2019年のBAL
 14-2、12連勝でRSを締めくくりました。しかしPOでTENに敗北と天国も地獄も見たシーズンでした。2年目のLamar JacksonがほぼMVP確定の活躍でした
 まだ2020年も主力の大半が残ります。Lamarのルーキー契約が残ってるうちにSBを狙っていくでしょう


オフシーズン問題1 Marshall Yandaの去就
 10年代最高のOGであったYandaですが、30歳を超えて怪我も増えるなど満身創痍になっています。今シーズン限りでの引退も噂されているように、新シーズンはいない、またはパフォーマンスが低下する可能性があります
 BALはOLが控えになるとオフェンス全体のパフォーマンスが著しく落ちます。特にPOレベルの相手に勝っていくことを考えるならば、控えの質も大事です。
 とはいえFAなどで補強するにはお金が足りません。なので3巡か4巡のミドルラウンドで指名するのではないでしょうか。Yanda引退ならもっとハイラウンドでの指名が必要てす


オフシーズン問題2 WR補強
 ドラ1指名のMarquise Brownは良かったですが、2番手以降のSeth Roberts, Myles Boykin, Willie Sneadはワンポイント起用では輝くものの、絶対的なクオリティー不足を感じさせました。もちろんBoykinの成長にかけるなんて選択肢もありますが、それは消極的な解決策ではないでしょうか?
 欲しいのは器用なWRです。オプションに絡めるスピードやボールスキル、RPOでターゲットになれるキャッチ力のある選手がいれば、今のオフェンスは更に強化できます。ドラフトならLaviska Shenault Jr(Colorado)、Tyler Johnson(Minnesota)、Brandon Aiyuk(Arizona St)など


オフシーズン問題3 エッジラッシャー
 Za'Darius SmithTerrell Suggsが抜けてエッジラッシュの強度が落ちました。更にMatthew JudonがUFAになります。2桁サックをしたOLBですし、今年プロボウラーに選出されたことを考えると年15M級の契約になるでしょう。
 BALは現時点で29Mの空きしかないので、引き止めると他のポジションの補強はかなり厳しくなります。それでも引き止める必要があるでしょう


まとめ
 ここから2年はどうやってサラリーキャップをやり繰りするのか?にかかってきます。後ろに契約延長する選手も控えている中で、難しい取捨選択を迫られることになりそうです
 昨年はFAで派手に動きましたが、今年はそんなことはなくドラフトを中心とした静かな動きになりそうです