負傷で下がった後もプレッシャーがかかっていました。ライン戦で完全に負けていました
   一方のLARは判断と割り切りの早いJohn Walfordの時はパスが通っていましたが、Goffに変わった後は苦戦しました。SEAのDLはかなり奮闘していました。結果的にCam Akersに140ヤード走られた訳ですが、パスは169ヤードに抑えていて数字ほどのダメージではなかったです。
   結局のところSEAはPick6とOLの不振が最大の敗因となってしまいました。