・SWCW(Super Wild Card Weekend)になりました。とりあえず全6回やる予定です。POは完走したいので、お付き合いくださいな


Buffalo Bills
   13-3の成績で、1995年以来の地区優勝を成し遂げました。Sean McDermott HCの元4年目で結実したシーズンと言えるでしょう。
   3年目のQB Josh Allenは飛躍の1年となりました。元より素材としては超一流でしたが、ついに確率の高い素晴らしい選手となりました。4544ヤード(69.2%)31TDでオールプロ2ndチームに選ばれ、MVP候補の1人でもあります。


Indianapolice Colts
   Week17までもつれるデッドヒートの末11-5てで最終シードに潜り込みました。Andrew Luckの電撃的な引退から2年。大ベテランPhillip Riversを迎えてPOに返り咲きました。



試合のレビュー
   先制したのはINDでした。RB Jonathan Taylorのラン、WR Michael Pittman Jrへのパスなどで前進してFGを決めます。1Q終了直前にBUFはJosh AllenのQBキープフェイクからTDパスを決めて逆転。7-3で1Qを終えます。
   2Qに再度前進したINDはTaylorが押し込んでTD。10-7と逆転します。更にその後も攻めたINDはゴールライン目前まで迫りますが、TDを狙った4thダウンギャンブルは失敗に終わります。残り時間2分弱タイムアウト3つ、エンドゾーンまで96ヤードという状況になったBUFですが、Josh Allenが落ち着いたプレイを見せて着実に前進し、TDに繋げました。14-10BUFリードで前半を折り返します。
   後半に入ってもBUFペースは続き3QにFGで加点、4Q開始直後にはWR Stefon Diggsへのロングボムヒットで24-10と大きくリードします。しかし、ここからINDも反撃を開始し、着実に前進するとZach PascalへのTDパスに繋げます。BUFに3点取られるも再度前進してTE Jack DoyleへのTDパス成功+2ptコンバージョン成功でその差を3点にまで縮めました。INDは最後にヘイルメリーを狙いましたが、これは通らず27-24でBUF勝利となりました。


キーモーメント1  
2Q 2:00 3rd&Goal @BUF1ヤード
   この試合の流れを大きく変えたのはここでしょう。残り1ヤードTDを取れば17-7と大きくリードを広げるチャンスでした。そこでINDは左のオープンへのランを選択し3ヤードのマイナスとなりました。この後4thダウンギャンブル失敗で無得点となったばかりか、BUFにTDまで持っていかれて14-10と逆転されて前半を終えることになります。
   INDとしてはスピードのあるTaylorならば、中央へのダイブが警戒されてる状況であれば、オープンを捲れると考えたのでしょう。しかしながら、いくつかの誤算が存在していました。
   DE#97 Mario Addisonの強烈なペネトレイトで大回りさせられたこと、NCB#24 Taron Johnsonのランサポートが早かったことです。この2つによってプレイは潰されました。
   しかし、BUFはSS#22 Jordan Poyerが上がりの早いランサポートの良いSであり、NCB Johnsonもいいんですよね。中央にEdmundsとMilanoのLBコンビがいるので、彼らはオープンに意識を多く割くことを考えるならば、このプレイコールは軽率だったとも言えます


キーモーメント
4Q 3:50 Josh Allek Fumble@IND34
   このサック&FFのリカバーがBUFだったのはかなり大きかったです。もしINDがボールを抑えたならば、FG圏内からのスタートであり、時間を使いながらあわよくばTDを、そうでなくともFGで同点という攻め方が出来ました。百戦錬磨のPhillip Riversなら時間を消費するのはそう難しいことではないです。  
   しかしながらリカバーはBUFでした。RT Daryl Williamsはチームを救うビッグプレイでした。ここでBUFがリカバーするあたり、彼らにツキがある証拠でもあります


まとめ
   面白い試合でしたね。どちらも守備が要所を締めていましたし、大きなミスもなかったです。INDはWRにタレントがいればもっと違った結果になったのかもしれません
   BUFは来週BALを迎え撃つことになります。Lamar Jacksonを含めたBALのランアタックにどう対応するの?BALのパス守備にどう立ち向かうのか?楽しみです